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  1. GW中はひとつ英語の勉強でも、と奇特にも(笑)思ってる方に。
  2. 若いヒトたちのPC、ケータイ利用方法に、ビックリ。
  3. 英語表現のバリエーションを増やすための、おススメ本。
  4. (2)おぼえては忘れ、忘れてはおぼえる。
  5. (1)おぼえては忘れ、忘れてはおぼえる。
  6. 「英単語を暗記する7つのコツ」のいくつか支持、いくつか反対。
  7. 英文を毎日ちょっとずつ書く習慣づけを、してみる。
  8. 「数・数字の英語」を勉強しておくと、いつか効いてくる。


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2007年04月28日

    GW中はひとつ英語の勉強でも、と奇特にも(笑)思ってる方に。

    まずまず天候に恵まれそうな、今年のゴールデン・ウイーク。

    今年のゴールデンウイークも、なかなかうまいこと、まとまりましたね。
    週明けの月・火曜日を休めると、今日から最大、9連休にもなります。

    絶好の旅行日和の中、そんなヤツいるのか?という、根本的なハナシは置いといてもですね。

    ゴールデンウイーク中に長期旅行に出かける予定のない方、連休明けまでに、使える英会話フレーズ本を一冊マスターするなんて、実力アップに向けた手頃な目標で、いいんじゃないでしょうか(笑)。

    そんなアナタのために、ほどよい達成感の持てる英会話フレーズ集を、管理人ドナのライブラリーの中から、一冊ご紹介しましょう。

    このひと言で伝わる!NHKラジオ英会話一発表現300 (大杉正明、日本放送出版協会 1,365円)

    4月25日の日記でご紹介した「コレ英語で言ってみよう!」もオススメですが、あれより65フレーズ少ない、300の使える英会話表現が集められています。

    初版が1997年と今から10年前ですが、これはワタクシが発売と同時に買って、当時懸命に丸暗記を試みた、実は、個人的に思い出深い本です。
    この掲載フレーズの日本語を、英語で1秒以内に言えるように、チェックマークを塗りつぶしながら、練習したものでした。

    このフレーズと一字一句同じとはいきませんけど、この300の表現が完全に自分の血肉となった今、英語で会話していても、「あ、いま口からでた表現、この本で覚えたフレーズだよ」などと、実感すること度々です。

    英会話が上手くなりたいヒトに、おススメの一冊であります。

    で、征服計画ですが。

    例えば、明日からはじめて、連休最終日の来週5月6日まで、8日間ありますので、1日50フレーズ×6日間で一通り読みきる、というのはいかがでしょうか?

    大丈夫、ワンフレーズが短いから、50フレーズといっても、思っているほど時間はかかりません。

    残った二日間は、復習にあてることにします。
    または、一日はお休み、一日は復習、そして一週間後の日曜日に、もう一度復習

    こんな感じでも、いいかもしれませんね。

    あ、以前おすすめしたmemoriboにも、この本がソフト採用されているようです。
    memoriboをお持ちの方は、いきなりこっちでピコピコと暗記していってもいいかもしれませんね。

    この本、ただ一つの弱点が、対応リスニング教材が、どうやらカセットテープしか用意されていないこと。
    NHK出版さん、イマ時はやっぱり、CDでしょう…CD化をお願いしますよぉ。

    旅行は一時の感動ですけど、こういうのは一生モンですよ…っていっても、皆さん、やっぱり外に遊びに行っちゃうんでしょうけどね(笑)。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月26日

    若いヒトたちのPC、ケータイ利用方法に、ビックリ。

    ひょっとしてこういう現実に驚いていることそれ自体が、驚くべきオジサン度かもしれない…と内心おののきつつも(笑)、結構びっくりした記事がありましたので、ご紹介します。

    CNET Japan -「5分喋れば長電話」「お風呂でメールは当たり前」--今どき若者のケータイ事情(2007年4月26日付記事)

    まぁ読んでいただければと思うのですが、ワタクシが驚いた点を挙げますと;

    ・執筆者の会社の調査によれば、今の若者にとっての長電話は「5分」というのが、最も多い回答だった。

    ・別の調査によれば、「お風呂でケータイを使う」という回答が多かった。
    お風呂にケータイを持ち込む時には、密封袋に入れ、ストロー等で中の空気を抜き、ビニールがボタンにぴったり吸い付くようにして、入浴中にメールやゲームを楽しむ。

    ・また別のアンケートによれば、音楽を聴く時は、サビの部分など一部だけしか流れない、いわゆる「着うた」で十分、と答える若者が多い。
    カラオケなどで不便では?との問いに対しては、「サビだけわかればなんとなく歌える」「カラオケでもサビだけのメドレーがあるし」、とのお答え。

    なるほどねぇ…アルバムが売れなくなってきているのも、道理ですな。

    ちなみに、この記事の筆者はこれを「コンテンツのスナック化、つまみぐい現象」と呼び、全世界的に進行している現象だと、指摘しています。
    自分の欲しい部分だけ、パクッとつまみぐいするイメージでしょうか。

