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  1. 洋画DVDで英語を学ぶなら、特典の「監督音声解説」を聴こう。
  2. 英語・英会話学習、進歩が自覚できなくて悩んでいるときの過ごし方(2)。
  3. 英語・英会話学習、進歩が自覚できなくて悩んでいる時の過ごし方(1)。
  4. GW中はひとつ英語の勉強でも…と奇特にも思っている方に(2008年版)。


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2008年05月25日

    洋画DVDで英語を学ぶなら、特典の「監督音声解説」を聴こう。


    英語・英会話の勉強をかねて、洋画のDVDをsubtitle(字幕)無しモードにして見ている方、たくさんいますよね。


    ワタクシも機会があればやるようにしてますが、見ている途中で聴き取れなかったセリフがいくつか積み重なってくると、どうしても気になってしまって、その後のストーリー展開を追うのにも、いまひとつ身が入らなくなってしまいがちです。

    で、結局ガマンできなくなってモードを元に戻し、英語や日本語の字幕を画面上に復活させて「あぁ、こういう意味か」と確認し、納得したはいいものの。

    また字幕ナシモードに戻すのがつい面倒くさくなって、字幕を出したまま最後までそのまま見てしまったりします。

    これじゃ、意味ないのですが。

    ただワタクシ、DVDレコーダの前で同じような状態に陥っている学習者の方は、きっと全国にたくさんいるはず…ともにらんでいるのですが(笑)。


    ま、それはともかく、この週末は「The Bourne Ultimatum」をレンタルしてきました。

    映画館でも見たんですが、細かいところをもう一度見たくなりまして。


    この作品、ご存知のとおり、人間離れした強さのボーンを演じるマット・ディモンが、追ったり追われたりで世界中をかけめぐる、シリーズ三部作のラストです。

    で、字幕を出したりひっこめたりしながら本編を見ていたんですが、ふとBONUS(特典)についていたFeature Commentary with Director Paul Greengrass(ポール・グリーングラス監督による音声解説)に目がとまって。


    日本語字幕を出して見るともなく見ていたら、これが面白かったんですわ。

    面白いというのは、コンテンツとしてはモチロンのこと、英語のリスニング・英語表現チェックのための「教材」としても、です。

    正直なところ、映画本編の俳優のセリフを追うよりも興味ぶかく、監督の話しぶりを追うことができました。


    これは個人的には、意外な発見でした。

    英語学習という意味では、「監督のコメンタリー」が侮れないというか、本編を聴くよりもむしろ効果的なのでは?とすら、思ったことがです。


    「なぜだろう?」と、考えてみたんですが。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年05月17日

    英語・英会話学習、進歩が自覚できなくて悩んでいるときの過ごし方(2)。


    前回は五月病にかこつけて、誰にも訪れる「英語・英会話の学習にダレてきて、新鮮な感動が薄れてくるときの状態」について書きましたが、もう少しその続きを考えてみたいと思います。

    なにも英語・英会話に限ったことではないのですが、つらつら考えるに、「はじめて接した時の新鮮な感動」というヤツを原動力・スタート地点にして、ひとつの物事を長く続けようとするのは、おそらく根本から間違っていますよね。


    「はじめて××した時の感動を、忘れないようにしよう」といった類の文章は広告そのほかあちこちで見かけますが、後でこの「最初のときの感動」がどうだったかを思い出そうとしても、少なくともワタクシの場合は、あまりうまくいかないのですね。

    たいていの場合思い出せるのは、「あの時は最初だったし、感動したよなぁ」という「感動したという事実」だけで、その時にどんな思いを抱いて、どれくらい感動したのかという「具体的な感動の内容」については、忘れてしまってどうにも思い出せない…ってことが、結構多いです。

    かりにその時の感覚をよみがえらせることができたとしても、当時の新鮮な思いと今の追憶が、質感として同じなはずもないですし。


    冷蔵庫で賞味期限が切れた生鮮食品を偶然見つけ、その匂いをかいでみて「あぁ、そうそう、コレこんな匂いだった」って、思い出すのに似ているんじゃないですかね。
    匂いのほとんどが飛んじゃっていて、わずかな残り香(笑)によってね。


    英会話学校なんかは、入学式とか入社式のシーズンにあわせてここぞとばかり「思い立った今がはじめるチャンス!」と売り込んできますが、こう考えてみると、「思い立ったその時に、勢いで新しい物事をはじめる」というのは、むしろ避けたほうがよい、と言いたいですね。

    広告戦略で「ステーキを売らず、sizzleを売れ」というのがありますが、購買欲をあおる側はそれでいいとしても、買う側としてはsizzleを必要以上に重んじないようにする、ステーキそのものとsizzleを完全に同列に扱い同じ目線でみていく、という冷徹さが必要です。


    「たった一ヶ月で英語がペラペラに!」的な広告コピーも、このsizzleを売り込んでいるわけですが、仮に百歩譲って「一ヵ月後にペラペラになったとしても、その後どうなるのか、どう変化していくのか?半年後は?3年後は?」については、売るほうも知らん顔だし、買うほうも思考を閉じてしまう…といった感がありますからね。


    え、「そんな先のこと、わかるわけない」って?

    じゃ、「一ヵ月後の英語ペラペラ状態」だって先のことなのに、そっちだけは(笑)なぜそんなに期待するんですか?
    近い将来なら、確信が持てるんでしょうか?


