眠る直前の英単語の暗記、やれますか!?
「英単語を含む暗記モノについては、夜寝る直前にやるとよい」、とはよく言われるところであります。
夜寝る前に暗記して睡眠をとると、頭の中で記憶が再編成・再構築される。
朝起きた後は、昨夜覚えた単語群を、ざっと再復習する。
こうすると、さらに記憶が定着していく、
ということのようです。
結構有名なハナシですので、ご存知の方も多いと思いますが。
まぁ、でも、寝る直前に、アタマをあんまり熱を持った状態にするのもいかがなものか、と思ったりもしますけどね、
個人的には。特に、会社勤めのオトーさんやオネーさんたちは、ようやく一日の疲れをとって、リラックスしようとする時ですからね。
なので、「そんな貴重な夜の時間に英単語の勉強なんぞしたくないわい!」という皆さんのために、ちょっと変形させたやり方を提案します。
といっても、それほど大層なものでもないんですが…。
要するに、英単語の暗記作業自体は、通勤電車の中とか昼休みとか、日中の仕事のスキマ時間を利用して、いつもどおりやるわけです。
で、夜はもう、完全にリラックス。
寝る前の新しい暗記や復習なども、別にしなくてOK、とにかく、気持ちよくぐっすり寝ることだけを考えて、なるべく楽しいリラックスした気持ちで、床につきます。
そして迎えた、次の日の朝。
この朝は、真面目に前日の復習をする。コーヒーでも飲んだら早々に、前日の日中のスキマ時間におぼえた内容の復習を、ちゃんとします。
そう、要するに、無理して「寝る直前」に詰め込まず、日中のどこかで憶えた英単語などを、よく寝た次の日の朝にはマジメに復習しましょう、というだけの話です。
ワタクシは、短期記憶を中長期の記憶に移し替える作業は、寝る前に憶えるという行為よりも、むしろ朝の真剣な復習のほうに重きが置かれている話なのだ、と、体感的に思っているわけです。
夜はできるだけリラックスして、脳の疲れをとることに意識を向けましょう。
寝る前に単語の勉強なんかして、ただでさえ疲れてる脳に追い討ちをかけて興奮させちゃ、いけないですよ。
え、ホントかよ、って?
まあ体験的な世界ですから、科学的に立証しろといわれてもできませんけど。
信じる者は救われる、ひとつ、お試しになってはいかがでしょうか(笑)。
それでは、オヤスミナサイ……。