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  1. 「やったつもり」は、結局は「やっていない」と同じ。
  2. 管理人の「オススメ!英語本リスト Vol.2」(2007年7月末現在)
  3. アナタの英会話力を「つや出し」するのに、ピッタリの一冊。
  4. 日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(5)
  5. 日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(4)
  6. 日々の英語学習で、「ひとこと朝宣言」。
  7. 日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(3)
  8. 日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(2)


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2007年07月30日

    「やったつもり」は、結局は「やっていない」と同じ。

    英語・英会話の本などもこれまでいろいろとご紹介していますが、ワタクシは個人的には、買ってきたそれらの本の英文に、マーカーや赤線を引っぱったり、あるいは英単語のところにグルグルと丸をしたりするのが、とても好きです。

    いわゆる、本をきれいに読むタイプではなく、汚して読んだような気になっているタイプに、属しています。

    ですので、語学関係の本に限っては、ブックオフ行きとなる可能性は最初からゼロですし、よほど駄作と判断したものを除いて、これまで語学関係で買った参考書は、ずっと手元に置いてあります。
    ワタクシの手元には、もう10年以上前の英会話本が、いまだにたくさんあります。

    それら古い本を引っ張り出してみると、10年以上前のかすれて変色したマーカーの跡が、あちこちの英文に、いっぱい引かれたままになっています。

    が、それらのチェックした英文や英単語・フレーズを、じゃあ完全にモノにしているか?となると、まったくそんなことは無く、「なんでオレは、こんな英文に線を引いたんだろう」「この線を引いてある熟語、今はじめて見たような…」というモノに、実にたびたび、出くわします。

    潜在記憶的は、「見たおぼえはあるが、忘れた」くらいのレベルにはなんとかたどり着いてほしいところですが、線がひっぱってあるにもかかわらず、もうまったく、見たおぼえがなかったりする。

    ま、本の最終ページに至るまでマーカーの線を引ききることに夢中になり、中身がアタマに入っていない、ということを、はからずも証明しているわけですが。

    ま、それは置いておくとして、本日メッセージをひとつ出すとするならば、「やったつもり」は、結局は「やっていない」んだよ、ということですかね。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月27日

    管理人の「オススメ!英語本リスト Vol.2」(2007年7月末現在)

    キリのいいタイミングで、これまでの日記の中でご紹介してきた管理人オススメの英語関連本を、紹介記事付きでリストにまとめるようにしています。

    ということで、今回は、Vol.2となります(なお、Vol.1はこちらです)。

    自分にあう・あわないはあると思いますが、「こんな良質の本が1,000―2,000円程度で手に入れられるとは」というようなモノを選んでご紹介しているつもりです。

    新刊本や発行部数の少ないものは、書店のコーナーにいつまで並んでいるかわかりませんが、そういうことにかかわりなく、ヨイものはヨイです(笑)。

    書店にない場合は、Amazonなどをチェックしてみてくださいね。

    また、以前もご紹介したとおり、Amazonのマイページに自分用ブックリストを作り、以下のオススメ+自分の気になった本をリストアップしておくと、いざというときのチェックも速くて、とってもヨイです。


    ・英会話

    ネイティブ英語の10ヵ条―もっと話せる!もっと伝わる!!
    (デイビッド A.セイン (著) 、インディゴ出版、1,200円)
    紹介記事:アナタの英会話力を「つや出し」するのに、ピッタリの一冊。(2007年7月25日)

    英会話フレーズ2220―細かく言い表し伝えたい
    (小林 敏彦 (著), ショーン M.クランキー (著) 、三修社、2,100円)
    紹介記事:この本を一冊覚えたら、英会話に大きく自信がつくこと、間違いナシ。(2007年6月24日)

    話す力をつけるための日英翻訳レッスン
    (青戸ゆき 著 はまの出版 1,470円)
    紹介記事:英会話のアウトプット力をあげたい人への、オススメ新刊書。(2007年5月26日)

    ・英単語

    ネイティブの小学生なら誰でも知っている 英単語10000語チェックブック
    (晴山 陽一 著、ダイヤモンド社、 2200円)
    紹介記事:本日は、またまた本のご紹介です。(2007年6月2日)

    ・リーディング/ライティング

    英語のブログを読んでみよう アメリカ人のブログを読んで「英語力」を上げる!
    (ごく普通のアメリカ人26人/オフィス・サウス、廣済堂出版、1,575円)
    紹介記事:ちょっとした日常表現を英作文してみることが、楽しめる本。(2007年7月5日)