    英語・英会話に対する最初の新鮮な思いがいつか薄れ、毎日ごはんを食べて会社に向かうのと変わらない、ひとつのルーティンとなる時がいずれ必ずくるわけですから、むしろその時にどうするかをじっくり考える。

    長い人生、英語・英会話に変わらず接していたいなら、おそらくそのほうが、ベターな判断ができるように思います。


    で、もうひとつ思うのは…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年05月13日

    英語・英会話学習、進歩が自覚できなくて悩んでいる時の過ごし方(1)。


    はやいもので5月ももう、半ばですねぇ。


    この4月から「英語・英会話がうまくなってやろう!」とスタートした方や、あるいは「心機一転、再チャレンジだ!」とリスタートした方の中にも、「ちょっとダレてきた…」という感覚におちいっているヒトが、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

    5月といえば「五月病」だったのですが、最近はあまりこの言葉も、耳にしませんね。
    一年中季節にかかわりなく、どこかしら「調子がでない」とか「やる気がしない」とかいう方が、全国的に増えてきている…ということなのでしょうか。


    新しいことのやり始めというのは新鮮な気持ちで、何もかもが刺激として、作用しますからね。
    水を吸うスポンジのように、知識を吸収していける点がメリットです。

    ただ時間が経つにつれ、その状態にはいずれ必ず、慣れてくるわけで。

    少なくとも「新鮮な驚き」というヤツをテコにして、たとえば英会話のリスニングとか、英単語の暗記とかを続けることは、だんだん難しくなってくる。


    おぼえるべき内容は毎日違っていても、「ほぼ同じ時刻に机に向かって、いつものテキストをとりだして、昨夜におぼえ切れなかった単語の復習をして…」といった一連の動作がルーティン化してしまい、これまでの新鮮な刺激をテコにしていたアナタのやり方に、いわば逆方向から、ブレーキをかけてくるわけですね。

    ただ、この段階では、「英語・英会話を身につけたい」というアナタのモチベーションそのものは、まだまだ健在なことが多いはず、なのですね。

    「新しいことを学ぶ」という刺激に慣れてしまって、いわば学習効率が落ちかかっているだけで、「英語・英会話を身につけたい」というアナタの思いそのものは、いまだ失われていないわけです。


    しかし、この状態をずっと続けていると、第二段階として「こんなことを続けていて、果たして目に見える成果なんて得られるんだろうか?単なる時間の浪費じゃないのか?」というように、心の内面にムクムクと、英語・英会話の世界に踏み込んでしまった自分の判断を責めたてる「疑念」のようなものが、必ず湧き出してきます。


    そしてそのような「悪魔のささやき」が、内面でドンドンと、自分の主張を声高に叫ぶようになる。


    心の中にいるもう一方のアナタの弁護人(笑)は、必死で防戦・反論に努めますが、どうにも立証が弱い。

    なぜなら、アナタは英語・英会話の勉強をはじめてまだ日も浅く、「進歩が得られている」という確信を、自分自身にたいしてすら、説明できないからです。

    かくして、アナタはあえなく「敗訴」(笑)…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年05月03日

    GW中はひとつ英語の勉強でも…と奇特にも思っている方に(2008年版)。


    ゴールデン・ウィーク真っ盛りになってからこんな記事を書くのがおマヌケだというのは、一応わかってはおりますが。

    ま、「久しぶりにまとまったお休みがとれた人が、奇特にも(または予定がないので仕方なく・笑)遊びにもいかず、英語・英会話でもやってみるか…と思ったとき」のためのネタということで、読み流していただければと思います。

    ワタクシ同様、GWはどこにも行かず行けずで、PC画面の前…という同志の皆様に、捧げるコラムであります。


    さて、一年前のGWに書いたエントリー(GW中はひとつ英語の勉強でも、と奇特にも(笑)思ってる方に。)を読み直してみたところ、このときは手頃な英会話フレーズ集などを一冊新たに買って、連休中にマスターしてみては?というお題で書いていました。

    それでもこのGW、最大9日とか10日のまとまったお休みがとれるラッキーな方は、やっぱり旅行、それもどこぞの英語圏にでも旅立って、街中で生きた英語に触れるのが、気持ちもリフレッシュするし、一番いいんでしょうねぇ。

    イヤイヤ、カレンダーどおりでせいぜい3、4日程度の休みだし、しばらくぶりに遠ざかっていた英語・英会話のテキストでもまた開いてみるか…という、そんなアナタはちょっと聞いてくださいな。


    ふだん仕事が忙しく、通勤電車とかカフェとか会社の休み時間とかの、いわゆる細切れ時間にしか勉強のチャンスがない人って、持ちなれない(笑)まとまった休みを目のあたりにすると、ついつい「やり残してたまっていた、あるいは手付かずの英語・英会話教材の復習をして、日ごろの遅れを取り戻そうとする」傾向がありますよね。

    マジメな学習者ほど特にそうです。違いますか?


    ワタクシが思うに、そのような「これまでのたまった遅れを、連休中にがんばって一気に取り戻すぞ!大作戦」は、できればやめたほうががいいです


    その理由は、せっかくの休みなんだから休みなさいよ…ということではモチロンなくて、「ふだんやっている勉強のコンテンツを、ふだんと違った環境・リズムでおぼえようとすると、なぜか長期記憶として残りにくいから」なのです。


    英語・英会話に限りませんが、外国語を身につけようとするなら、最後の成否は、「勉強してから長い年月が経ったあとで、自分の中にそれがどれだけ血肉となって残ったか」の総量で決まってきます。

    で、日ごろの勉強を通じて、短期記憶から長期記憶への移行作業が頭の中で並行して行われているわけですが、普段の学習のリズムと異なった状況において、いつもの学習内容に触れようとしたときに、ワレワレの脳はなぜかその違ったリズムを拒絶してしまうのです。

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