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  1. (3)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。
  2. (2)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。
  3. (1)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。
  4. まわりの同僚・友人・家族に置き換えて、表現を練習してみる。
  5. 英会話のアウトプット力をあげたい人への、オススメ新刊書。
  6. 「ツァイガルニク効果」ってはじめて聞いたけど、ちょっとマユツバ(笑)。
  7. 英語・英会話を学ぶ時の自分の立ち位置を、ちゃんと決める。
  8. 海外に行かずに英語を勉強しているアナタへの、おすすめサイト。


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2007年05月31日

    (3)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。

    さて最後に、英語・英会話の習得プロセスの三番目の行き方について、触れておきます。

    これは、一定の限界線を自分で決めて、その水準に達したら、もうそれ以上深入りして勉強することを、あえてやめるやり方です。

    英語・英会話を人生のスパイス・趣味程度に考え、ペラペラになってやろうなどと、いわば野心は持たない。
    人生の一時期とはいえ、英語の勉強だけでシンドイ思いをするのも嫌だし、かといって長い年月ずっと、英語の辞書だの単語帳だのとつきあうのもイヤだ。

    こういう人は、自分の英語の上達に関しては、もう自分で定めた一定のレベルまできたなら、このレベルが維持できればもういい、と割り切って、あとは力があまり落ちないよう、たまに英語に触れておく程度にするわけですね。

    アイサツができればいいとか、旅先で簡単な会話ができる程度でいいとか、そういうところであえて踏みとどまるわけです。

    毎日忙しいのだから、英語や英会話だけの勉強にあんまり時間を使うわけにもいかない。
    そういう人は、こういう趣味レベルにとどめておくやり方も、一つの選択だと思います。

    ちなみに、ワタクシはフランス語もちょっとかじっておりまして、フランス語に関しては、この三番目のやり方でやってきています。

    旅先で旅行会話ができる程度、スーパーで簡単な買い物ができて、メニューが読める程度。うまくなったとしても、美術館で絵の横の説明をある程度まで読めるレベル(絵を見るのが好きなので)。

    このあたりを、フランス語の習得目標の上限に置いています。

    仏検3級は既に持っていますが、水準的には仏検2級と3級の真ん中あたりが到達目標の上限になるかな?とばくぜんと思っています。
    こんな風に目標を限定してはいるものの、まだ相当に時間がかかりそうですが(笑)。

    ま、そんなことはいいとして…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月30日

    (2)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。

    いやぁ、もう5月も終わりですね。
    また猛暑日のつづく毎日が、すぐそこですかねぇ。

    さて、昨日の続きです。

    英語・英会話の習得プロセス、おおまかに三通りの行き方があるという話をしました。

    ひとつは、最初から正確な、TPOを踏まえた英語にこだわって学ぶやり方。

    これは最終的には高い実力が得られるものの、なにせ膨大な時間がかかります。

    なぜなら、英語圏に属さない私たちにとっては、「何が正しいか、適切か」を知ろうとすることは、裏返せば「正しくない表現、不適切な表現は何なのか、それらの何が、なぜ、問題なのか」についても、あわせて学ぶ必要があるからです。

    一の知識を得るのに、二も三も学ぶ必要があるとなると、当然時間がかかるわけですね。

    二つ目は、ミスなど気にせず、場数を踏むことを優先する、「習うより慣れろ」式のアプローチ。

    英会話に限って言えば、このやり方で、かなりうまくはなります。
    そうなってくれないと、英会話学校がこんなに繁盛しているはずもないですしね(笑)。

    ただし粗いぶん、このやり方だけでいくと「いいたいことは通じても、どこか幼稚な、洗練されていない英語」が身についてしまう可能性大です。
    基礎をおろそかに扱っている代償、ということになりますね。

    英語・英会話の勉強をはじめてそんなに時間がたっていないけれど、とにもかくにも今よりはうまくなりたいんだ!という方は、二つ目のやり方をベースにしながら、自分なりに目の粗いところを修正していくアプローチのほうが、良いように思います。

    本当は一つ目のやり方のほうをオススメしたいところですが、なにせこちらだと、肝心のモチベーションのほうが続かない可能性が高い。

    誰にでもあったやり方、というわけではないように思います。

    ただし、「自分は一生、英語の勉強を続けて、最終的にはペラペラの、話せて書ける日本人になりたいんだ!」という強い決意の持ち主には、ワタクシとしてはやはり一つ目のやり方を、オススメしますけどね。

    もうひとつ、この二つ目のやり方の欠点は…。

    (2)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。の続きを読む

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月29日

    (1)英語・英会話の習得プロセス、三通りのどれを選ぶか。

    一口に英語・英会話の勉強といっても、どういうプロセスをたどって勉強していくかということで、最終的に自分が得るものがどの程度のものになるのかが、ある程度決まってくるように思います。

    読み・書き・聞く・話すのどれをとっても、量をこなすというか、場数を踏まないといけないことは確かなのですが、キーとなるのは「正しい、適切な英語」にどこまでこだわるか、という点にあるのではないかと思います。

    たとえば、以前も「日本人に共通する英語の間違い」的な本に、学習の最初の段階ではこだわらない方がいい、と書きましたが。
    それは、そういった本の有用性そのものを、別に否定したわけではありません。

    ただ、そういうアプローチにとらわれすぎると、正しい英語、美しい英語、パーフェクトな英語の追求に関心が強く向かってしまい、おそらくは勉強の手が止まります。
    要するに、疲れてしまうのですね。

