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    2007年01月14日

    (9)TOEICについて色々

    「TOEIC試験の問題作成者は、何を正解させたいと考えて、どんなふうに問題を作ろうとしているか」、を相手の立場にたって考えてみる。

    このコンセプトで書かれたちょっと珍しいTOEIC対策本がありますので、ここでご紹介しておきます。

    『TOEICテスト 「正解」のたねあかし』 (高橋 基治 著、小学館)

    いきなり、ちょっと話がそれますが(笑)。

    年末にTVを見ていたとき、マジックショーの番組がいくつかあったんですが、最近は、一回やったその後に、タネを明かしてしまうことも結構多いようですね。

    たとえば、コインでもトランプマジックでも、マジックのタネをいったん見てしまうと、ふ~ん、と思いますよね。

    その後、別の新たなトランプマジックをみたときに、「これもさっきと同じように、右手でもった瞬間にすりかえてるんじゃないの?あるいは、別のあのトリックのように、すばやく袖口に隠すとか?」という風に、いつの間にかいろいろ自分なりにアレコレ考えながら、見ている自分に気づいたりしませんか?

    ちょっとタトエが唐突でしたが、やみくもに単語集や問題集の攻略から入るよりも、TOEICについても目の前の問題がどういう風にできあがっているものかについて、ある程度自分なりにアタリをつけておくことは、効率的な勉強をしていくにあたって、オススメしたいところです。

    試験場で、いざ本番で単語がわからない、フレーズがわからない、ということは、まあ確実にでてくるわけですが。

    そういったときに頼りになるのは、ひょっとしたらこうじゃないか?ああじゃないか?とあれこれ推量してしのぎ切る、なんとか解答にたどり着くための発想力というか、思考力なんですよね。

    この本はそういう発想力・思考力の地力をつけるのに、役に立つ視点を提供してくれていると思います。

    結局、試験問題をつくる側は「まずこういう問いをたてたら、こういう正解が導かれなければならない」として、最初に正解をもってくることになります。これは理屈のうえでも、そうならざるをえませんよね。

    その後、受験する側が生半可なリスニングやリーディングの知識で臨んだときに、いかにもひっかかりそうな、似たような不正解の選択肢を三つばかり、正解の後に作りにくるわけです。

    このような問題作成のプロセスは、選択問題ならTOEICに限った話でもないのですが、じゃあことTOEIC対策として絞って考えるとどうなのか?という点で、色々と違った見方を提供してくれ、参考になる本だなと思いました。

    ドナが受けていたころはこんなタイプの本はなかったな。
    TOEIC対策も、ずいぶん進化してきていますよね~。

         










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