    いかがです?
    「そんなの常識じゃん!」ともし言われたら、もう、返す言葉もないんですけれどね…。

    とりわけ驚いたのは、お風呂にそうまでしてケータイを持ち込もうとしているヒトが、かなり多いらしいという事実。

    さっさとお風呂から上がって、その後に話したほうが効率的では?などと思っているようでは、もはやキョービの若者とコミュニケーションをとることなぞはおよそ不可能、といってもよさそうな勢いであります。
    (うーん、完全防水を売りにしたケータイが、それで結構でてきているんですねぇ。日本の携帯電話メーカも、すごいなあ…。)

    しかし、なんですね。
    英語ブログなんで、ちょっと強引に英語に結び付けますけど。

    英語の勉強は、自分の欲しいコンテンツばっかりつまみ食い、というわけにはいきまへん(なぜか大阪弁)。

    なぜなら、相手が自分の興味ある部分だけにあわせてコミュニケーションをしてくれるとは、限らないからどす(今度は京言葉)。

    自分が興味がなくても、相手が多大な関心を持っているところで交わらざるを得ないのが、たぶんワレワレの生きる世の中というもの。

    あんまり自分中心主義で英語や英会話に向き合おうとすると、5分以上の会話ができないヒトになってしまうかもしれませんよ…って、こういうことを長々書いているだけで、もう、彼らには終わりまで読まれずに、速攻でこのページから離脱されてることでしょう(笑)。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月25日

    英語表現のバリエーションを増やすための、おススメ本。

    以前の記事で、英会話表現のパターンフレーズを、バリエーションを豊富にして(英語は、同じ表現の単調な繰り返しを避けたがる言葉です)仕込んでおこう、という趣旨のことを書きましたが。

    そのパターンを仕込むのにおススメの本を、ワタクシの本棚から、折に触れ、ご紹介していきたいと思います。

    「コレ英語で言ってみよう!」(岩村圭南、アルク、1,029円)

    対象者はTOEICスコア300程度以上の初心者から、となっており、実用的なショートフレーズを、効率的に覚えられる本です。

    ここに載っているフレーズをすべて、日英で自在にスパッと言える位になればなかなかたいしたものだと思います。

    何よりも、コンテンツが分量的にホド良いのが、おススメする理由です。
    あんまり分厚い本だと、やる前からくじけちゃいそうになりますからね。

    この本は365フレーズを、12ラウンドにわけて編集してあり、ちょうど1日1フレーズで、12ヶ月365日で読了、というサイクルに設定されています。

    一週間で1ラウンドずつやって、3ヶ月でマスター等、自分のペースにあわせての目標設定がしやすい、この手の英会話フレーズ本を、一つずつ征服していくことで、徐々に自信もついてきますよ。

    各ラウンドごとに復習用のミニテストもついていて、付属の赤の目隠しシートを使いながら、自分が英語フレーズをちゃんと覚えているかのチェックもでき、細かい点に工夫が行き届いています。

    また、元々ポッドキャストがベースですので、本書の音声ファイルも、ダウンロード購入できます(有料、1,000円)。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月23日

    (2)おぼえては忘れ、忘れてはおぼえる。

    世間では一般的に、「関連するものをまとめて覚えるほうが、記憶の助けになる」ということに、なっているようです。

    短期記憶においては、あるいはそうかもしれませんので、テストが終わったら全部忘れてOK、というならば、それもよいでしょう。

    ワタクシは昨日書いたとおり、英単語をグルーピングし関連づけて覚えるということが不得手でしたので、結果的に、バラバラの単語をバラバラの状況で覚えながら、手持ちのいわゆる可動語い数を少しずつ増やすやり方で今日に至っています。

    結局、覚えた英単語は、あらゆる状況下において、すぐにパッと記憶の引き出しから瞬間的に取り出し使えなければ、少なくとも有効に活用されているとは言いがたいですよね。

    この場合の「あらゆる状況下」というのは、”英文を読んでいる時はむろんのこと、会話で意味を正確に聞き取り、自分が手持ちのボキャブラリーから引っ張り出すことができて、和文を英訳するときにもスラスラと書ける”、という状態になります。

    「読んで意味はつかめるけれども、会話の中でその単語が出てきたらわからないかもしれない、または、意味を思い出すのに少しばかり時間がかかりそう」というのでは、試験勉強前の詰め込み暗記と同じで、
    「いつの日か必ず、忘れてしまいます。」

    それはもう、ほとんど法則といってもいいくらいです。

    一時期、あんなに時間を使って覚えたのになぁ、などと、その時に一生懸命勉強した自分の姿だけはぼんやり覚えているのですが(笑)、肝心の覚えたはずのあの英単語が、どうしても出てこない…となったりします。

    で、つまるところ、上に書いたとおりいわば「英単語を血肉化する」ためには、その単語だけ単独でも自在に使えるという、自分の内面的な自信がつくところまで、持ってこなければならないわけです。

    これは、我々がこんなにも膨大な日本語の単語をどうやって覚えていったのかを上手く説明できないように、結局おぼえては忘れ、忘れてはおぼえを繰り返していくしか、ないのではないでしょうか?