    極論を言えば、日本人にとってやっかいな"a"と"the"の問題。

    そもそも中学校の1発目習うにもかかわらず、完璧に使いこなせる日本人など、まぁほとんどいないのではないかと思います。

    この"a"と"the"は、日本語で言えば、いわば「てにをは」に相当するものですが、「てにをは」を完全に使いこなせる外人さんに、めったにお目にかかれないようなものですね。

    英語・英会話を勉強する時の習得プロセスを、大雑把に分けてみると、三通りになるのかなと思います。

    ひとつは…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月28日

    まわりの同僚・友人・家族に置き換えて、表現を練習してみる。

    英会話の練習法として、ちょっとした小ネタの紹介です。

    知っている人はとうにやっていることとは思いますが、意外と気づいていない人もいるようですので。

    たとえば、「彼は本当に気難しい」 He is so difficult.という表現があったとして、この場合、「彼」をHeとして、「彼」のままにして覚えていませんか。

    こういった英会話表現集で書かれている「彼」や「彼女」、あるいは向こうの個人名であるGeorgeやSaraといった、いわば汎用的な行為主体を、自分を取りまく具体的な人物像や日常環境に置き換え、その例文を作り直して、覚えていく。

    こういうのは、意外と記憶の定着に役立つものです。

    一番てっとり早いのは、自分の勤める会社・職場の同僚に、置き換えてみることですね。

    きっとあなたの周りにも、それぞれ個性・特長を持った人たちが働いているに決まってますから(笑)、その人のキャラクターを、あたかも入りたての新入社員に英語で説明するつもりで、頭の中で英語文に置き換えて、覚えていく。

    上の例文でいうと、もしあなたの上司の小沢部長が(仮名です、念のため。)気難しいことで知られているとするなら、「小沢課長は本当に気難しい。いやんなっちゃうよ。」という文章に置き換え、吐き捨てるようにして(笑)、何回かつぶやいてみる。

    ただし、アナタの安全のためにも、当然、本人のいないところでやる方がいいでしょう。

    頭の中で、小沢部長の顔や表情や、普段の仕草をイメージし、思い起こしながら練習すると、さらに効果的でしょう。

    同じように、ちょっとしたことですぐ切れて怒り出す安倍社長、いつも駄洒落がスベる向かいの机の麻生君(すべて仮名ですから。)など、いくらでも思いつくでしょう。

    人物描写の表現は、英会話で実際よく登場するところですから、表現のバリエーションが豊富であるにこしたことはありません。

    職場の同僚編、家庭編、好きなタレント編、行きつけの店編、など、応用も効きやすいですし、いろいろと試してみましょう。

    ただし、うっかり聞かれてしまって本人にばれないよう、練習のときはくれぐれも気をつけましょう。

    アナタの横の、日本語ですら意味不明のグチをいうその上司が、実は退社後に英会話学校にこっそり通って、ひそかに牙を研いでいるかもしれませんしねぇ…。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月26日

    英会話のアウトプット力をあげたい人への、オススメ新刊書。

    久しぶりに、今書店で平積み状態の「新刊書」のご紹介をしたいと思います。

    話す力をつけるための日英翻訳レッスン  (青戸ゆき 著 はまの出版 1,470円)

    最近は本屋に行っても、英語本コーナーには必ず立ち寄るのですが、なるべく新しい本は買わないよう気をつけています。

    昨日もチラッと書きましたが、なにせ、これまで買ったはよいものの読了していない本が、まだずいぶんとありますので…。

    しかし、そんな中でもこの本は、「これは買わずばなるまい」と思って買った本です。

    作者は、以前私が御紹介した「あなたの英語の穴」の著者でもある、翻訳者の青戸ゆきさん。

    この本は、「英会話のアウトプット力をあげる」というただ一点に、コンセプトが明快に絞りこまれています。

    取り上げられている題材は、誰でも子供の頃に読んで知っているアンデルセンやグリム童話ですので、純粋に「英語でどうアウトプットするか」に集中した練習をすることができます。

    初級者にも、中級者にも得るところの多い本です。

    構成としては、左側ページに1行ずつ書かれた日本語、右側ページにヒント。次のページの左側に、模範解答となる英語。
    右ページにはその英語に関しての1行解説やこういう訳もあるよ、という代替訳などが載せられています。

    ある程度英語が出来る人は、左側の日本語を逐次通訳するように、どんどん訳していくとよいでしょう。
    初級者は、詰まったら、右側のヒントを見ながら、訳を考えていくことで、アウトプット力を磨いていくことができるように工夫されています。

    こういった、一人でアウトプットの練習ができる本は、英会話学校にいったりするお金やヒマの無い人には貴重だと思います。

    手に取ってごらんになれば、ひとりで英会話のアウトプットをするための最適な構成をよく考え抜いて作られた本だということが、すぐにおわかりになるでしょう。

    オススメです。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月25日

    「ツァイガルニク効果」ってはじめて聞いたけど、ちょっとマユツバ(笑)。

    「そこツボ!」日記の管理人、ドナでございます。

    朝の起きぬけは、コーヒーをすすりつつPCを立ち上げ、RSSリーダーで登録記事を読むところからワタクシの毎日はスタートするのですが、以前もご紹介したサイト「シゴタノ!」に、以下の一記事を見つけました。

