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  1. この大変な時代、「2009年的」英語・英会話の上達アプローチを考察。
  2. 編集に4年余りの歳月をかけた丁寧な作り、オススメ英会話フレーズ集。


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2008年12月27日

    この大変な時代、「2009年的」英語・英会話の上達アプローチを考察。


    そろそろ、2008年もオシマイですね。イヤほんとに、大変な一年でした。

    とくにサブプライム問題が日本にはっきりと爪痕を残し始めた10月頃からは、それ以前に比べて、世の中がまるで別景色のようでした。


    ワタクシの住む地方都市では、ついこの間のクリスマスも、街ではジングルベルの音色なぞは、ほとんど聞こえずじまい。

    商店街も、明るい音楽を流す元気すら、失っているように見えました。

    まるで、2009年にやってくる大きな衝撃をひしひしと予期して、街全体が声もなく、立ちすくんでいるかのように感じます。


    数日前には、「2009年3月まで、8万5千人もの非正規労働者が失職」との、政府見通しも出されましたね。

    こうなると、明るく来年を語ろうとするほうが、無理ってもんです。


    これまでの景気を引っ張ってきた自動車などの「輸出産業」と「円安」の両輪が、二つともドツボにはまってしまったわけですから、政府がどんな対策を打とうとも、少なくとも2009年の一年間だけではどうにもならないことは、ほぼ自明のことでしょう。

    これが「全治三年」程度の浅い傷ですむのか、はたまた暗く長い長いトンネルの入り口に立っているのかはわかりませんが。

    少なくとも、これから迎える2009年に回復のきざしを見出すことはほぼ無理、と言わざるを得ないようです。


    TVや新聞では連日のように、「派遣切り」の特集が組まれていますね。


    このブログを読んでいる方のなかにも、はからずも職を失われた人もいるかもしれません。

    現在はまだ仕事に就いていても、来年以降の厳しい情勢が自分に及ぶかもしれないという「影」を、ひしひしと背中に感じている方も、きっといることでしょう。

    また、必ずしも自分の心配だけでなく、家族や恋人・友人の動向を案じて、心を痛めている方も多くいることでしょう。


    そんな年末、英語や英会話の勉強なんかにはとても身が入らん…という気分の社会人や、就職を控えた学生の方などがいるのは、無理からぬというか、当然と思います。


    こういうときに「短期決戦で集中して効率よく勉強して、英語・英会話の実力をアップしよう」などとは、間違っても考えないことです。

    頭の中が就職や生活など自分の人生のより大きなテーマに支配されがちな状況のときは、「短い時間で要領よく」というアプローチこそ、逆にもっとも非効率に作用します。


    かりに、首尾よく短期で学習プログラムを終えたとしても、たとえばリストラなどの大きな衝撃が、学習を終えて間もないアナタを襲ったりすると、せっかく学んだことが長期記憶に移し替えられる前に、アタマの中からなにもかも吹き飛ばされてしまうことでしょう。

    もっと悪ければ、ショックで英語の勉強どころか、なにもかも手につかなくなってしまう…ということだって、あるかもしれません。

    そうなったら、精神的に立ち直る日がくるまでは、外国語の実力アップをはかろうなどとするのは、ザルで水をかきだすようなものです。


    ではそんなときは、立ち直るまでは、英語・英会話の勉強など放り出してしまえばよいのでしょうか?

    いずれ必ず学習を再開する…という内心の確信というか、強い信念をお持ちの方ならば、それでもよいかもしれません。

    その場合は、以前 「挫折」じゃなく「中断」にすぎない、と言おう。 でも書きましたが、なにくわぬ顔でまた、学習を再開すればよいのです。


    しかし普通のヒトにとっては、いったん遠ざかってしまうと、同じところにもう一度もどってくるというのはなかなか大変で、しかもエネルギーを要するものです。

    したがって、勉強を完全に放り出してしまうのも、これまで使った時間を考えれば、やはりもったいないでしょう…と言いたくなります。


    じゃあ、英語・英会話の勉強が手につかないような精神状態 -おそらくはこれからやってくる2009年の、とある時期のような- のときには、どうすればいいのか。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年12月01日

    編集に4年余りの歳月をかけた丁寧な作り、オススメ英会話フレーズ集。


    ひぇ~今年も残すところ、あと一ヶ月ですかぁ。はやッ!


    本日はオススメ本のご紹介です…が、たいへん珍しいことに、なぜかamazonでは売られていないようです。

    というか、検索しても出てこないんですが。書店では普通に購入できたのですが…ナゼ?

    ということで、今回はジュンク堂のURLを貼っておきます。

    ワタクシも書店になかった巻をここから買いましたので。


    毎日五分 アナタの英語 これでperfect!(1~5巻) (各1,050円[5巻めのみCD付で1,575円]、FL英語研究会編、フォー・ユー)


    当サイトでもオススメ本でご紹介することの多いデイビット・セイン氏もメンバーの1人として参加している、7名から成る「FL(Foreign Language)研究会」が、なんと4年!余りもの歳月をかけて完成させたという、全5巻から成る英会話フレーズ集です。


    5巻構成になっている理由は、1月~12月までの365日分として、2ページ見開きで1日分で「本日のフレーズ」を構成してあるから。

    1巻目は、3月~5月までの3ヶ月分が収められています。

    で、4巻目で3か月分のフレーズ/一冊×4冊=12ヶ月分が終了し、5巻目が「各巻からピックアップした90日分の厳選フレーズ+CD2枚」という全体構成です。


    ちなみに、ただ単純に月日順に並べているだけではなく、毎日目先を変えて愉しめるよう、「困ったときのとっさの一言」「感情・気持の上手な伝え方」などの「テーマ別の配列」を、別の軸としてたてています。

    3月1日分のフレーズは「感情・気持の上手な伝え方」に関わるものが学べ、翌日の3月2日分は「オシャレなセリフ」としての英語フレーズが学べる、といった具合ですね。


    ワタクシ、実はまだ第1巻と第2巻しか買ってません。

    しかし、本屋で第3~5巻はパラパラ見てきた限りでは、5冊とも同じ構成ですので、2冊しか手もとになくてもレビューできると判断しました。


    ちなみに、ワタクシは5巻目は買わないつもりです。

    5巻目は、基本的に音声をどうしても確認して学びたい方のための冊子のようですので、だいたい発音もイントネーションも大きくはずさないだろう…という方は、必要ないんじゃないかと思います。

    ただし英会話を学びはじめの方は、もちろん音声があったほうがよいですけどね。


    対象層は、英会話を勉強中の初学者から、必須ショート・フレーズをおさらいした上で確実にモノにしておきたい中級者、といったところでしょうか。

    ワタクシは、掲載フレーズ自体は8~9割はおなじみでしたが、日→英/英→日それぞれ0.5秒くらいで、すべて言えるようにしたいと思って購入しました。


    あとは末永く使えそうな点かな。これは後で書きますが。

    で、あまた英会話フレーズ集があるなか、しかも5冊もあってコスト高(笑)であるにもかかわらず、今回これをオススメする理由は…。

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