    本当の意味で、「その単語を血肉化し使いこなせる水準まで持ってくる」ためには、ですが。

    少なくとも、現時点でのワタクシの結論はそうです。

    ですので、世間には英単語記憶法が数多くありますが、本当の意味でこれぞ決定版!ということは、なかなか無いかもしれませんよ。

    覚えた後、3ヶ月後、そして半年後、1年後。

    それくらいの月日を経過してもなお、読み・書き・話し・聞くという4つが覚えた直後と全く変わらない状態でスラッと出来ているなら、ホンモノ
    ですけれどね。

    ということで、今のところ、一番おすすめの記憶法はと問われたら、「おぼえて忘れたら、またおぼえる。」ということになります…かねぇ。

    このような結論で、ちょっと申し訳ないような気もするんですが(笑)。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月22日

    (1)おぼえては忘れ、忘れてはおぼえる。

    昨日書きました、ワタクシが「関連語・類語をまとめて覚えることがなかなかできなかった」という話題について、もう少し書き足します。

    典型的な例としては、仮に「イラスト 生活場面別英単語集」(今、適当に考えた題です)というのがあったとして、「台所・料理」などという小項目のページを開くと、キッチンの様々な小道具のイラストと一緒に、以下のような類語が見開き2ページに、ずらずらと3、40個くらい並んでいるような場合です。

    ・おたま    ladle
    ・ヘラ     spatula
    ・のし棒    rolling pin
    ・水切りかご  dish drainer
    ・ふるい    sifter
    ・ざる     strainer
    ・泡だて器   beater
    ・おろし器   grater

    イラストを使いながら、一個一個発音と一緒にチェックして覚えていく。
    実際にキッチンに立って、本物のおたまやふるいをひとつひとつ指差ししながら覚えにかかったとします。

    数日後、もう一度チェックしてみたら、なんと半分もでてこない…!?。

    類語をグルーピングして、効率よく覚えたはずなのに、ナゼ!?というヤツですね。

    これは昨日の日記でも書いたとおり、関連語や類語によるグルーピングは、一見記憶法として効率がよいように見えて、実はアタマの中が結構混乱している、ということのようですね。

    関連語・類語とはいっても、あくまでジャンルとして同系列にくくることができるものの、意味や特徴はそれぞれが微妙に異なるからこそ、別の言葉として存在しているわけでありまして。

    これらを完璧に覚えているということは、脳がそれらの微妙な意味・特徴の差異も理解したうえで、脳の引き出しの「台所・料理」の棚にきちんと整理整頓され、いつでも引き出せるようになっている、という状態を、意味するわけですよね。

    ワタクシの脳は、どうも整理整頓が嫌いだったのか、決してそういう状態をつくろうとはしなかったようです(笑)。

    結局、その手のジャンル別の英単語集は、「ジャンル別にパッと引けるミニ辞典」として、使われるようになるのがオチでした…ワタクシの場合は。

    で、ジャンル別に類語をくくるのは止めて、どうやって英単語を覚えにかかったかというと。

    一つづつバラバラに、それぞれを別の単語と捉えて覚えていきました。

    覚えては忘れ、忘れては覚える。

    一つ一つの英単語が、アタマの中でそれぞれ孤立して立っている。

    少なくとも、自分の場合は、それが一番性に合っていたやり方でしたし、今日まで忘れずに覚えている単語は、そういう風にして身につけてきたように思っています。

    明日また、続きを書きます。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月21日

    「英単語を暗記する7つのコツ」のいくつか支持、いくつか反対。

    ネットであちこち見ていたら、『ニューズウィーク日本語版』に英単語の語彙力アップに関する特集記事が出たそうで。

    引用の孫引きになりますが、以下のサイトに、その7つのコツ(とそれについての論評)がでていましたので、まぁ、ご覧ください。

    シゴタノ!  心理ハック-英単語を暗記する7つのコツ

    このシゴタノ!の記事そのものは別途じっくりお読みいただくとして、やはり元ネタの「英単語を覚えるための7つのコツ」、とやらについて、ワタクシもいくつか「ホゥ!」と思うところがありましたので、その話をしますね。
    (以下は、上のオリジナル記事のナンバーに沿ってますので、ご参照ください)

    まず、最初の「1. 6回以上繰り返す」ですけど。

    これ、なんだか眉唾モノの話のような気もしますが(笑)、どう思われますか?
    4、5回でもいいんじゃないのかなぁ。

    または、今日は3回やって、次の日に復習を2回とかのほうが、いっそう効果的な気もしますけれどね。

    でも、まぁ、専門家がおカネかけて研究しているんだから、きっとそうなんでしょうねぇ(笑)。

    そうだということにして、次を見てみますと…。

    「英単語を暗記する7つのコツ」のいくつか支持、いくつか反対。の続きを読む

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月20日

    英文を毎日ちょっとずつ書く習慣づけを、してみる。

    最近はこのブログも含めてですが、英語について考えることは多くても、英語を書くことがずいぶんごぶさたになっていて、内心マズイ、マズイ…と、感じていました。

    でも、以前も書いたような気がしますが、読む・聞く・書く・話すの4つにおいては、なんといってもこの「英語を書く」ことが、他の3つに比べると、どうしても時間がかかります。