    「シゴタノ!」  覚えたければ安心しない

    未完了の、目標が達成されていないことは、完了したことに比べると、より思い出しやすいという記憶上の効果があることが、実験で立証されている。

    これを「ツァイガルニク効果」というんだそうですね。

    だから、どうしても気にかかる本があるなら、わざと最後の部分をちょっとだけ読まずに残しておく。
    そうすれば、脳が緊張感を保つことによって、その本のことを忘れにくくなるという記憶の保持効果が、期待できる。

    これが、「ツァイガルニク効果」。

    うーん、マユツバ(笑)。

    この効果自体は、実験もされているようですし、否定するつもりはまったく無いんですけど。

    でも、普段あまり本をたくさん読まないヒトとか、当人にとって結構特殊なジャンルの本や映画の場合とか、そういう限定された条件のもとで、発揮される効果のような気がします。

    「ツァイガルニク効果」ってはじめて聞いたけど、ちょっとマユツバ(笑)。の続きを読む

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月23日

    英語・英会話を学ぶ時の自分の立ち位置を、ちゃんと決める。

    昨日は少し早く寝てしまったら、午前3時というヘンな時間帯に目がさめてしまい、目が冴えてしまったので起き出してPCを立ち上げ、先ほどまで色々な英語ブログを、見るともなくいろいろと見ておりました。

    あれですね、改めて言うまでもないですが、こうしてみると英語ブログといっても、実に様々なジャンルがありますね。

    英会話の重要フレーズといった定番以外にも、ドラマや歌の英語解説から、文法の掘り下げや英検・TOEIC対策、洋書・個人的な勉強記録・英語日記、子供の英語教育に至るまで、もう様々であります。

    まぁ中には、妙な色モノ?もありますが(笑)、内容的に充実したかなり参考になりそうなサイトもたくさんあり、ホントに目移りしちゃいますね。

    自分の人生において、実にいろいろな目的を持って、英語・英会話というものにかかわっていこうとしている人たちが、こんなにもたくさんいるのだなぁ…と、なんというか、感心してしまいました。

    でも一方で、途中で目移りしたり他のジャンルに迷い込んだりで、英語・英会話を続けることをあきらめてしまう人もかなり多いんだろうな…とも思いましたね。

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    2007年05月21日

    海外に行かずに英語を勉強しているアナタへの、おすすめサイト。

    ひさびさに良い英語サイトを見つけましたので、ご紹介したいと思います。

    ネットでこんなに内容の濃い情報を、しかも無料で読めてしまうなんて、今はつくづくいい時代だなぁと、ホントに思うんですよ。

    ワタクシが中学・高校の頃、英語が上手くなりたくて仕方なかった時に、こんなコンテンツを読むことができていたなら、当時もうちょっと自信を持って、英語というものに取り組めていたかもしれません。

    そのサイトは、これ↓です。

    英語の冒険
    英語の冒険2

    このサイト、どうやら1998年からのようですので、書きはじめてからもう10年近くになるんですね…10年近くウェブの更新をしているだけでも、尊敬に値しますね(笑)。見習いたいものです。

    このサイトの筆者である高野さん、「本格的に英会話をはじめたのは40代後半になってから」と書かれていらっしゃいますが、40代半ば近いワタクシにとっては、親近感のわく話でもあります。
    「はじめるのに、遅すぎるということはない」という、生きた見本でもありますね。

    スタートが10年近く前ということで、積み重なってものすごい文章量・情報量になっています。

    とても一度に読める分量ではないので、たとえば仕事場のお昼休みに2トピックずつとか、そんな感じで少しづつ読んでいくのも、よいかもしれませんね。

    以前、「アメリカ英語とイギリス英語の違いを学ぶには、この本で。」のところでも書きましたが、外国語を話したければ、結局はその国の文化や慣習や生活に半身を預けるつもりで、英単語や英会話表現以外のことを、色々と学ぶ必要がでてきます。

    高野さんが暮らすアメリカの日々を通じて、日本人の目線で、「サバイバル・ガイド」となって、アメリカ、そして英語について様々に語りかけるこのサイトは、この日本でそれを実行するのに、まさにぴったりです。

    アナタがこのサイトを全部読み終わる頃には、今この瞬間アメリカに行ったとしても、そのまま問題なく暮らしていけるような、そんな気分になっているかもしれませんよ。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月20日

    「電報会話」を卒業しないと、英会話はうまくならない。

    これを書いている今は、夜も10時過ぎ。
    日曜日も、もう終わろうとしています。

    「また明日会社だぁ、日曜の夜はいつも、ゆううつだよ…」という方も、結構いらっしゃるんでしょうねぇ。

    で、週明けによく職場の同僚などと、「この土日、どうしてた?」という類の会話をするじゃないですか。

    そういう時はいったい、どう答えてます?

