若いヒトたちのPC、ケータイ利用方法に、ビックリ。
ひょっとしてこういう現実に驚いていることそれ自体が、驚くべきオジサン度かもしれない…と内心おののきつつも(笑)、結構びっくりした記事がありましたので、ご紹介します。
CNET Japan -「5分喋れば長電話」「お風呂でメールは当たり前」--今どき若者のケータイ事情(2007年4月26日付記事)
まぁ読んでいただければと思うのですが、ワタクシが驚いた点を挙げますと;
・執筆者の会社の調査によれば、今の若者にとっての長電話は「5分」というのが、最も多い回答だった。
・別の調査によれば、「お風呂でケータイを使う」という回答が多かった。
お風呂にケータイを持ち込む時には、密封袋に入れ、ストロー等で中の空気を抜き、ビニールがボタンにぴったり吸い付くようにして、入浴中にメールやゲームを楽しむ。
・また別のアンケートによれば、音楽を聴く時は、サビの部分など一部だけしか流れない、いわゆる「着うた」で十分、と答える若者が多い。
カラオケなどで不便では?との問いに対しては、「サビだけわかればなんとなく歌える」「カラオケでもサビだけのメドレーがあるし」、とのお答え。
なるほどねぇ…アルバムが売れなくなってきているのも、道理ですな。
ちなみに、この記事の筆者はこれを「コンテンツのスナック化、つまみぐい現象」と呼び、全世界的に進行している現象だと、指摘しています。
自分の欲しい部分だけ、パクッとつまみぐいするイメージでしょうか。
いかがです?
「そんなの常識じゃん!」ともし言われたら、もう、返す言葉もないんですけれどね…。
とりわけ驚いたのは、お風呂にそうまでしてケータイを持ち込もうとしているヒトが、かなり多いらしいという事実。
さっさとお風呂から上がって、その後に話したほうが効率的では?などと思っているようでは、もはやキョービの若者とコミュニケーションをとることなぞはおよそ不可能、といってもよさそうな勢いであります。
(うーん、完全防水を売りにしたケータイが、それで結構でてきているんですねぇ。日本の携帯電話メーカも、すごいなあ…。)
しかし、なんですね。
英語ブログなんで、ちょっと強引に英語に結び付けますけど。
英語の勉強は、自分の欲しいコンテンツばっかりつまみ食い、というわけにはいきまへん(なぜか大阪弁)。
なぜなら、相手が自分の興味ある部分だけにあわせてコミュニケーションをしてくれるとは、限らないからどす(今度は京言葉)。
自分が興味がなくても、相手が多大な関心を持っているところで交わらざるを得ないのが、たぶんワレワレの生きる世の中というもの。
あんまり自分中心主義で英語や英会話に向き合おうとすると、5分以上の会話ができないヒトになってしまうかもしれませんよ…って、こういうことを長々書いているだけで、もう、彼らには終わりまで読まれずに、速攻でこのページから離脱されてることでしょう(笑)。