    聞くのは「速聴」という方法もありますけど、「書く」のはどうしても実際に手を動かなさいといけない分、他の3つより時間がとられてしまうのが問題です。

    いろいろと他に、やることも書くものもあるしなぁ。
    かといって、このままwritingをおろそかにすると、力が落ちる一方ですし。

    ほとんど毎日練習する必要がある以上、(1)一日ちょっとずつ練習ができる、(2)実用性が高くて、応用が利きやすい、(3)長くても2ヶ月くらいで制覇できる、という3つを目安にして、書店に本を探しに行きました。

    (3)については、ワタクシの個人的考えですが、社会人の英語学習という意味で、何か一冊の本をマスターした、という満足感を得るためには、せいぜい長くて1、2ヶ月以内の内に、記載されている内容をほぼ全部をマスターするのが最上、と思います。

    読了して1クール終えるのに3ヶ月以上かかったら、2クール目の復習を必須と考えた場合、ちょっとスパンが長すぎて息切れしそうな気がしませんか?

    理想的には、1クール目を長くても2ヶ月以内に終えて、2回目は復習を兼ねて再読するのに半月程度、というのが、ワタクシが大体頭の中に置いているペースです(ま、受験を控えた学生さんの場合は、こんな悠長なペースでやってると、競争に負けちゃいますけどね…)。

    で、上記3点を満たすのでは?と、選考の結果、選んだのがこれです。

    「英文メール とにかく100語で伝える、書いてみる」 (長尾和夫+アンディ・バーガー、 すばる舎、1575円)

    100語で1回の練習が終わり、全部で57レッスン(ということは、一日1レッスンやって大体2ヶ月弱)ということで(1)と(3)はOK、英文メールは結構書く機会も多いので、(2)の個人的実用性も満たす、ということで、なかなか良さそうです。

    これで果たして鈍りつつあったwritingのカンを、とり戻せるか?と期待を寄せつつも、一冊ちゃんと終えたら、2ヶ月後(だいたい6月末ですな)には、またこのブログでこの本の使用感も含め、またご報告したいと思います(と、公言して、自分自身にプレッシャーかけとかないとね!)。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月18日

    「数・数字の英語」を勉強しておくと、いつか効いてくる。

    英語・英会話の勉強において(いや、正しくは外国語の勉強において、なのですが)、ひとつ知っておいていいことがあります。

    それは、英語・英会話の本当の達人は、例外なく「数・数字の英語」について強い、という事実です。

    これは俗にいう「数字に強い」、という意味ではなくて、英語で書いたりしゃべったりするときに、どういう状況下・単位で数字が登場しても、即座に英語で言い表せるかどうか、という意味です。

    実は逆もしかりで、日本での滞在が相当長く日本語をかなり上手にしゃべる英米人なども、数字のところだけは英語でしゃべっている人が珍しくないです。

    理由はよくわかりませんが、桁数の長い数字などは単位の違いもあってか、頭の中でそれだけ、変換に時間とエネルギーを要するのかもしれません。

    また、数字はそれ単独でなく、たいていセットとなる言い回し・単位を伴って使われることが多く、日常会話にもよくでてくるので、そういう数字がらみの言い回しをパターンとして覚えておくと、思ったよりずっと役にたつ機会が多く訪れます。

    例えば、「その薬は一日2錠、3回服用」とか、「私は1970年、つまり昭和45年生まれだ」といった言い回しなど、会話にひんぱんにでてきますよね。

    また、もっと言えば単位の違いと、あと日本人にとってのなじみのある無し、というのでも、とっつきにくさが変わってくるものもあります。

    例えばpint(パイント)などは料理でよく使われますが、料理をやらないオジサン達にとっては、割となじみ薄ではないでしょうかね。(よくパブでビールを飲む方などは別として・笑)。

    それに1pintは、英語では1.25ポンド、米語では1ポンドを意味するのですが、こういう米英の違いでややこしいものもあります。

    ということで、「数・数字の英語」については、機会をみてまとめて表現パターン、単位としての知識を仕込んでおくと、後々の勉強に効いてくる、ということは、これから勉強を続けていく上で、頭の片隅に入れておいていただくとよいと思います。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月17日

    英会話、話すときは「短く、短く。」と念じよう。

    このブログでもずっと、英会話を勉強するにあたってのコツ、例えば

    「まず、表現のバリエーションを増やしておこう」とか、
    「あいづちとあいさつを大事にしよう」とか、
    「話す前に相手の話をよく聞くことに力を注ごう」といったことを書いてきてますが、

    今日はも一つ、英語で話をする時の、シンプルなコツをご紹介しておきます。
    (ただし、すでに流暢な方は想定していません、コレ初心者向けですから、念のため(笑)。)

    もう、これは一言で終わってしまう、アドバイスですが。

    「会話の一つの文を短く、短く。」と、内心で念じながら、おしゃべりするようにすることです。

    英会話ができない、といってもどういう種類の「できなさ」なのか、はもう様々ですが、つまってしまう主なパターンのひとつに、「複雑なストーリーを展開しようとして、収拾がつかなくなる」というのがあります。