    土日はお遊びのスケジュールがみっちり時間単位で詰まってて、もー遊び疲れてクタクタ…という人ばかりでもないでしょうからね。

    ここでありがちな返答として、「ん…別にぃ。家でゴロ寝してた。」とか、「土曜に飲みに行ったねぇ。で、日曜はまぁブラブラ。」とかいう、もう電報みたいな答え方をしていませんか?
    こういう人、かなり多いように思うんですが…。

    いい悪いの話ではなく、普段からこういう日本語での会話に慣れているヒトは、いざ英語で話さなきゃならない時には、相当苦労することになるだろう…ということは、知っていてもいいかもしれません。

    しょせんは島国で同質的生活を営む、私たち日本人。
    その上、つき合わせる顔ぶれがいつも変わらない会社生活となると、基本的に最小限度のコトバの交換で間に合ってしまうというか、すべてわかってしまうので、まぁよく言えば非常にラクチンなわけです。

    でも、アナタが英語で話す時、たいがいの場合、相手のネイティブはアナタほど恵まれたコミュニケーションの環境を共有していないわけですからね

    日本語の感覚のままで、"...mm. Nothing in particular."とかやっちゃうと、相手の英米人からは「このヒトは、私のことが嫌いなのだろうか?」「もうこのヒトとは、挨拶程度の付き合いにしておこう」と、思われるのがオチです。

    なにせ向こうの人たちは、基本的傾向として、よくしゃべるんですから。

    「そうならないために、高いおカネを出して英会話学校に通っとるんじゃ!」と言いたいところでしょうが、ま、ポイントは「普段から日本語で節約した会話をしているヒトが、英会話の場面でとたんに饒舌になることは、まずありえない」ということです。

    慣れないことをすると、退化した口元の筋肉が翌日筋肉痛で、ゴワゴワになってしまいますから。

    ですから、英語がうまくなりたいアナタは、日本語でちゃんとした会話ができるヒトになっている必要があります、マジメな話。

    いきなり話し上手になれ、ということではなく、まずは自分なりに少しずつ「電報会話」から卒業することを考えること(イマドキ「電報」かよ…って?)。

    そして次に、自分が話すコトバの量を増やすことを意識しつつ、相手の話もよく聞いて、質問も返し、会話のキャッチボールを心がける。

    日本語の会話が、英会話が上手くなるためには大事なんだ、ということです。

    ま、アナタが職場の同僚から「少し黙っててくれない?」と言われるくらいよくしゃべるタイプなら、こんな話は大きなお世話というところですけど、ね(笑)。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月18日

    Amazonのウィッシュリストで、自分の英語・英会話ライブラリーを作る。

    Amazonのウィッシュリストの、面白い使い方をネットで紹介していましたので、転用してご紹介します。

    こういうのも、詳しいヒトは自分なりにカスタマイズして、バリバリと使いこなしているんでしょうね…。

    元ネタは、以下の記事です。

    ITmedia Biz.ID 3分Life Hacking:Amazonウイッシュリストで“読んだ本”を管理する

    いやぁ、こういう使い方があるんですねぇ。
    知らなかったわ。

    確かに、Amazonのウイッシュリストって、コメントも付けられるし、更新日や優先度に応じた並べ替えもできて、かなり便利です。

    これを非公開に設定した上で、自分の書籍リストとして使いこなすとは、実に着眼点が鋭いなぁ、と、素直に感心してしまいました。

    ということで、これを英語学習用に絞り込んで、「自分だけのオリジナル英語・英会話関連ライブラリー」を作ってはいかが?というのが、本日のお題です。

    何も自分が所有していたり、買う予定が当面無くったって、いいですよね。

    「英語・英会話 気になる参考書」「洋書」「TOEIC」「英語学習用CD・DVD」などなど、適当にウイッシュリストを自分なりの分類でいくつか作って、自分の興味のあるものをどんどん追加していく。

    そうすればいつか買うときに書名を忘れることもないし、購入者レビューも付いていて買うときの参考になるし、効率的な勉強をするときのサーチとして、かなりいいかもしれません。
    ユーズド価格で買えるものも多いから、無駄なおカネも使わずにすみますしね。

    ということで、Amazonどころかネットで買い物したことない…という方も、登録とウィッシュリストの使用は無料でできますので、こういう整理法も試してみてはいかがでしょうか?

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月16日

    覚えられない単語だけを、まとめて覚えようとするのは、なぜかダメ。

    昨日に引き続き、英単語・英熟語などの記憶のための、ちょっとしたコツを書きます。

    例えば、ここに一冊の英単語集があるとしますよね。

    で、たいていの場合、その中にはすでに知っている英単語と、まだ知らない、あるいはなかなか覚えられない英単語が混在していて、覚えにくい英単語は、マル印をつけたり、マーカーでチェックしたりしている…と思います。

    この時に、覚えにくい英単語だけをリストアップして、一冊のサブノートを、別に作ったりなんかしていませんか?
    開くと、自分がわからない英単語が、用例なんかと共にびっしりと、そのサブノート一冊に書き込まれているわけですね。

    この「自分にとって難しい、覚えにくい英単語リスト」のサブノートを覚えさえすれば、実力がアップするだろう…という、もくろみなわけですね。

    そうでしょう?
    ワタクシも大昔に(笑)、やったことがあります。

    でも、このような、「覚えられなものだけを一箇所に集めてなんとか覚えようとするアプローチ」……止めたほうがよいです。

    今までどおり、もともとの英単語集をそのまま使うことを、オススメします。

    すでに覚えている英単語などもチラチラとみながら、その間に挟まっているチェックマークが付された覚えにくい英単語のところにきた時に、少しだけ集中度を高めて、覚えこんでいくようにする。

    このほうが、たぶん脳のリラックス度が高く、より記憶に適した状態のはずです…。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月15日

    環境をそろえると、暗記が進むことの不思議。

    関東地方では、珍しくも一部の地域で、ひょうが降ったらしいですねぇ。

    こういう珍しい日には、覚えにくい英単語の暗記でもしましょう(笑)。

    え? いや、別にふざけているわけでもないんですが。

    これまでの経験則で、英単語や英熟語を覚えるときの「ちょっとした不思議な?コツ」を、今日と明日は書いてみたいと思います。

    まず、こういうひょうが降ったような珍しい日は、ですね。

    英単語を覚える時に、頭の片隅で「今日はひょうが降った珍しい日だった。今日はひょうが降った。」と言い聞かせながら、英単語なり英熟語なりを覚えるようにする。

    まぁ、一年か二年以内に、きっともう一度や二度、ひょうが降るときがあるでしょう(笑)?

