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  1. 海外旅行で、街中の標識や看板が読めず不安だったアナタへのオススメ本。
  2. 英語学習に活かす、「イチロー」のこの言葉。 
  3. 「一日に1単語だけ、徹底的におぼえる」やり方だって、悪くない。
  4. 英語・英会話、上手くなりたいなら、ひとつの方法論にこだわらない。
  5. 「英語の勉強、面倒くさい」という気持ちとの戦い方(4)。


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2008年01月30日

    海外旅行で、街中の標識や看板が読めず不安だったアナタへのオススメ本。


    大手英会話スクールの編集本は実は意外によいものが少なくて、これまで当ブログでは、あんまりオススメしてはこなかったんですが。

    本日はその例外?になりますが、新刊を一冊、推しときます。


    教科書にのってない海外日常英語がわかる本  (英会話のジオス、2,100円、ジオス)


    なんといっても、この本は一冊丸々、カラー写真だらけ。

    見開き2ページのどちらかに看板や標識、メニューや案内板のカラー写真がスペースも大きく掲載されていて(写真の中の英文を読ませるのが目的なので)、見ているだけで楽しいですね。


    本のまえがきによれば、NYやロンドンで働いて生活している日本人が、現地でとった街角の看板やレストランのメニュー写真を掲載しているとのことで。

    あわせて、彼らの現地の生活における体験談コラムなんかも載っています。

    となると、やっぱりこれらの現地のサポーターの方々には謝礼とか払ったりするんでしょうし、そりゃ資本のある大手企業でないと、こういう発想の本はなかなか企画・出版ができませんよねぇ。

    そのためか、はたまたカラー写真だらけで製本コストが高くついたせいか(ちなみにCD付)、値段は若干お高めではありますが。

    それでも、日本にいながらにして、アメリカやイギリスの街中の看板だの標識だのに書かれるような英語をまとめてチェックできる本というのは、ちょっとそうは見当たりませんので、手もとにおいておく価値はあると思いますよ。


    まずは、この本に掲載されているカラー写真の広告文や標識のサインがどれだけ読めるか、ひととおりパラパラとめくってみて、一冊まるまるチェックしてみることをオススメします。

    そりゃもともとが、皆が一瞬でわかるようにするための看板や標識なんで、一瞬ですぐにわかるものもかなり多いはずですが、??と思わずなってしまうものも中にはあったりして、すべての写真内の英文についている対訳などをチェックしていると、あっという間に時間がたってしまいます。

    この本の帯には、「TOEIC対策に」的な宣伝コピーが載ってますが、TOEIC対策だけなら、ここまでやる必要はないでしょう。

    むしろこの本は、「これまでアメリカやイギリスに旅行にいったとき、街中で看板や標識が読めずにちょっと不安だったり、イラッときていた人、あるいはレストランでメニューがよく理解できず、食事のお味にまでイマイチ影響がきていた人」などにとって、ピッタリなんじゃないかと思います。

    ま、これは単に、ワタクシがこの本を買った理由のひとつですが(笑)。


    海外旅行を楽しむためには、そういった細かいところのストレスの積み重なりがやっぱりバカになりませんし、看板やレストランのメニューくらいは、ほぼ全部スパスパとわかったうえで、旅を続けたいものです。

    しかしそれにもかかわらず、ご存知のとおり、専門的な論文や社説などはスラスラと読めるくせに、看板にかかれたこういったごくシンプルなメッセージが何を意味しているのかがよく理解できずに人知れずこっそり不安を感じている…という人は、この国には意外と多くいるじゃないですか。

    文化的な背景知識の問題だったり、単語を知っているか知らないか、という問題だったりするときもあるでしょうが、こういうのは基本的には、単なる「慣れ」の問題だと思うんですね。

    ですので、「英語学習の参考書」と堅苦しく考えずに、「この写真の標識はなんて書いてあるんだろう?」とパラパラめくって楽しむための本と考えて、マンガや小説を読むようなつもりでリラックスして接するのが、一番ヨイんじゃないかと思います。

    ちなみに、全体の9割くらいはアメリカ編で、最後に1割ほど、ロンドン編が入っています。


    個人的には、このロンドン編に載っているパブの入り口の看板写真などが、なんとなくなつかしかったですね。

    うーん、Fish&chipsとGuinnessで、また一杯やりたい…。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年01月24日