    ま、英語に限らず日本語でも、オチというか結論に至るまでに、話が相当あちこちに飛んで、全体の筋がなんだかよくわからない話し方をする人は、珍しくないですよね。

    「あのヒト、結局何を言いたかったんだろ?」と、聞く側が思わずいぶかってしまうような。英語で会話を楽しみたいと思ったときにも、つい同じ感覚で、「色々なコンテンツを含んだ長いストーリー」をいっぺんに展開しようと、自分のアタマの中で一人アセってしまいがちなわけです。

    「あれ、××って英語でなんて言ったっけ?」「この言い方でよかったかな?wouldを入れなかったんでちょっと失礼だったかも?」などと、忙しく他の懸案もいっぺんに並行処理しようとするから(笑)、アタマの中がパニックになってしまったりします。

    そうは言っても、Practice makes perfect.
    一朝一夕の解決方法は無し、しょせんは場数を踏まないと、英会話もなかなか上手くはなりません。

    が、一つのコツとして、ちょっと長めのストーリーを話したい時は、「アタマの中で内容を分割して、話す一文一文を短くすることを、意識する」ようにしてみましょう。

    「長い文を何本かつなげて流暢に伝える」イメージを目指すよりも、「短い文をたくさん重ねて、言いたいことを確実に伝える」という実用路線、でいくわけです。

    「短めに、短めに」と、英語で会話をするときには、自分の心の内で、強烈に意識しておく。
    そうすると、少し心を落ち着かせて、話ができるようになりますよ。

    お試しあれ。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月15日

    「日本人のやりがちな英語のミス」的、英会話本への私見。

    書店の英会話本コーナーを訪れると、必ず目にとまるのが、いわゆる”日本人がやりがちな英語のミス”を解説するコンセプトの本です。

    英会話本としてはすでにひとつのスタイルとして確立された感がありますが、要するに、

    「日本人はこういう場面・状況の時に、こういう英語表現をよく使いたがる。しかし、それはかくかくしかじかの理由で、不適切ないし間違いであって、正しくはこういう風に表現するのである。」

    といった立て方で、企画し編集されている本ですね。

    まぁ、具体的な署名まではさすがに書きませんけど、だいたいはタイトルの中に「日本人」「英語」「ミス」という3語が、よく使われていますね。ホントにそういう英会話上達本が多く、よく目にとまります。

    実はワタクシ、勉強はじめたばかりの昔は、このコンセプトの英会話本を結構よく買ったんですね。
    単純に、しゃべっているときのミスを減らしたい、と思って(笑)。

    しかし今や、率直にいって、こういう本で吸収した知識は、実際の英会話の場面ではあまり役にたたないのではないか、と思うようになっているわけです。

    そりゃ、知識としては有用で、読んだらその分は利口にはなると思うし、そういう意味では一冊くらいは持っていてもいいんですけどね。

    ただ、そういう本で読んだ知識が直接英会話の場で役にたった、という風にはあんまり感じたことがないんですよ。

    なぜかな?と自分でも思うんですが。

    思い当たる一番の理由は、ですね・・・。

    「日本人のやりがちな英語のミス」的、英会話本への私見。の続きを読む

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月14日

    おススメの英単語本を、ご紹介。

    本日は、ワタクシが所有する、100冊超に及ぶ英語・英会話参考書の中から、お勧め本を一冊、ご紹介したいと思います。

    これ、初版が2002年6月とちょっと古くて、重版がかかったかどうかはわかりませんが、英語・英会話において、実用的な英単語の語彙を増やすことを考えている方には、よい本だと思います。

    あなたの英語の穴 覚えてすぐに役立つ超実用語彙集  (青戸ゆき 著 はまの出版)

    何が良いかというとですね、コンセプトがすごく明快なんですよ。

    皆さんのお買いになったお手元の英単語集、どれでもいいのですが、ちょっとパラパラめくってみて下さい。

    ま、大抵は、その本の中に、知っている単語が3割から4割位は、入っているんじゃないでしょうか?

    これは、たぶん買う側の心理として、ほとんど100%知らない英単語ばかりが入っている本は、なんだかやたら難しく見えてしまって(笑)、買う気が起きないからじゃないかと思うんですよね。

    となると、出版する側もまったく売れないと困るから、すでに皆が学校で学んで知っているような単語を、”必須重要単語”という名目のもと、あえて入れたりしているんじゃないですかね。

    そうなると、最初から、結構すでに知っている単語で内容が水増しされた本を、わざわざ買っているようなものじゃないですか。

    ラインマーカーで色分けしながら、知らない単語だけ覚えていけばよいのでしょうけど、「もっとピンポイントで、効率的な英単語の勉強をしたい…」などと、思ったりしたことはありませんか?