    その時に、すかざすその時、以前覚えた英単語帳を本棚からもう一度引っ張り出してきて、「覚えたのと同じページの同じ単語」を見直します。

    そうすると、あら不思議。
    もうその単語は、きっと、二度と忘れませんよ。

    人間の記憶の仕組みというのは、ホントに不思議ですよね。

    例えば英単語帳を見て、自分としては英単語だけを覚えているつもりなのに、派生して余計な周辺の事まで、いろいろまとめて頭の中に入れるともなく、無意識に入れているんです。

    別にひょうが降るほどの珍しい時を待たなくても、覚える時の環境を、復習する時や思い出す時の環境にそろえるだけで、いいんです。

    例えば、昼休み、公園でお昼ゴハンを食べてお茶を飲んでいるひと時。
    例えば、仕事帰りの、同じ時間の、帰宅途中の通勤電車の中。

    昨日またはおとといに覚えたことを、同じシチュエーションでもう一度、繰り返して覚えなおす。

    全く違う状況で復習し直すのに比べて、なぜか余計なことをいろいろと思い出しつつも、不思議なことに、復習の効果が大きくアップするんです。

    「あぁ、おとといの帰りの電車では、窓から見る雨がひどかったよなぁ」とか、
    「そういえば昨日、この公園はすごく暑かったのに、踊っている子供たちがいたなあ」とか。

    そういう関係ないことを思い出しながら、その時覚えた英単語や英熟語も、なぜか頭の中にしっかり入りこんで、なにげに記憶に定着していたりしています。

    と、いうことで。

    「記憶する時と、復習する時の、時間や場所などの周辺環境をそろえる。」

    暗記の一つのコツとして、試してみてくださいね。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月13日

    Twitterで斜め読みするCNNニュースが、お気に入り。

    皆さん、ワタクシなどは、ほんの数日前に知ったのですが(笑)、”Twitter”というウェブの新サービス、ご存知でしょうか?

    ワタクシもイマイチ疎いので、ひょっとしたら説明が不正確かもしれませんが、一言でいえば、『自分の動きに注目しているヒトに対して、PCやケータイから、リアルタイムでショートメッセージを一斉に送れるオンラインサービス』のことです。

    特定の仲間やグループに限っても、また不特定多数に対しても使い分けることができるようですが。
    例えば「今、渋谷で飲んでいます。2時間後に、青山の××に移動します。9時にこれる人、一緒に飲みましょう」といった短いメッセージを、外からケータイを使って、断続的にTwitter上の自分の登録ページに、アップロードしたりするわけです。

    それを見た人がまたTwitter上で反応して…といった風で、なるほど、いちいち電話をして飲みのお誘いをするよりは、楽そうですなぁ。

    メッセージが140文字と、とにかく短く制限されているのが、特徴らしいです。

    ワタクシ、そうまで密接に自分の動向をお知らせする必要性が全くアリマセンので(笑)、「ふーん」と思って読み流しておりましたが、このTwitterを使って、CNNがCNN Breaking Newsを流していることを知り、「おぉ、こりゃいい」とばかりにさっそく、「お気に入り」と「RSS Reader」に登録しました。

    twitter CNN cnnbrk

    別にCNNでなくともよいのですが、ウェブで海外ニュースサイトを見ていると、記事が長くてボリュームもあって、多少読み疲れる時がないですか?

    ほら、headlineのリンクをたどって、どうしても中身を結構読んじゃって、意外に時間を使ったりもしますしね。

    これまではheadlineと最初のパラグラフくらいで済ませていたのですが。

    個人的には、「いつ、何があった」という海外ニュースのホントの「核となる部分だけ」を、テロップをscanするような感じで、読み流していけるものがあればいいのに…と、ずっと思っておりました。

    今回のCNNのtwitter版は、そのメッセージ文字数の制限から、ほぼheadlineだけわけです。
    速報ニュースの性質とピッタリあっていて、ワタクシはずいぶん気にいってしまいました。

    今のところさほどひんぱんな更新でもなさそうですが、バーッと読みながすだけでポイントだけがつかめ、個人的にはなかなかゴキゲンな状態です。

    皆さんもひとつ、いかがでしょうか?(笑)

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月11日

    アメリカ英語とイギリス英語の違いを学ぶには、この本で。

    皆さんは、ふだん勉強されるとき、アメリカ英語とイギリス英語の違いについては、どれくらい意識されているでしょうか?