    英語学習に活かす、「イチロー」のこの言葉。 


    NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀 イチロートークスペシャル」、あのイチローのスペシャル・インタビューということで、見た方もかなり多いと思いますが。

    そのなかで、やけに深く心に残ったセリフがありましたので、録画したハードディスクを巻き戻して、書きとめてみました。


    もちろん野球、そしておそらくは野球を通じてみた「人生」について語ったものでしょうけど、これは英語・英会話を学ぶ時のスタンスとしても、まったくそのままに応用できると思います。

    ↓ これです。


    『僕は、「満足」は、重ねるべきだと思う。

    そうじゃないと、人間のヤル気なんか起きない。


    何かを達成したときに、「いや、まだまだ、こんなものじゃない。まだ上に行きたい」と自分を戒めることって、よくありますよね。

    それは、自分を苦しめるだけだと思う。


    何かやったら、大きく満足した方が良い。そのあとで、満足した後で、また何かが必ず出てくる。

    自分は、メチャメチャ「満足する」人間だ。

    満足しないなんて、考えられない。


    次に進むためにも、僕は満足したい。』


    英語がなかなか上達しない、英会話でうまくしゃべれない…とあせっている方、あのスーパースターでさえ、こう言ってるんですから。


    今日一つ英単語をおぼえたこと、電車の中で英会話のフレーズ確認ができたこと、一日のうちで少しでも英語に触れることができたこと…といった、ささやかな「満足」のひとつひとつを大切にするようにしましょうよ、ホントに。


    いや~、それにしてもイチローって、本質に関わるようなことを、さらっとうまく言葉に表しますよね。


    「イチロー 262のメッセージ」という本まで出版されてますが、No wonderですな。

    (そういや、以前確か、この本買ったような気が…。 あとで本棚ひっくり返してみないと)


    ということで、「英語がうまくなってるんだかなっていないんだか、さっぱりわからん…」とお嘆きの皆さまの心のなかにも、彼の言葉がひとつの「満足」を生みますように。

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    2008年01月16日

    「一日に1単語だけ、徹底的におぼえる」やり方だって、悪くない。


    皆さん、「難しい英単語」をおぼえるときにはどういうやり方をされていますでしょうか?

    たとえば、今、ワタクシの手もとには、難しい英単語を中心に集めたこんな学習本があります。
    (買ったのは2005年の9月とけっこう昔ですけど、よい本ですよ。難単語をよりぬいておぼえたい方には、オススメです。)

    最強の英語ボキャブラリー1700語 語彙力を極める! (小島加奈子訳、語研、2,100円)


    ま、この本自体についての話は今回は置いておきますが、いまパラパラと見返してみると、最初の50ページ位はマーカーなども引き引き、比較的熱心にやった痕跡がありますが(笑)、後半は見事に真っ白でございます。

    反省しきりです。

    先ほど、離れの部屋にある自分の英語本ライブラリーをたまたま見直していて発見し、これはもう一度やらねば…と思い立って、引っ張り出してきた次第ですが。

    で、これは自分でもすっかり忘れていたところなのですが、勉強の跡を見てみると、どうも一度に35個をノルマとして英単語をおぼえようとしていたフシがあります。

    実はこの本、35単語を1ワードリストとして束ね、全部で50ワードリストから成り立っているので、「やる時は1ワードリスト単位で学習すると、区切りがいいや」と思って、自らの学習ペースを設定していたんでしょうね。


    それで、今どれだけおぼえているかというと、もうほとんどが忘却の彼方…おぼえたはずの前半の50ページだけで数えて、3割程度が口をついて出てくるかこないか、ですね。

    以前このブログで書いた「英単語1秒ルール」に照らして厳しく見たなら、せいぜい1割程度しか、アタマに残っていない感じです。

    自らのモノ覚えの悪さを棚にあげ、あえて言いますが、ま、こんなものではないでしょうか?