    ライティング・パートナー ― プロのイギリス人ライターに学ぶ英文の基本ルールから書き方のコツまで
    (クリストファー・ベルトン 著, 渡辺 順子 訳、コスモピア、2,310円)
    紹介記事:グリーティングカードを、英語でサラサラと書きたい方へ。(2007年6月10日)

    ・その他

    アメリカ人の英語―文化と言葉のまるわかりガイド
    (ディレリ・ボルンダ ジョンストン (原著・著),伊藤 菜摘子 (翻訳) 、NHK出版、¥1,050)
    紹介記事:アメリカ英語とイギリス英語の違いを学ぶには、この本で。(2007年5月11日)

     

     

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月25日

    アナタの英会話力を「つや出し」するのに、ピッタリの一冊。

    本日は、オススメ本のご紹介です。


    ネイティブ英語の10ヵ条―もっと話せる!もっと伝わる!! 
    (デイビッド A.セイン (著) 、インディゴ出版、1,200円)

    この6月頃に発売された本ですね。

    基本的な英会話表現を使える人が、その会話表現のほんのちょっとしたところに気を配って、つけ足したり修正したりするだけで、より生き生きとした、英語らしい英語になってくる。

    いわば、あなたの英会話表現の「つや出し」をしてくれる本、そして、あなたが身につけようとしているのが英会話の単なる技術ではなくて、コミュニケーションそのものなのだということを、あらためて思い起こさせてくれる本です。

    タイトルにもうたっていますが、「強調して」「ソフトに」「フレンドリーに」「丁寧に」「自然でカジュアルに」「楽しく」「上品に」「慎重に」「知的に」「短く」、話すべし!と、10ヵ条から成る切り口を設定してあります。

    そして、これまで学校英語で学んできたような英会話表現が、より生き生きとしたフレーズに生まれ変わるよう、「ふつうの英語」VS「もっとネイティブな英語」として、日本語訳もつけ微妙なニュアンスの違いがわかるように対比させながら、実用的なフレーズをコンパクトな解説付きで掲載しています。

    この本を一通り読んで、このデイビッド セインさんは、英語を聞く側への配慮を高めることが、英語力を向上させるカギになると考えているんだな、と感じました。

    ワタクシは、彼の著書を何冊か持っていますが、どの著書も、「アナタの英語を聞いた相手がどう感じるのか」を、ていねいに説明しています。

    終戦後の英語教材などほとんどなかったような時代ならともかく、これだけ英語を勉強する環境が満ちあふれている、いまの日本。

    「とにかく言いたいことが伝われば、それでいいのだ」という態度で英会話を学ぶことから、もう日本人を卒業させることが自らの使命だと、ひょっとしたら、彼は考えているのかもしれません。
    それくらい、彼の著書はすべて、「聞く相手の目線と感情」に一貫してこだわった編集がなされています。

    とくに初心者の人こそ、学習の最初から、このような細かい微妙なニュアンスの違いにこだわった本を読むところからスタートしたほうがよいと思います。

    日本の英会話教育は、どちらかというと、「文法重視、最初は意味さえ正しく伝わればOK」という、いわば「自分中心主義」的な学習アプローチが長く続いていました。

    表現のブラッシュアップなぞ、そこそこ上達した後に、最後のつけたしで…という雰囲気が強いような感さえありますが、英会話もコミュニケーションの手段である以上、相手の感情と思いに気を配ることを学習の初期段階で意識して身につけていくことで、得られるものがたいへんに多いように思います。


    この本から、1つだけ例をあげておきますね…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月22日

    日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(5)

    英語を日々の生活の場面で意識するチャンスを増やし、英語・英会話力の長期的な向上につなげていくためのちょっとしたコツのようなものを、数回にわたってご紹介してきました。

    このブログでもこれまで折に触れて書いてきましたが、フツーの人が外国語の勉強をはじめることを決意し、ネイティブ並とはいわずとも外国語としてほぼ不自由なく使いこなせる、俗に言う「英語をマスターした」レベルまで達することがムズカシイのは、なぜでしょうか?

