(5)英単語を何とかしたい
    もう少しだけ、英単語に関する雑感を書きます。
    
    英語の大家である故・長崎玄弥先生の本を以前、ワタクシも一生懸命読んでおりました。
    
    今でもはっきり覚えている一文がありますので、それをご紹介したいと思います。
    細かいところはうろ覚えですが。
    
    「英⇔日、日⇔英、それぞれが1秒以内で出てこないと、実用的英語としては十分な用をなさない。」
    
    確か「奇跡の英単語」だったと思いますが、書かれていた趣旨はそういうことでした。
    
    ワタクシが勝手に命名したところの「1秒ルール」。
    これは、初めて読んだ当時はかなり衝撃をうけましたし、今でも心に残っていることの一つです。
    先生の本をはじめて読んだ当時は、英単語で難しいものが出るのは数秒かかっていた、または結局出てこなかった(笑)こともしょっちゅうでしたし。
    
    1秒というのは相当なスピードに思え、ずいぶんと高いハードルのように感じたことが、皮膚感覚として今でも残りまとわりついているようです。
    
    しかし、今となってはよくわかる、深く納得するところですし、まったく無理のないお話をされている、と思います。
    ワタクシ的には、現在は新しい英単語を覚えるときにはもう少し欲張って0.5秒くらいを目標に置きたいものだと思っていますが。
    それくらいのスピードでないと、会話の時には思考が言葉に十分に先行できない気がしますので。
    
    ただ、頭から出てこない単語は何秒たってもでてこないことだけは、昔と変わらずです(笑)。ま、常日頃より「目標は高く」ということで。
    
    いくつになっても深く悩まないところも、そういえば当時から変わってないな~。