    まぁ、覚えることや使いこなすことに必死で、とても細かい違いまで目配りしてる余裕がないよ…というのが、実際のところじゃないですかね。

    ワタクシもそうでしたし、昔よりは多少違いに気を配るようになったものの、まだまだ全然ダメです。

    しかし、外国語を話すということは、つまるところその国の文化や慣習の中に半身を浸けているようなものです。

    両者の違いに関する知識を持っていることは、アナタが英語が上手くなればなるほどに、その上達を加速するいわばスパイスとして、じわじわと効いてくるのです。

    ホントですって(笑)。

    ということで、英語・英会話の上達に速攻で寄与するということはないと思うものの、後々のために読んでおいたほうが絶対によいと、自信を持ってオススメできる本を、ご紹介しておきます。

    アメリカ人の英語 ― 文化と言葉のまるわかりガイド
    (ディレリ・ボルンダ ジョンストン (原著・著),伊藤 菜摘子 (翻訳) 、NHK出版、¥1,050)

    これは、ロンドンに移住したアメリカ人作家が、主にイギリス英語圏の人を対象にアメリカ英語との差異をジャンル別に記した原著”Speak American”の翻訳本です。

    日本人向けの注釈は特段入れていないにも関わらず、まるで、そもそも私たち日本人の英語学習者のための本じゃないの?と思うくらいに、興味深く読めます。

    今後、アメリカとイギリスに留学なり旅行なりでまたがって行く可能性のある方には、特にオススメしたいガイドブックとなっていますね。

    ディナーにお呼ばれした時の振る舞いとかチップの目安、会話上タブーとなる話題など、渡航時のマナー本としても読んでも、様々な新しい気づきを与えてくれます。

    また学習者にとっても、目からウロコ状態の一口知識的な記述が多くて、これまで英語に触れる過程で漠然とやりすごしてきたささいな疑問を、これ一冊でかなり解決できるかもしれません。

    例えば、「24時間表記はアメリカでは基本的に使わない、16:30が午後4時半と理解できるのはアメリカでは軍人だけ」、なんて、ご存知でしたか?(金融業界の人なんかも、さすがにわかると思うんですけど…)

    また、「トイレはどこですか?」は、なぜアメリカではWhere is the toilet?とは決して言わないのか?、とかね。

    皆さんが辞書で見ているにもかかわらず、バクゼンと放置しているに違いない(笑)、米英のつづり(Spelling)の違いについても、わかりやすくまとめてあります。

    文章を読んでいて、「あ、これはイギリス英語だ」と気づいたりする瞬間も、なかなか楽しくていいですよ。

    ということで、読んだ分だけ英語、そしてアメリカとイギリスが身近に感じられるようになること間違いなしの、良質ガイドブック兼楽しい英語の読み物、です。

    マジ、オススメですねぇ。

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2007年05月10日

    英語の勉強疲れに、10秒くらい逆立ちを。

    皆さんは、英単語をおぼえたり英文を読んだりで、どれくらいの時間集中したら頭が疲れてくるというか、ちょっとボーッと(笑)してきますか?

    個人差があるとは思いますが、ワタクシなどは新しい英単語を覚えにかかったときは、せいぜい30個目に入る辺りが境界線ですねぇ…もう休みたくなってくるというか。根性のないハナシでもありますが。

    「特定の作業に煮詰まったときの気分転換の方法」は、世に色々紹介されてますが、ここでは即効性の高さということで、「逆立ち」をオススメしときます。

    逆立ちは”ヨガの王様”と称されているポーズとのこと。
    ものの本によれば、逆立ちを習慣化している人としていない人では、その老化スピードも全く違うそうです。

    詳しい効能は、↓このサイトあたりを読んでいただくとして;

    何故、逆立ちは健康に良いのか?

    「脳内麻薬」とか、書いてありますが…その辺りの医学的根拠としての正当性は、正直よくわかりません。

    が、

    ・逆立ちによって血液が逆流し、脳への血行が促進され、その働きが活性化される。
    ・身体全体の血流配分を再調整し、疲労回復にも大いに効果がある。

    この辺までは諸説一致しており、確かなようです。

    まぁ、あんまり長くやっていると血が上ってきますし、一回10秒くらいで充分じゃないですかね。
    単語の暗記などで疲れたら、壁を使って時々ホイッ!と、逆立ちするわけですね。

    逆立ちがツライ人は、↓に載ってるイラストのように「肩立ちのポーズ」で脚を上げるだけでも、ずいぶん良いようです。
    (首を痛めないように、無理せずにソロソロとやってくださいね!)

    ヨガアサナ 肩で立つポーズ(サルワーンガアサナ)

    逆立ちなんか、もう何年もやってないよ…ってヒト、意外に多いんじゃないですかね。

    日中、会社ではさすがにやりにくいでしょうから、帰って一休みした後にでも、どうぞお試しください…。

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    2007年05月08日

    (3)「英語マニア」に、なってはいけない。

    昨日からの続き、今日で最後です。

    これまでは、「アイツ、英語で文章を書かしてみたら、そりゃあ立派なものを書くけど、しゃべりのほうはさっぱりなんだよな」とか、「英会話は上手だけど、英文で書いたものは、どうにもミスだらけだねぇ」といった言い回しは、私たち完璧主義型の日本人にとっては、どちらかといえば、批判的なニュアンス・文脈のもとで、語られていたように思います。

    まるで、読み・書き・聞き・話すの4つが分離不可能な1セットで、どれも達者でなければ、外国語学習者にとってのいわば「勲章」ともなる「英語ができる」という評価を、与えてはならないかのような。

    ワタクシがいいたいのは、このような言い回しは、その人の英語の力量を極めて前向きに評価した「最大限のほめ言葉」として社会的にも扱われるべきで、むしろ誇りに思うべきことではないの?と、いうことなのです。