    細かい理由はいろいろ見つけられるでしょうが、根本をたどっていけば、つまるところ「英語を勉強するための投下時間量が、絶対的に少ない」ことにこそ、本当の理由があるのだとワタクシは思っています。

    普通に働いたり、学校で授業を受けたりして、日々を忙しく生きるワレワレにとって、語学の勉強にあてるためのまとまった時間を一日の中からひねり出すことは、それだけ大変なことなのです。

    一日の中で英語の勉強に時間を多くあてることがどうしたってできない、ごく普通の人にとっては、英語への投下時間量を増やすためには、たとえ少しずつでも長い年月、投げ出さずに英語の勉強を続けていくことしかありません

    そのために、それがイヤになったり飽きたりしないよう、日常生活で少しでも英語を楽しみ、アタマの片隅で意識し続けることは、とても大切だと思うのです。

    ですので、これまで書いてきたような方法も参考にしていただいて、英語を自分の日々の生活でずーっと楽しんでいくようにするための、アナタなりの方法を、いくつか持ってほしいと思います。

    で、もうひとつだけ、ワタクシがやっている、ちょっとした工夫を話しておきますね。…

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月19日

    日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(4)

    「英語を日々の生活の場面で意識する、ちょっとした工夫シリーズ」の4回目。

    本日は、「街中にあふれる英語の広告・看板を、なるべく読んでみること」がお題です。

    ま、さすがに、これをやっている人は多いでしょうね。
    だいたい、広告を出すほうも、英語で読んでほしいからわざわざ載っけている面もあるのでしょうから。

    昔は、いや今でもかなりそうですが、ご存知のとおり、日本の広告・商品ロゴにおける英語コピーは、完全に「ハイカラな(死語)イメージを出すためのデザインの一記号」という位置づけにありました。

    モロモロの日本の商品コピーなどでの英語のムチャクチャな使われ方については、以前も少し書きましたが、さすがに大企業の広告では、おかしな使われ方をすることがほぼ無くなってきているように思います。

    でも、大企業のちゃんとした広告を除いては、まだまだ実情はひどいようですが…

    えぇ、話を戻して。

    テーマとしては、「日々の生活の場面で、いかに英語を意識しモチベーションをキープするか?」ということですので、街中にあふれかえる英語広告や英語表記を有効活用しないのは、あまりにもったいない。

    ただし、間違いだらけであることも確かですので、じっくり英語コピーをにらんで表現を学び取ろうと思うことまでは、まずありません。

    「これらの英語は、間違っているのがほぼ全部」と、最初から決めてかかって見て、間違い探しをしたり、もっといい表現はないか?などと、あれこれ考えて楽しむのが、個人的にはよいように思います。

    ワタクシの住んでいる田舎を走っているJRの車両は旧型なせいか、いまだSmoking is prohibited in this train…などと馬鹿テイネイに長々と書いてあるものなども多くて、ボーっと目で追いながら「受動態か!」などと、タカトシ風にココロの中でひとりツッコんだりしてますが。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月17日

    日々の英語学習で、「ひとこと朝宣言」。

    シリーズで書いている途中ですが、たまたま面白いサイトを見つけたので、ちょっと寄り道して、ご紹介しときます。

    この「朝時間.jp」というサイト、ご存知でしょうか。

    もう一年以上運営されているようなのですが、ワタクシは、比較的つい最近知りました。

    このサイトのなかに、「ひとこと朝宣言」というのがありまして、これがなかなか、英語の勉強におけるペースメーカーとして使っても役に立ちそうです。


    詳しくは読んでいただきたいと思うのですが、ざっと説明すると、「朝起きて、自分の今日一日をどうするか、一日の目標や、やりたいことなど」を、一行宣言のような感じで書くわけです。

    これは公開することもできるし、非公開にして、自分だけの記録用として使うこともできます。

    翌朝に、自分の登録したアドレスに、「昨日の宣言がこうでしたよ」というリマインダーメールが来て、それをどのくらい実行できたかを、3段階ぐらいで自己評価する。


    そんな「ウェブ上の1行日記的メモ」のようなものですが、英語の学習を日常生活に引きつけるきっかけとしてはもちろん、その他にも、いろいろな使い方ができそうです。

    もともと想定された使い方のとおり、今日やりたいことを、朝にひとこと宣言するのもよし。

    「今日は行き帰りの電車内で、オフィス英会話フレーズ20個をおぼえたい」とか、英語の学習に絞って書くのももちろんよし。

    また、すでにやっている人もいるようですが、このひとこと宣言を英語で書けば、日々のちょっとした英作文の練習にもなりますね…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月15日

    日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(3)

    「英語を日々の生活の場面で意識する、ちょっとした工夫シリーズ」(笑)も三回目です。

    このシリーズ、あと2回分くらいは、持ちネタがあるかな。
    なにせ、自分が日常心がけてやっていることを、書いているだけですから(笑)。

    さて、今日は、会社の仕事や学校、あるいは帰宅後にパソコンをよく使うヒトに向けた、小ネタです。

    唐突ですが、調べものをするときの検索エンジンは、何を使っていますか?
    やはりYahoo!でしょうかね。日本では、一番使われているそうですし…。

    今日は、Googleの数あるツールの中の「Google翻訳」を、ちょっとした時にも使い倒しましょうね、というお題です。

    「なんだ、翻訳かよ。それに自動翻訳だし、不正確じゃん…」と、思われましたか?

