(2)英単語を大量におぼえるために
英単語をおぼえるために、現在は「読む」「聴く」のもっぱら二つしかやっていない理由ですが。
これはなんといっても、「書いて」「話す(発音する)」ことをやっていると、時間がかかってしょうがないから。
これに尽きます。
それならば、速読・速聴を心がけることにして、可能な限り大量の単語をおぼえるほうに時間を回そう。
ある時からそのように考え、もっぱらその方法論で、今日に至っているわけです。
(あ、念のため書いておきます。言うまでもなく、英語習得に関する方法論は数え切れないほどありますので、ワタクシが現在この日記に書いているやり方が皆さんにとって最善だと主張するつもりは毛頭ありません。
あくまで、ワタクシが個人的にとっている一方法ということで、お読みいただければと思います。
世の中には、ワタクシや皆さんのやり方と真逆の方法論を主張し、これこそ英語習得の決定版!などと、宣伝しているヒトたちもたくさんおりますので、安易に他人のやり方を全面的に取り入れるのはやめておきましょう(笑)。)
英単語をおぼえる一番最初の段階だけは、多少時間をつかってしまうのは、仕方がありません。
ラインマーカーを引いたり、アクセントの箇所にマルをつけたり、関連語を鉛筆で横に書き込んだり、初回はどうしても時間をとられてしまいますよね。
問題はその後、おぼえた単語の復習をしながら、短期記憶を長期記憶に移し変えていくプロセスに費やす時間です。
この時に、前回書きました理想的な「読んで」「聴いて」「話して(発音して)」「書く」の4プロセスを馬鹿正直に繰り返しておりますと、確実性は高まりますが、一日におぼえられる個数は限られたものになります。
大体、CDを何回も巻き戻して発音をチェックしながら丁寧に書き取り練習なんかしていると、どうしても疲れて量をこなせなくなります(少なくとも、ワタクシは結構すぐに疲れ飽きてしまいました)。
学習を長く続けるためには、疲れないやり方を考えていくことが、結構大事なことだと思います。
たとえ英語の学習が好きでも、好きなことだったらいつまでも飽きずに続けられる、というわけでもありませんからね。