    この本を開くと、普通に英単語を高校・大学と勉強してきた人は、知らない単語の占有率が9割近いんじゃないかなぁ、と思います。

    著者の青戸さんは、英単語の全体を10(割)とすると、「学校英語で習った単語で6(割)はカバーできる」、と言ってます。

    そして残った4(割)のうち、1(割)は「難しくまためったにお目にかからないので、後回しして最後に覚えればよい単語」と位置づけ、4-1で残った3(割)の部分を、「英語の穴」と呼び、その穴に属する英単語に特化して、ジャンル別に集めたのがこの本なのです。

    筆者はこの「英語の穴」に入る単語を、「日本人が学校で習わないが、米英で煩雑に使われ、またTVなどでも頻出の日常語彙」そして「我々日本人が学校で覚えたのと、違う意味で米英で使われる日常単語」なのである、と分類しています。

    この本を一冊読みきると、なんとなく英単語力が一段アップしたような気になると思います。

    版が古いですし、書店に現在並んでいるかはわかりませんが、amazonのユーズド価格ですと¥526からとお安いし、これは一冊もっておいて損はない、と思いますよ。

    めったに出すことのない(笑)おススメマークを、個人的に出しておきたいと思います。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月09日

    眠る直前の英単語の暗記、やれますか!?

    「英単語を含む暗記モノについては、夜寝る直前にやるとよい」、とはよく言われるところであります。

    夜寝る前に暗記して睡眠をとると、頭の中で記憶が再編成・再構築される。
    朝起きた後は、昨夜覚えた単語群を、ざっと再復習する。
    こうすると、さらに記憶が定着していく、

    ということのようです。

    結構有名なハナシですので、ご存知の方も多いと思いますが。

    まぁ、でも、寝る直前に、アタマをあんまり熱を持った状態にするのもいかがなものか、と思ったりもしますけどね、

    個人的には。特に、会社勤めのオトーさんやオネーさんたちは、ようやく一日の疲れをとって、リラックスしようとする時ですからね。

    なので、「そんな貴重な夜の時間に英単語の勉強なんぞしたくないわい!」という皆さんのために、ちょっと変形させたやり方を提案します。

    といっても、それほど大層なものでもないんですが…。

    要するに、英単語の暗記作業自体は、通勤電車の中とか昼休みとか、日中の仕事のスキマ時間を利用して、いつもどおりやるわけです。

    で、夜はもう、完全にリラックス。
    寝る前の新しい暗記や復習なども、別にしなくてOK、とにかく、気持ちよくぐっすり寝ることだけを考えて、なるべく楽しいリラックスした気持ちで、床につきます。

    そして迎えた、次の日の朝。

    この朝は、真面目に前日の復習をする。コーヒーでも飲んだら早々に、前日の日中のスキマ時間におぼえた内容の復習を、ちゃんとします。

    そう、要するに、無理して「寝る直前」に詰め込まず、日中のどこかで憶えた英単語などを、よく寝た次の日の朝にはマジメに復習しましょう、というだけの話です。

    ワタクシは、短期記憶を中長期の記憶に移し替える作業は、寝る前に憶えるという行為よりも、むしろ朝の真剣な復習のほうに重きが置かれている話なのだ、と、体感的に思っているわけです。

    夜はできるだけリラックスして、脳の疲れをとることに意識を向けましょう。

    寝る前に単語の勉強なんかして、ただでさえ疲れてる脳に追い討ちをかけて興奮させちゃ、いけないですよ。

    え、ホントかよ、って?

    まあ体験的な世界ですから、科学的に立証しろといわれてもできませんけど。

    信じる者は救われる、ひとつ、お試しになってはいかがでしょうか(笑)。

    さて、では最後に、「上手に眠る10のコツ」を書いたサイトを、ご紹介して終わります。

    それでは、オヤスミナサイ……。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年04月08日

    英語が「わかる、聴き取れる!」と感じた瞬間について。

    皆さんもそうだと思うのですが、「こうやって英語・英会話の勉強を続けていて、うまくなったと思う時が、果たして自分にやってくるのだろうか?」といった、漠然とした不安にさいなまれる瞬間が、ありませんでしょうか。

    英単語帳を広げて忘れた単語のチェックをしている時とか、通勤電車で英会話のCDを聴いている時とか、英会話学校の帰り道とか。

    自分が前に進んでいるのか、その場足踏みをしているのか、いやひょっとしたら、前より後退しているんじゃないの?などと、自分のやっていることが全く意味のないように思える瞬間が、誰にでもあるんじゃないでしょうか。

    ワタクシは昔、結構そういう気持ちになることがありましたので、他のヒトもそういう気持ちになるんじゃないかなぁ、と、やはり思うわけであります。

    で、その疑問に対する答えはどうなの?と、なると思いますので、ワタクシの個人的感覚を書き留めておきます。

    あくまでも個人的な体感になりますが、「あ、オレ、英語が以前よりうまくなってる。前よりずっと何を言ってるか聞き取れてるし、会話もなめらかになってる。」という「感じ」は、あるとき、自分の中に、確かに訪れました。

    ただそれはいつか?と問われると、「×年×月×日の何時頃」というかたちではっきりと日時を特定して、思い出すことはできません。

    自分の場合は、ある固定された瞬間というか一時に、鮮やかなかたちでその「感じ」をつかんだわけではありません。

    今となっては漠然とした記憶なのですが、それはある日突然きた衝撃ではなくて、非常に緩やかに、いつの間にか自分の感覚にふっと寄り添うように、そう思えた時が何度かあったのです。