    ま、とりあえず聞いてください。

    このGoogle翻訳、日→英も英→日も(それ以外のパタンも、もちろんありますが)用意されていますが、もう絶対的なメリットというのは、その翻訳の手軽さと高速スピードにあるわけです。

    やってみるとわかりますが、翻訳ソフトや辞書サイトを立ち上げて…となると、該当する単語や文章を探し、目的とするフレーズにたどり着くまでに、結構な時間がかかります。

    Google翻訳は簡単。
    この画面を、ちょっと見てください。

    まず、「原文」ボックスの下にある設定を、「日本語から英語へ BETA」にセットしておきます。

    (その下の「ウェブページを翻訳」は、今回のお題に関係ないのでどちらでもよいですが、ただし翻訳の精度自体は、メチャクチャ落ちますよ。)

    そして画面右上の「翻訳ブックマークレットボタンをインストール」のページに行き、「日本語から英語へ」のリンクを、このページに書いてあるとおりの手順で、アナタのブラウザの「お気に入り」に追加しておくわけです。

    ちなみに、アナタの「お気に入り」の一番上などに置いておくと、パッと使えるので、ベターかと思います。

    これで設置完了。カンタンでしょ?

    で、これをどう使うか、というとですね…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月12日

    日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(2)

    前回に引き続いて、「英語を日々の生活の場面で意識する、ちょっとした工夫シリーズ」(笑)、第二回目であります。


    たとえば、アナタが学校や会社から帰ってきて、珍しくも(笑)英語・英会話の本をひろげたとしますよね。

    その後、一応は明日も勉強しようと思ってるけど、明日は明日の風が風が吹くということもあり、残業や突発事態が起きて、予定通りにはできないかもしれない。

    イヤイヤ、明日だけじゃなくて、もし大きな仕事が入ったら、下手をすると三日くらいは、勉強には戻れないかもしれない。

    そういうときには、本棚にその本をたたんで片づけてしまっては、ダメです。


    イイですか。

    ページのやったところまで、ポストイットや折り目などをつけて、そのままカバーを表にして、ひっくり返します。

    そして、あなたがいつも勉強する場所、書斎や学習机のそばなど、なるべく目に留まりやすいところに、そのまま置いておく。


    で、ここからが、ややオリジナルかと(笑)。

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    2007年07月10日

    日々の生活に英語を影のように寄り添わせる、ちょっとした工夫。(1)

    「えいご漬け」などという名前の英語の練習ソフトがありますが、普段、仕事や学校の課題に追われている身にとっては、現実的には、一日の大半をあてて英語・英会話の学習にどっぷりと漬かるというのは、なかなか難しいように思います。

    この前も、とある英語関連サイトを見ていましたら、「人生の一時期に、一日二十四時間のほとんどをつぎ込むくらいのつもりで勉強しなければ、短期間で英語・英会話がうまくなることはない。」と、書いてありました。

    確かにそれも真実ではあるのですが、現実にはそれができる状況に置かれた人がそうはいない、ということで、まぁ少なくとも、一般的な学習アプローチとは、言いがたいですよね。

    私も、これまで何度か書いてきましたが、つまるところ、英語で触れる一日あたりの密度が薄くとも、学習期間そのものを長くしたことによって、英語の実力をあげてきたようなところがあるのですね。

    ただ、今にして思えば、それができた理由のひとつとして、英語・英会話というものを、日常生活の断片において、絶やすことなく意識するように努めていたことが、大きいように思います。

    英語・英会話のまとまった勉強を、長い間やらない時も結構ありましたが、なにかしら英語・英会話の存在を意識するような瞬間は日常生活においてわりとあった、いや正確に言えば、そういう瞬間をつくるように意識的に努めてきた、ことは確かです。

    どんな環境に置かれている人でも、そのつもりでちょっと工夫すれば、いろいろと日常生活において英語を意識するための刺激になると思うのですよ。

    これからご紹介するようなことは、ワタクシとしてはもう完全に習慣化しているのですが、英語を日々の生活の場面場面に意識するためのちょっとしたやり方を、そういうことで二つ三つ、ご紹介しておきたいと思います。

    もしかしたら、同じような事やってる人は、意外と多いかもしれませんけどね。

    まず一つ目。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月07日

    英語・英会話の勉強、そろそろお疲れモードの季節ではありませんか?