    ヒトの(自分の?)記憶など、かようにモロイものであります。

    ラインマーカーの跡を見ながら、2年前にがんばって費やしたあの時間は、一体なんだったのか…と、遠い目になってしまうことも、そりゃ否めませんが。

    数年前の記憶など、いったん歳月のテストにさらされるとそのほとんどがことごとく、不良品のらく印を押される運命にあるものなのでしょう。


    で、敗者復活戦をもくろむにあたり、今度はまったく別のアプローチを試みることにしました。

    前回のように、「35単語=1ワードリスト」といった、固定的な区切りに縛られることはいっさい止め、一日1単語でもヨイこととしました。

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    2008年01月10日

    英語・英会話、上手くなりたいなら、ひとつの方法論にこだわらない。


    おとといかな、本屋さんで「かなり役立つ日本語クロスワード」という本を買いまして。

    アタマがゆだった時のクールダウンに、一日に二題くらいずつ、日本語に関わるクロスワードを解いてるんですが、あらためてガクゼンとしましたよ。

    自分がホントに、日本語を知らないことに(笑)。

    もう四十年以上日本で生きてきて、毎日使っていて、この程度かよ…と思いました。ホントに。

    そんなヤツが英語のブログを書いているんですから、ある意味、これは神をも恐れぬ所業でございます。

    正直、パズルは時間の浪費のような気がして、これまではあんまりやらなかったんですが、かなり反省。

    クロスワード、恐るべし。

    それでも、このクロスワードでまたほんのちょびっと、自分にとっての新しい日本語を知ることができるので、これはこれで良いことだと思っています。


    ということで、英語・日本語その他を問わず、コトバの深さに触れるためのアプローチ法は、クロスワードパズルはもちろん、ゴロゴロと身の回りに転がっていますね。

    それらを全部いろいろ回ってつまみ食いすること、これは「最後の最後は」ムダにならない、とワタクシなどは思っています。


    ホラ、よく受験勉強なんかで「あれこれ手出しせずに、一冊に絞ってやること」とかいう話を聞きますよね。

    「試験合格」のように目的がはっきりしてる場合は、時間も限られていることですし、「最短距離を走る」こと自体にかなり意味があるので、そのほうがヨイでしょう。

    でも、「自分が日々生きる中のどっかの時期で、英語・英会話が上手くなりたいな」くらいに、ユルヤカに構えているアナタなら(笑)、間口をもっと大きく取って、やる順番とか範囲を絞ってとかあんまり細かく考えずに、いろいろ試してみたほうがよいように思います…。

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    2008年01月04日

    「英語の勉強、面倒くさい」という気持ちとの戦い方(4)。


    2008年となりました。

    本年も皆さんの英語・英会話の上達になにかしら役立つような記事をアップしていくことに努めますので、「そこツボ!」日記をどうぞよろしくお願いします。

    さて、越年となってしまったこの「英語・英会話学習における、面倒くささの克服法」というテーマ。

    もう一度まとめ直しておきますと、個人的には三つの方法で対処している…ということで、その二つまでご紹介しました。

    つまり、「面倒くさいマインド」の、ワタクシ的克服方法としてですが…


    (1)やらないで済む時は、面倒くさいと思うならいっそ全くやらずに、英語・英会話に対する学習意欲の「飢餓状態」を高めておく。

    そして、いざ気持ちが大きく盛り上がった時に一気に集中してやれるよう、周辺の雑事を片づけ、その時のためにまとまった時間を空けておくようにすること。


    (2)上の(1)の応用編。特に何かしらの締切があるときに使うと、効果的。

    英語・英会話の学習がやれる状況の時にも、あえてやらない。

    「原稿の締切間際に、ホテルなどで缶詰になって、作品を仕上げる作家」的な状況を、意図的に作り出す。

    しかし、(1)と同様に、周辺の雑事はなるべくそれ以前に片づけておくようにすること。

    一気に集中して学習を終えた時の達成感がとても強いことから、学習のモチベーションを、次へとつなげやすいやり方である。

    弱点としては、たまに不測の事態が生じて、結局のところ締切に間に合わずに終わってしまう(笑)ヒサンな状況の時があること。


    この二つだったわけですが、本日は三つのアプローチの、最後の一つです。


    それは、(3)「面倒くさい」と思いつつも、ノロノロと分量をペースダウンしながら、とにかく気持ちにムチ打って、しぶとく続けること。

    ただし、設定した分量ノルマは未達でもOK。

    ただ、「とにもかくにも、続けている。不恰好でも、前には進んでいる」という事実だけを、自分の内面に刻むようにする。

    ことです。


    「(1)や(2)で言っていることと、正反対だろ!」と、ツッコまれそうな気がします。

    そのとおりで、アプローチとしては、ほとんど真逆の方向かもしれません。

    しかし、真逆の方法論であるからこそ、意味があると思っています…。

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