2007年03月31日
(4)話す前に、相手の話をよく聞こう。
「会話そのものがより豊かになるような」あいづち。
これは、あいづちを打つことで話の奥行きが広がっていく、ということです。
では、どういうあいづちの打ち方をしたら、話が深まる方向に導かれていくのか。
ひとつは、相手のいったことをほとんどそのままオウム返しに繰り返すようにあいづちを打つやり方です。
目の前の相手は、自分の話したいことを今まさに話しているわけですから、サーファーが波に乗るが如く、さからわずに受け手の自分もその内容をそのまま繰り返すことで、同じ話の波に乗るわけです。
"I bumpted into Taro yesterday." "Oh, you met Taro?" 「昨日、太郎にばったり会ったんだよ。」「え、太郎に会ったの?」
(ちなみに、この場合のあいづちは"Oh you did?"という言い方のほうが普通ですが、使い慣れないうちは、上のような「相手のいったことの繰り返し方式」でもいいでしょう。)
"It was Yoko who did that.""Wow, She really did that!?"といった感じですね。
ただし、同じあいづちを一本調子でずっと使わないほうがよいことはもちろんです。
(あいづちを含めた表現のバリエーションをひろげることの必要性については、以前、「英会話 表現のバリエーション」で書きましたので、よろしければご参照下さい)
さて、もうひとつは…。