    4月から新しい職場に配属されたり、学校や大学で新生活をスタートされた皆さん。

    「よし、今年は英会話をマスターするぞ」とばかりに、「新学期開講」と書かれたNHKの英会話テキストを数冊も買い込んで、英語ブログもいっぱいRSS登録された、皆さん

    あれからもう、3ヶ月が過ぎましたね。

    ひょっとして、英会話の勉強、そろそろお疲れモード(笑)に入っている時期じゃありませんか?

    ・いくらやっても、フレーズが、一向にアタマに入らん。
    ・テキストをほんの数回さぼったら、もうついていけなくなっている。
    ・おぼえるばっかりで、周りに外人もいないし、スピーキングの機会もない。
    ・4月からずっとやってきたが、地味すぎて、なんだかマンネリ、飽きてきた。

    いやいや、よくわかりますよ。

    心理学的にも、3ヶ月というのは物事を続けること、すなわち「習慣化」にあたっての、ひとつのヤマだそうです。
    ちなみに最初のヤマは2週間、という話も、聞いたことがありますが…。

    ですので、7月の今はちょうど、気分的にもダレやすいというか、新しく始めたことに疲れをおぼえやすい時期にあたるわけですね。

    ただでさえそんな気分であることに加えて、もっとも目にみえる効果が短期間で現れにくいのが、「語学の勉強」ってヤツです。

    なんだか、同じところから一歩も前に進んでいないような、砂時計の砂が落ちるほどにも効果が体感できない、自分がジリジリと無駄な努力を続けているような、そんな焦燥感にも似た思いにとらわれてしまうんですよね…。

    どうでしょう、今まさに、そんな気分ですか?

    もしそうなら、何十年も英語・英会話の勉強を続けてきた本サイト管理人のワタクシが出来るアドバイスは、ひとつだけです。


    それはですね…

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月05日

    ちょっとした日常表現を英作文してみることが、楽しめる本。

    以前、「英語の日記を読んでみよう」という本をこのブログでご紹介しましたが、同じ編者からその続編がでましたので、ご紹介しときます。

    「英語のブログを読んでみよう アメリカ人のブログを読んで「英語力」を上げる!」
    (ごく普通のアメリカ人26人/オフィス・サウス、廣済堂出版、1,575円)

    まぁ、入れものが「日記」から「ブログ」になった第二弾と思ってもらえればわかりやすいと思いますが。

    この本はね、パラパラと読んでいると、とても楽しいですよ。

    それに、上の本のURL内紹介ページの「目次」に書かれている日本語を、ちょっと見てみてください。
    こういうニュアンスの日本語を英語にできたら、ナチュラルでなかなかヨイと、思いませんか?

    この本の「はじめに」でもかかれてありますが、「本当に使われている身近な表現は」、われわれ日本人が目にする英語の「テキストには登場しない」ように、現実としてなっていますからね。

    日本語でもそうですが、日常会話というものは、文法的にはところどころヘンだし、品のない言い回しも、よく登場します。

    やはりテキストをつくる側としては、インフォーマルな表現の掲載には、神経を使いますからね。

    加えて、ティーンエージャーと中高年でまったく表現のしかたが変わってきたりして、世代間ギャップの大きさなども考え合わせると、出版社としては、広い読者層を対象とするごく普通の英語テキストには、アブナくて載せられないでしょう。

    しかし、一方で、ワレワレが英会話でモノにしたい表現は、そういう教科書英語から離れた、「血の通った、いきいきした普通の表現・言い回し」であることが多いのも、また確か。

    この本は、もともとが普通のアメリカ人が書いたブログから、彼らの生活シーンの断片を抜き取ったものですから、そういう生きた英語が山盛りになっていると同時に、ステキな日本語訳を読んでいるだけでも、楽しめます。

    オススメは、気になった日本語訳を、ときどき文章を取り出して、英訳してみることですね

    自分の英文がナチュラルな英語から、どれくらい遠いのか?などもチェックできて、勉強にもなります。

    たとえば、この本のなかにある、「あれほど泣いたのは、ずいぶん久しぶりだったわ。」という訳文を英語に戻してみると、

    It's been a long time since I cried like that.

