2012年07月06日

急速に身につけた英語や英会話力は、急速に忘れる運命に。


気がつくと前回の記事を書いてからすでに8ヶ月が過ぎ、日記と名乗っていてよいのか?状態になっていますが、何事もなかったかのように更新を続けたいと思います。

できれば月イチ更新位には、ペースを戻したいところですけど…。


久しぶりに書くネタを提供してくれたのは、2年近く前に書いたこの話の続報的ニュースです。

えぇ、「社内の公用語を英語にする」ということで、この2年間を準備期間としていた、とある(笑)国内最大級のインターネット総合サービス企業が、いよいよその完全実施に踏み切ると発表したのですよ奥様。


判断のモノサシとしてTOEICスコアを使うようで、役員ともなると800点必要だとのこと。

部門ごとのTOEIC平均点とか比率とかを、毎週競い合うそうです。

社員のTOEICスコアも平均で170点伸びたということで、トップダウンで短期間でガッと活をいれてみたら、目に見えて成果も上がったというわけですね。


まぁ以前も書きましたけど、これは当然といえば当然の結果。

会社の業務となると、昇進だのクビだのがリアルにかかってきますからね。

4コーナー手前でピシピシ鞭を入れられて、周囲も一斉にゴールめがけてなだれこんで盛り上がっている環境下、自分ひとりだけノホホンとお茶をすすっているわけにもまいりません。


経営陣は社員に、英語力の上達スピードアップを求める。

社員も会社と自分のためにガンバる。TOEICの平均スコアもみるみる上昇。

グローバル市場への対応が進んで、会社の業績もますますアップ。

他の国際展開するサービス企業も、成功例に続けとばかりに追随…。

と、みんながハッピーな好循環になるんでしょうか?


…わかりませんね。先のことなぞ、ホントにわかりません。


ただひとつ、まぁ間違いないだろうと思うのは、この手の外部強制的アプローチで短期間で身につけた英語・英会話力は、万一その環境からいったん遠ざかることにでもなると、実力をキープしていくのがものすごく難しいということですね。


転職とか、あるいはなにかのはずみで会社の経営方針が変わってロシア語必須(笑)になるとかね。

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英語・英会話 上達そこツボ!日記
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