    英語が「わかる、聴き取れる!」と感じた瞬間について。の続きを読む

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    2007年04月07日

    (2)たまには、長い英文を読もう。

    最近はネット環境の整備とデジタルコンテンツの普及が進み、ちょっとした英語の勉強は、実にやりやすくなりました。

    大量の英語教材がネットにあふれている現在、その気になれば教材購入のおカネすらほとんどかけずに、英語の実力を大きく伸ばすことも可能でしょう。

    ただ、学習環境が整備される一方、大きな落とし穴がひとつ、あるように思えるのですね。

    その落とし穴は、ネットにあふれる英語関連の情報が、基本的に、「リアルタイムに」「最新情報を」「1ページあたりの容量は多くせず、代わりにページ数を大量に増やすことで伝えていく」構造となっていることから生じることのように思います。

    ネットで英語ブログなどを多く読まれている皆さんのような方々は(笑)、比較的、短く少ない分量の英語を読むことにどうしてもなりがちだと思うのです。

    それが常態化しますと、長くボリュームのある英文を最後まで読み、じっくりその趣旨なり論理なりを追って考えていく、といったことをするための気力が、だんだん衰えてくる可能性があるのですね。

    これは危ないですよ。

    短い文章ばっかり追いかけてると、ちょっと量が多そうな英文を見ただけで、もう手がでなくなってくる。
    最初のパラグラフだけちらっとよんで、「最初に書かれた結論だけさっとみておけば、もういいや」と、だんだんなってくる。

    要領よくやっているようでいて、実は長いものをじっくり読む、気力そのものが落ちてきているのかもしれないのです。

    (画面で長いものを読んでると目が疲れてくる…といった別の問題もあるかもしれませんね(笑))

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    2007年04月06日

    (1)たまには、長い英文を読もう。

    今日は、英語を読むこと、それも「長い文章を読む練習」についてです。

    たまには、そう、週に1回ペース位のたまに、でよいので「ある程度の長さから成る(できれば良質の)ひとまとまりの英語の文章」を、腰を据えて読む、ということを習慣化するようにしましょう。

    毎日とは申しません。(ただし、短い文章ならば、できれば毎日でも何かしら読んだほうがよいと思いますが。)

    ここでお話しているのは、あくまで、長文の英語についてです。

    例をあげると、Newsweek等の特集ページ程度の長さ、A4で3、4ページ程度の分量で書かれている、ひとまとまりの特集記事なり、評論なり、あるいはエッセイなりを、イメージしています。

    皆さん、最近は長い英語の文章を、どれくらい読んでいるでしょうか?

    実際、そんなに長い文章を読む機会がない、あるいは機会があっても長いものは読まないということが、意外に多いのではないでしょうか。

    実はワタクシも、今となっては普段は長い英文は、あまり読まないのですね。
    英語の長文に接するのは、会社で、ごくごくたまに、仕事上の関連書類を読む時くらいです。

    それですら、ビジネス上のものなので、ポイントだけ拾い読みするくらいで終わっています。
    普段は読むにしても、ネットでCNNなどに行って、関心のある英文Newsのヘッドラインをざらっと読むくらいで終わっています。

    ですので、こんなことを言えた立場でもないのですが、それでも時々は、コーヒーの残りが冷たくなるまでスタバなどでねばって、Newsweekなどを読めるだけ読むという程度のことは意識してやるようにしています。

    なぜ、長い文章を読むことを、おすすめするのか?

    これはもう、はっきりいって「長いものを読みきる気力を養うトレーニングのため」です。

    明日に続きます。

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    2007年04月04日

    (2)「目にあまる英語バカ」を、読んで。

    昨日からご紹介している勢古浩爾著「目にあまる英語バカ」(三五館)の最後に、「絶対に英語が上達する一般的方法がある。」として、まとめ的にこう書かれています。

    引用します。

    「テレビかラジオ英会話をベースにして、毎日三時間の勉強を一年間続けることである。・・・でなければ一時間を絶えることなく三年間。とにかく自学でゆるむことなく「継続」しなさい、ということである。具体的な何時間何年間なんてことに深刻な意味はない。・・・この世に驚異の学習法など金輪際、存在しない。」

    「申し上げたいことは、決して責任をとらない世間や商売人が煽り立てる英語熱に浮かされて騙されないように、また自分をも騙さないように、ということだけである。」

    いかがでしょうか?

