2008年05月25日
洋画DVDで英語を学ぶなら、特典の「監督音声解説」を聴こう。
英語・英会話の勉強をかねて、洋画のDVDをsubtitle(字幕)無しモードにして見ている方、たくさんいますよね。
ワタクシも機会があればやるようにしてますが、見ている途中で聴き取れなかったセリフがいくつか積み重なってくると、どうしても気になってしまって、その後のストーリー展開を追うのにも、いまひとつ身が入らなくなってしまいがちです。
で、結局ガマンできなくなってモードを元に戻し、英語や日本語の字幕を画面上に復活させて「あぁ、こういう意味か」と確認し、納得したはいいものの。
また字幕ナシモードに戻すのがつい面倒くさくなって、字幕を出したまま最後までそのまま見てしまったりします。
これじゃ、意味ないのですが。
ただワタクシ、DVDレコーダの前で同じような状態に陥っている学習者の方は、きっと全国にたくさんいるはず…ともにらんでいるのですが(笑)。
ま、それはともかく、この週末は「The Bourne Ultimatum」をレンタルしてきました。
映画館でも見たんですが、細かいところをもう一度見たくなりまして。
この作品、ご存知のとおり、人間離れした強さのボーンを演じるマット・ディモンが、追ったり追われたりで世界中をかけめぐる、シリーズ三部作のラストです。
で、字幕を出したりひっこめたりしながら本編を見ていたんですが、ふとBONUS(特典)についていたFeature Commentary with Director Paul Greengrass(ポール・グリーングラス監督による音声解説)に目がとまって。
日本語字幕を出して見るともなく見ていたら、これが面白かったんですわ。
面白いというのは、コンテンツとしてはモチロンのこと、英語のリスニング・英語表現チェックのための「教材」としても、です。
正直なところ、映画本編の俳優のセリフを追うよりも興味ぶかく、監督の話しぶりを追うことができました。
これは個人的には、意外な発見でした。
英語学習という意味では、「監督のコメンタリー」が侮れないというか、本編を聴くよりもむしろ効果的なのでは?とすら、思ったことがです。
「なぜだろう?」と、考えてみたんですが。