    英語圏に属さない我々日本人にとっては、4技能のうち一つでも二つでも、外国語学習者として抜きん出た技量を持つことだけで、すなわち「英語ができる」ことなのじゃないか、と。

    4技能とも全部水準に達しないと英語ができたことにはならない、というある種の先入観。

    これは、文部科学省の方針のもと、ワタクシたちが小・中・高と一貫して受けてきた学校の英語教育において刷り込まれてきた、いわば理想像だと思うのですが。

    そしてそれだけに、この観念というかイメージから、英語学習者である自分自身を解放することは、なかなか簡単ではないように思います。

    でもねぇ…。

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    2007年05月07日

    (2)「英語マニア」に、なってはいけない。

    昨日の続きです。

    英語も言葉である以上、「読み・書き・聞く・話す」の4技能を本当の意味で自在に使いこなせるようになるためには、たぶん原理的に、膨大な時間が必要なはずです。

    それは我々が日本語を習得する過程で、誰もが無意識のうちに、わかっているはずのことです。

    やり方によって、かかる時間が短縮される、ある程度効率化される、ということも確かにあるでしょうが、よく英語教材の宣伝にあるように「たった×日で(あるいは×ヶ月で)英語がペラペラになった!」というのは、やはり宣伝としてとらえておかないと、後でそれを信じた自分がガッカリするハメになります。

    例えば、日本語の達者な英会話学校の先生とか、テレビで流ちょうな大阪弁を操る英米人のタレントさん、いますよね?

    とらえ違いをしてはいけないのは、たいていの場合、彼らが上手なのは「日本語の日常会話を聞き、話すこと」なのであって、「日本語そのもの」が達者なわけではないことです。

    「話し」「聞く」だけでなく、「読み」「書き」もちゃんとできて、はじめて「日本語を知っている」ことになるわけですからね。

    彼らにペンを持たせて、日本語で長い文章を書いてもらうと、たいていの場合、そのことは比較的容易にはっきりします。

    その流ちょうな会話に比べて、意味は伝わっても、彼らの書いた日本語の文章がひどくつたないことは、そう珍しくありません。

    ワタクシが以前勤務していた会社でも、流ちょうな日本語で日本人と何十分も言い争いができる同僚の英米人スタッフが、何人もいました。

    しかし、彼らが書いた文章を見て、その会話の知的水準に比べ段違いにたどたどしい、子供の日記のような文体に、よくびっくりしていたものです(念のため、彼らが母国語で書いた文章は、当然にその高い知的水準が見事に表現されていました。あくまで彼らにとり異国の言葉である、日本語で書いた場合です)。

    これから、ひとつはっきりわかることがあります。

    それは…。

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    2007年05月06日

    (1)「英語マニア」に、なってはいけない。

    マニア。 mania。 「過度に熱中している状態」。

    ちなみに、語尾にこの-maniaをつけると、「…かぶれ、…熱中症」といったような意味になります。
    collecting maniaなら、「収集狂」。

    というような、マメ知識を書きたいんじゃなくてですね。

    要するに、英語の勉強はあんまり自分自身没入した状態でやらないほうがいいというか、気持ちをある程度軽く持ってやるようにしたほうがいい、というお話です。
    (ただし、同時通訳者等、英語で食べていくプロフェッショナルの使い手を私は目指す!という人だけは、この話の対象から除外します。そういう人は逆に、英語=わが人生、位までもっていかないとプロとしては困りますからね。)

    言葉というのはなかなか崇高な側面がありまして、学ぶ時にも敬意を持って接しなければならないと思うわけです。

    だから上達したければ、表現の細かい違いにも気を配らなくてはなりませんし、発音の微妙な違いにも気をつけなければいけない。

    しかし、だからといって言葉の習得に深入りしすぎたら、迷宮に突入です。

    目配りし、覚えなくてはいけないことなんて、山ほどあるわけです。

    ある意味、砂漠に入って砂をスコップでかきだし、平地にしてしまおうっていう位に、気の遠くなるような作業です。

    こうなってくると、必ずや、ものすごい時間とお金を投入し、本人が意識するとしないとに関わらず、ほとんど英語漬けの毎日状態になってしまうヒトがでてくるんですね。

    あり得ないって、笑いますか?

    でも、現実に…。

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    2007年05月04日

    Engrishって、ご存知ですか?

    ゴールデンウィークにかまけて、また雑談をひとつ。

    Engrish。

    スペルミスではありません。
    日本のありとあらゆるところで見かける、おかしな使われ方をされている「いわゆる英語モドキ」の総称のようです。

    rとlの発音の曖昧さにひっかけた、造語のようですが。

    ひとつひとつのスペリングは正しくても、使われている状況や単語の組み合わせがトンチンカンで支離滅裂、更には全く異なる意味を醸し出しているようなものですね。

    これは非常に有名なサイトがありますので、見ていただくほうが早いですね。

    Engrish.com

    まぁ、ここに載っている写真を見ていると、本やら服やら音楽やら、身の回りのありとあらゆる分野のすみずみまで、わけのわからん英語モドキが広く行き渡っていますねぇ。

    写真の下の一言コメントも、ツボにはまると思わず笑えるものが多いです。
    いや、笑ってる場合でもないんでしょうけど…。

    ま、でもこれ、おそらくはヘンな英語を使う日本人をバカにしている、という趣旨ではないと思うんですよ。

    このサイトのQ&A(特に最初の5つ位)でも書かれていますが、彼らはコミュニケーションのために英語を使わず、「ファッション・デザインとしての記号」として日本人が横文字を多用する現実に、よく気づいているようです。

    記号を意図して使われたものを、まずは言葉としてその意味をとりにいくネイティブの目でみたときに生じるギャップを、彼らはわりと純粋に面白がっているようですね。

    あ、でもこういうの、お気づきのように、日本ばかりの話というわけでもないです(ただ、日本が際立ってEngrishが多いことも、また事実のようですが)。

    アメリカでの日本のTatoo事情なんかをみると、言葉を記号・デザインとして使用するところからくるおかしさは、本質的に共通するものがあるようです。
    例えば、この記事を読むと「ふーん、どこの世界でも変わらんな」と、改めて思ってしまいませんか?