    くらいに書くヒトも多いでしょうけど(もちろんこれでもいいですが)、この本の原文では、

    I haven't cried that much in a long, long while.

    となっています。

    こういう英文がスラッとかけると、オシャレだと思いません?

    とまぁ、こんなふうに原文の日本語訳を読んで感心したり、英語ではそもそもどう書かれているのかをチェックしてみたり、自分でも書いたりしていると、楽しめますよ。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月03日

    「英語で考える」とかは、気にしなくてよい。(4)

    前回までの話を、そろそろ「まとめ」にかかってみますね。


    「英語で考えないと、英語はうまくならない」ということではなくて、「まず考えないと、英語はうまくならない」というのが、正しい言い回しだと思うのです。

    「考えるときは、頭の中のイメージ優先でも、日本語を使ってある程度言いたいことを組み立ててもいい。
    それを外に現す場合、考えた内容を英語に変換するときの技術を磨くことで、考えをより正確に表現できる」

    というのが、ワレワレ日本の英語学習者にとって、より適したアプローチではないかと思います。

    「英語で考える」を第一優先順位として、アタマの中で考えを組み立てるそもそものスタートから、無理に英語でやろうとすると、方向を間違えたまま走りだすことになります。

    日本の話を英語で説明するとき、たとえば、小学生の「いじめ問題」について話すときは、英語で考えるということでなくて、自分がこれまでテレビや新聞、ご近所で実際にあった話など、自分が得てきた情報や感じた体験などをまずイメージとしてきちんと思い描くことをいの一番に優先して行うことこそ、必要なことです。

    英語的なイメージにすぐに置き換えにくい内容も含んでいる場合は、それを頭から英語ワールド的発想で考えていこうとするやり方にこそ、無理があります。

    この例でいうと、子供の「いじめ問題」は、海外でも別に珍しくない話で、それ自体はよくわかってもらえる話です。

    しかし、ケータイをかなりの子供がもっていて、ケータイメールや、ケータイの持ち主のサイトの掲示板に悪口を書き込んでいじめる、なんていうのは、ある種、自分用のケータイを持つ子供がかなり多い、日本なりの背景だったりするわけです。

    あくまでもひとつのタトエですが、仮にこういう話をする場合、日本的発想でイメージを描いたり、あるいは頭の中でいいたいことの筋を日本語でだいたい考えてから、「さて、あとは英語にして話すだけ。」という順番で会話するほうが、言いたいことをより正しく伝えることができるはず、と思うのです…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年07月01日

    「英語で考える」とかは、気にしなくてよい。(3)

    「英語で考える」アプローチに対してはむかう(笑)コラムも、三日目となりました。

    えぇと、最初に何か考えたり反応する段階では「アタマの中のもやっとした感覚」からスタートするわけで、ここに言語が介在するというわけでもない。

    ここを「英語で考える」ように、アタマの中をなんとか作り変えなさい、ということ自体が、そもそも無茶な注文ではないか?ということで、結局のところ「言葉」のフィルターを通じて外の世界に自分の意思を表していく作業は、つまるところアタマの中の一番最後の「出口」の段階において行われるのだ、というような話を、ここまでしてきています。

    ふぅ。

    たとえていえば…最後の「出口」とは、水道の蛇口部分にあたるものでしょう。

    そこから流れでてくる「水・水量」は、英語自体の勉強量も含めて、自分がそれまでの人生で身につけてきたすべて、自分の中に蓄積され、自分が積み重ねてきたすべて、ということになるんじゃないでしょうか。

    「アタマの中のもやっとした感じ」を、言語でうまく伝えられないということは、いわば最後の水道の蛇口部分が、なんらかのつまりを起こしているようなものなのかも、しれません。

    近頃ブームの、「幼少期から英語を習わせる」という行為も、このタトエにならえば、「自分というダム」にチョロチョロとしか水が溜まっていないのに、水がでてくる末端の蛇口部分に、立派なろ過装置をセットしにかかるようなものかも、しれません。

    きれいな水が、蛇口から一瞬チョロッと流れてきて、コップ一杯も溜まらずに、すぐに止まってしまう。

    それよりは、多少水が汚れていようとも、まずは肝心のダムにせっせと水を貯めることが必要ではありませんか?ということになると思うのですが、いかがでしょう。

    そしてこのダムに水を貯めることこそが、上で書いた「アタマの中のもやっとした感じ」を発生させるための、ミナモトになってくると思うんですが。


    さて、明日くらいでこのテーマも、なんとか「まとめ」に入ってみたいと思います。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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