    特に、「自分をも騙さないように」というメッセージには、結構コタエルものがありますね。

    最後は極めてまっとうな正論でしめくくっていますが、全体として読みやすく、色々と考えさせられるものがありました。

    ここからは、この本を読んでの、個人的な感想と意見になりますが。

    いくつかの点では意見が異なる箇所もありますが、強く賛同した点は、著者も指摘しているとおり、結局、英語がうまくなるかどうか、またその上達度合いは、「英語の学習のために、熱意をもってどれだけの時間を投下したか」ということにつきる、というところです。

    膨大な量の時間とエネルギーの物理的投下なくして、英語が一足飛びに上達するということはあり得ない、という点です。

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    2007年04月03日

    (1)「目にあまる英語バカ」を、読んで。

    ちょっとすごいタイトルの本があったので、立ち読みしていたら止められず、つい買ってしまいました。

    「まれに見るバカ」を書いた、勢古浩爾さんの新刊のようです。

    「目にあまる英語バカ」 (勢古浩爾、三五館、1,260円)

    前半の、会社から芸能界に至るまでもういやでも目につく、彼が言うところの「英語バカ」にむかっての数々の罵詈雑言を読んでいるだけでも、ずいぶん楽しいのですが。

    ご本人が「本書を読んでも英語はまったく上達しない」と、まえがきの一発目に書いておられますが、少なからぬ英語学習のヒントも、この本にちりばめられているように思います。
    amazonなどでもレビューがまだ無いようですし、少しご紹介したいと思います。

    まず、勢古さんは、

    ・英語を宝石のような、だれもが羨む「かっこいい」ことの証明であるかのような、自我の装飾物としか考えていない人間

    そして、

    ・なんの必要もないのに英語がしゃべれないことを「かっこわるい」と思う者、または英語ができる人間に嫉妬する類の人間

    を、まとめて「英語バカ」と定義します。

    「英語バカ」の根本は「白人(西洋)コンプレックス」であり、このコンプレックスが若い世代になくなりつつあるといわれる現状を、「大ウソである。」と断じています。

    そしてこの本の前半部分では、「英語バカ」が、会社・作家・芸能界・政治家・学者そしてスポーツ選手に至るまで、ありとあらゆる所でゆがんだ形の英語・英会話熱がはびこっている現状に対して、悪態をつきまくってます。

    もっとも、悪態とはいっても、割と爽やかな印象で、笑い流して一気に読めます。

    これはおそらく、自身の英語力がたいした水準にはないと謙虚に構えていることと、英語・英会話に日本中で浮かれる今の状況を、「恥の感覚」を持って見つめているから、なのでしょう。

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    2007年04月02日

    英語上達のために、オレンジ色の灯を机のそばに置こう。

    英語に限りませんが、今日は、学習環境に関わる小ネタをひとつ。

    仕事帰りの夜に多少でも英会話本をひろげる気力の残っている方は、学習効率をあげるために、ひとつおすすめしておきたいことがあります。

    それは、「いつも英会話本なり単語帳なりをひろげる机のそばに、オレンジ色の照明を置くこと」です。

    カラーセラピー的に言えば、オレンジという色は心を暖かくし、前向きにする作用がある、といわれているそうですが。

    オレンジ色の光は間接照明においてよく使われていることでおわかりのとおり、なんといっても非常に優れたヒーリング効果があるので、仕事に疲れた頭で英語を少しでもやろうという時にはリラックスできて、意外と物おぼえの助けになるんですね、これが。

    少なくとも蛍光灯の下で読むより、部屋全体をやや暗めにして、手元にオレンジ灯を置いてやるほうが、実際に頭もリラックスして、はかどりますよ。

    まぁ確かに、個人的にも好きという面もありますけれどね、オレンジ色も、オレンジそのものも。
    この日記サイトも、デザインを探していたときから、オレンジ色を基調にしようと決めていたくらいですし。

    さぁ、これを読んだら、さっそく明日は素敵なオレンジ色の光源を求めて、東急ハンズでものぞいてみましょう(笑)。

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    2007年04月01日

    (5)話す前に、相手の話をよく聞こう。

    英会話上達を目指し、相手の話をListenすることの重要性と、そして気をつけるべきポイントを書いてきました。

    ここまでの話を整理すると、

    「相手の目をみて話を聞くようにすること。」

    そして、

    「あいづちを、適切に打つようにすること。それには、話の流れを切らないようにすること、あなたに伝えたがっている相手の感情を理解し、それにそって話を深めていくことを意識したあいづちをうつことを、心がけること。」と、なりますね。

    最後に常々思っていることをひとつ書いて、このテーマに一区切りつけたいと思います。

    結局、英会話もワタクシやアナタが日々数え切れないくらいに交わしている「会話」に属するものです。

    それがふだん使い慣れない外国語で行われているということで、「会話」であることに変わりはありません。

    我々はつい、英単語数や会話表現テクニックなどに詳しくなりさえすれば、日本語同様の会話ができるようになると思いがちです。

    しかしながら、母国語である日本語の会話においてすら、「あの人は何をいいたいのかよくわからない」「あの人とは話がかみ合わない」といったことが、ご存知のとおり、しょっちゅう起こっていますよね?

    洋の東西を問わず、「会話の話し手と受け手が、おたがいの本当の思いをキャッチボールのように交換し合い、伝えあうこと」は、そもそも、とても難しいことなわけです。

    ですので、「英会話を通じて、目の前の相手とのコミュニケーションを成りたたせたい!」と思う強い気持ちが自分の中にないと、こちらのSpeaking部分だけうまく相手に伝わっている、という状態には絶対に成り得ないわけです。

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