    それにしても、このサイト、ずいぶん昔から続いているし、毎日更新されているし、ネタにはこれからも困らないと豪語までしているところなんか、日本でいかにEngrishがはびこっているかの証左ですね。

    でも最近は日本企業もさすがに英語チェックを真面目にやっているところも増えてきているし、ネタに困らないというのはいつまでも続かないかもしれないよ…って、あんまり自信もないですけど、いいたくなりますね。

    いずれにせよ、ちゃんとしたEnglishを習得したいワレワレ英語学習者としては、そうそう笑ってばかりもいられませんですね…。

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    2007年05月03日

    英語で日記、はじめる前にちょっと考えよう。

    色々な英語ブログサイトを見ていると、「英語で日記」ブログが、いくつも目につきます。
    読んでて楽しいものも、多いですね。

    それじゃあ自分も…と気軽にはじめるヒトがいるかもしれませんが、Just a minute!

    別に、必死に止めることまではしませんが(笑)、もし英語で日記を書けば英文ライティング力もついてくるだろう…などと考えているなら、これは自分の性格とよぉく照らし合わせて、一晩くらい考えてからはじめることを、オススメします。

    そりゃ日記ですから、何を書こうと、いつはじめていつ止めようとも、本人の自由です。

    でも、英語力のスキルアップということを考えてはじめる場合、それはちょっと色合いが変わってきて、「学習」という側面が入ってきますからね。

    例えばブログでの英語日記をはじめて1ヶ月で挫折して放り出すのは、この場合は立派な「学習の途中放棄」に当たると思うのです。

    そういうのは、英語を身につけようとする意思・意欲という自分の内面心理に、目に見えないマイナスの影を落とすことになります。
    だったら、他のより長く続けられそうな方法で勉強していくほうが、まだよいと思いますよ。

    まず、仮に「日本語で」日記を書きはじめた場合、自分は毎日続けて書いていけるタイプなのかどうか。
    日本語ですら続けられないヒトが、英語で続けていける道理もありませんから。

    それから…

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    2007年05月01日

    管理人の「オススメ!英語本リスト Vol.1」(2007年4月末現在)

    これまでの日記の中でご紹介してきたオススメの英語関連本を、リストにしてひとまずまとめておきます。参考にしてみてください。

    有名なものもありますが、発刊が古かったり毛色の変わったのも混じっており、一般書店ではいまやなかなか手に入りにくいものも、含まれています。

    Amazonのユーズド出品なども、参考にしてみてください(本の価格は定価〔税込〕)。

    ・英会話

    このひと言で伝わる!NHKラジオ英会話一発表現300 (大杉正明、日本放送出版協会 1,365円)
    紹介記事:GW中はひとつ英語の勉強でも、と奇特にも(笑)思ってる方に。(2007年4月28日)

    コレ英語で言ってみよう!(岩村圭南、アルク、1,029円)
    紹介記事:英語表現のバリエーションを増やすための、おススメ本。(2007年4月25日)

    ネイティブはたった100語で話している!(ディビッド・セイン著 田村・ティム・隆幸訳、ダイヤモンド社、1,470円)
    紹介記事:(3)英会話 表現のバリエーション(2007年1月21日)

    魔法の発音 カタカナ英語(池谷祐二、講談社、1,470円)
    紹介記事:(4)発音記号は嫌い(2007年2月3日)

    ・TOEIC

    TOEICテスト 「正解」のたねあかし(高橋基治、小学館、1,470円)
    紹介記事:(9)TOEICについて色々(2007年1月14日)

    ・英単語

    あなたの英語の穴 ― 覚えてすぐに役立つ超実用英語集 (青戸ゆき、はまの出版、1,575円)
    紹介記事:おススメの英単語本を、ご紹介。(2007年4月14日)

    青版・奇跡の英単語(長崎玄弥、祥伝社、890円)
    紹介記事:(1)英単語との格闘(2007年1月27日)

    ・リーディング

    英語の日記を読んでみよう(ごく普通のアメリカ人26人/オフィス・サウス、廣済堂出版、1,575円)
    紹介記事:海外サイトで、日記をたまに読んでみるのも悪くない。(2007年3月27日)

    ・ライティング

    英文メールとにかく100語で伝える、書いてみる (長尾和夫+アンディ・バーガー、すばる舎、1575円)
    紹介記事:英文を毎日ちょっとずつ書く習慣づけを、してみる。(2007年4月20日)

    ・その他

    目にあまる英語バカ (勢古浩爾、三五館、1,260円)
    紹介記事:(1)「目にあまる英語バカ」を、読んで。(2007年4月3日)

    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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