Weblio英単語帳、和→英のフラッシュカード学習が個人的に最強。
かなり以前に Weblio英単語帳~個人的にかなり理想的、英単語記憶の専用ツール。という記事を書きましたが、今ではほぼ毎日欠かさずWeblioにログインする、ヘビーユーザーになってしまいました。
上の記事を書いてから月日も経ち、その間Weblioもずいぶんと進化を遂げていまして、今ごろ思い出したようにまた書くのも、ちょっとアレなのですが。
やはり自分の現在の英単語力をチェックするのに(というか、せっかく苦労して覚えた英単語を忘れたくないだけという、ケチくさい話ですが)これほど優れたツールもそう見当たらんだろうということで、再びWeblio英単語帳をフィーチャーしてご紹介しようと思うわけです。
とはいっても、このweblioの使い方についての初心者向け解説を今から書くのもちょっとシンドいし、すでに良い記事もいろいろアップされていますので。
詳しくはまず公式の解説ページを読んで頂くとして、ここではワタクシが個人的にやっている、weblio英単語帳を使った学習方法をご紹介します。
まず、有料の「プレミアムサービス」に登録します。
プレミアムサービス(weblio)
月額300円(税抜)かかってしまいますが、無料だと単語が200個までしか登録できません。これがプレミアムサービスに入ると、20,000語まで登録できるようになります。
昔の記事で「単語が2万個くらまで登録できたらなおヨイのに」と書いたら、ホントにその後そうなったので、まずは良かったなと。
200語だとよほど事前に精選して登録しないと、すぐ上限に達してしまいますしね。
英単語学習をマジメにコツコツやっていたら、200語程度だと「え、もう終わり、たったこれっぽっち?」と、きっと感じてしまうはずです。
プレミアム会員になればフォルダも好きな名前をつけて200個まで作れるし、広告も非表示になって、英単語学習に専念できる点もグッドです。
で、ここからがポイントですが、徹底的に活用すべきは「単語帳の復習」機能です。
「選択式問題」や「ディクテーション練習」もありますが、一日にそんなに英語にばかり時間を割いていられん…という方に何と言ってもオススメなのが、「フラッシュカードで復習する」の機能。
これを選んでから、単語の出題順序を「ランダム」、出題形式を「和英」に設定して、あらかじめ自分が参考書や問題集からチェックして登録した、覚えたい単語やすぐに忘れてしまう短い英文をかたっぱしからテストしていくわけです。
時間制限、たとえば以前に(5)英単語を何とかしたい で言及した「1秒ルール」のような自分ルールを設けて、トライするとなお良いでしょう。
ちなみにワタクシの場合、朝起きてコーヒーなんぞを飲んだ後おもむろに、「単語帳の復習」ページにログイン。
手もとのキッチンタイマーを、10分後に鳴るようセット。これまで登録した20冊くらいの英単語帳フォルダから、その日の気分で好きなのを2つほど選んで、フラッシュカード形式で復習しています。
「1秒で2単語」を目標にはしますが、つっかえながら1語で5~6秒考えこむものもあったりで、平均すると10分で250~400単語くらいかな。
日によって調子の善し悪しもありますし、覚えたてのものは次にスイスイとは行けませんからその辺は深く考えず、タイマーが鳴ったらとにかく終了です。
朝に10分ほどやって、その日の英単語学習はたいていオシマイにしています。
ちょっと考えて思い出せないときは割とすぐ答えを見て、立ち止まらず次にいきます。
同じ単語をそのうち何度も目にするわけですから、いつかは記憶の底に定着するだろうくらいのユルい気持ちでやるのが、長続きするコツですね。
で、何でこのスピード感でできるかというと、このWeblio英単語帳、PCキーボードの右下にある「矢印キー(←と→)」に人差し指と中指を常に置いて、カードを前後に自在にめくることのできる設計になっているからです。これがスバラシイ。
10分もやっていると2本の指だけがちょっと疲れるけど、紙の単語帳をめくるよりは数段速くできるし、画面をタップするよりも速い感覚があります。
これができるからこそ、調子がいいときは1秒で2語程度、画面上で英単語の和英チェックが可能になるわけです。
同じようなことを述べているブログの記事↓を見つけたので、参考までにご紹介しておきます。
weblio英単語帳の効率的な復習方法(むらログ)
ただワタクシの場合、「覚えた」への移し替え機能は、面倒くさくて使ってませんけど。「勉強中」「覚えた」は区分けせず、ずっと混ぜ込ぜのままです。
「覚えた」英単語を何度も見直すのは時間の無駄という考えもあるでしょうけど、そもそも単語一個あたりに費やす時間が秒レベルなので、そこまでは気にしていないわけです。
ひたすら「フラッシュカードの和英チェック」のみ、使うキーは「←」と「→」の2つのみで、やっています。
自分的にわりと英単語学習の達成感を得やすいのは、「和→英」でチェックしていることが大きいかな、と思っています。
日本語の単語を0.5秒もかからず脳内で英単語に変換できれば、実際の会話ではほぼ苦もなく単語がスルスルでてきますから、何も「英語で考える」と力まなくても、日本語思考を脳内で英語に変換した後のアウトプットだけで結構イケるんですよね。
会話の流れが不自然と感じるほどの、時間差が生じないわけです。
こんな感じで1日10分程度、語数にして1万程度の単語やフレーズが脳内に溜まった後に、わりと瞬間的に和英変換できるようになった後は強いです。
英語である程度話すべきシーンに遭遇しても、困ったという感覚が無くなるような気すらしてますが。まず頭の中で日本語的に行けるのが、心理的に大きいですしね。リスニングの問題もあるから、ちょっと楽観的過ぎるかな?
「ペラペラ英語が口をついて流れ出る」とまでは言いませんが、会話だけに限るなら、この練習を続けるだけでも結構コミュニケーションがとれるように思うのですけど。
反射神経を磨くだけで外国語が上達するとはもちろん言いませんが、うろ覚えの単語を中心に1万語程度、スピードを意識しながら毎日和英変換の反射神経を磨いていると、外国語としての英語をずいぶん楽な気分で取り扱えるようになりますよ。
たとえれば、5キロのダンベルで毎日筋トレを続け、半年後のある日1キロのダンベルに持ち変えてみたら「軽っ!」と感じるような、あの気分です。
ぜひお試しあれ。
あとweblioにリクエストもしてるんですが、Nexusのようなタブレットだとキーボードも無いしで、「進む」のタップボタンしかないんですよね。
タブレットだとPCのように前後に自在にカードをフラッシュできないところが、個人的にちょっとストレスたまります。
タブレット仕様ではぜひ、「前に戻る」ボタンも画面に追加して欲しいところであります。