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2007年05月06日

(1)「英語マニア」に、なってはいけない。

マニア。 mania。 「過度に熱中している状態」。

ちなみに、語尾にこの-maniaをつけると、「…かぶれ、…熱中症」といったような意味になります。
collecting maniaなら、「収集狂」。

というような、マメ知識を書きたいんじゃなくてですね。

要するに、英語の勉強はあんまり自分自身没入した状態でやらないほうがいいというか、気持ちをある程度軽く持ってやるようにしたほうがいい、というお話です。
(ただし、同時通訳者等、英語で食べていくプロフェッショナルの使い手を私は目指す!という人だけは、この話の対象から除外します。そういう人は逆に、英語=わが人生、位までもっていかないとプロとしては困りますからね。)

言葉というのはなかなか崇高な側面がありまして、学ぶ時にも敬意を持って接しなければならないと思うわけです。

だから上達したければ、表現の細かい違いにも気を配らなくてはなりませんし、発音の微妙な違いにも気をつけなければいけない。

しかし、だからといって言葉の習得に深入りしすぎたら、迷宮に突入です。

目配りし、覚えなくてはいけないことなんて、山ほどあるわけです。

ある意味、砂漠に入って砂をスコップでかきだし、平地にしてしまおうっていう位に、気の遠くなるような作業です。

こうなってくると、必ずや、ものすごい時間とお金を投入し、本人が意識するとしないとに関わらず、ほとんど英語漬けの毎日状態になってしまうヒトがでてくるんですね。

あり得ないって、笑いますか?

でも、現実に…。

英会話学校だけで年に5、60万もつぎ込むヒトがゴマンといて、その上で本や教材も別に買ったりTOEICやTOEFLも受けたりで、日常でそんなにひんぱんに使うわけでもない英語・英会話に、既に多くの日本人が、相当のパワーをつぎ込んでいるわけです。

なぜ?
それはみんな、英語・英会話がうまくなりたいからでしょう。

その思いが高じて、英語のプロになるわけでもないのに勉強をやり込みすぎる人に、皆さんがうっかりなってしまっても、不思議ではないんですよ。

気をつけましょう。英語マニアにならぬように。
いつの間にか英語だけを、過度にやり込みすぎないように。

その結果、ネイティブ並に流暢に話すのに、肝心の話す内容がありきたりでのっぺりと中身に乏しい、というのは、ちょっと到達点としては悲しいですから。

英語の勉強を一生懸命やること自体は、いいんですよ。
また、ある一定期間だけ、脇目もふらずに英語の集中特訓に打ち込む。
これも自分ではっきり意識した上でやるなら、いいんです。

問題は「自分のトータルの人生において、英語に充てる時間の割合」です。

英語が今よりも上達するよう、しかし一方で全体から見て投下する時間とおカネの面でバランスを欠かないよう、自身で抑制とコントロールを試みる必要があります。

アナタが英語ブログを5つも見たら、30分くらいは使って、目にした重要表現は50やそこらもあるでしょう。
英単語だって、辞書を引き引き真面目に10個もチェックしたら、同じく30分くらいは使います。

あと英作文の練習もして、DVDでリスニングの練習をし、明日は英会話学校のレッスンで、そのあと来月のTOEICの問題練習もして…もう、キリがない話です。

いったいどれだけの時間とおカネを使ったら、目指すべき高みに届くのだろう!と思いながら。

長くなったので、また明日、続きを書きます。


     
       



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