2011年11月17日

Weblio英単語帳~個人的にかなり理想的、英単語記憶の専用ツール。


前回の記事では、

・「読む・聞く・書く・話す」の4つを意識して英単語ボキャビルに取り組むのが王道だが、まともにやると時間がかかりすぎること

・代替案として、書き取り練習の時間を減らし、そのぶん他の3技能の上達をはかるための、最も効率的な方法を探すこと

・学習の効率化をはかるためにも、PCの単語学習ソフトはもっと活用すべき


といったことを書きました。


PCの単語学習ソフト(PCにインストールするアプリと、WEB上にデータを置くクラウドの両方を、便宜上まとめてこう呼びます。以下同じ)の良い点は多々あれど、なんといっても最大のメリットは「自分オリジナルの単語帳の作成時間を節約できる」ことじゃないでしょうか?

いや、冗談ではなくて。


市販の英単語本に飽きたらず、自分の単語帳を作ってみたことのある方ならおわかりと思いますが、英単語⇔日本語訳の1対だけの記憶で作業が終わることはまず無くて、どうしても周辺情報を充実させたくなってしまいますよね。


発音記号や対義語・類義語、関連語や例文なんかも空いたスペースにちょこちょこと書きこんで(全部覚えられるはずもないのに…)、ラインマーカーで美しく彩られた単語帳を見ながら「あ~完璧な単語帳ができた!」なんて、ひとり悦に入ったりして(笑)。

単語帳を作ること自体が目的化して、ついついそのために多大な時間をかけてしまいがちです。

これでは何のために書き取り練習の時間を節約したのか、わかりませんね。


ネット上にある英単語ソフトはすでにある程度の語数の単語がプリセットされていることも多く、自分で編集するにしても手間が最小限ですむようになっているので、自分でゼロから作る場合に比べて大幅に時間を削減でき、そのぶん英単語の記憶作業そのものに集中しやすいわけです。

ひと昔前なら紙の単語帳にかなわなかった携帯性も、タブレットやモバイルPC、iPhoneなどの普及で、ほとんどの問題がクリアされつつあります。


見逃せないのが、こういった英単語記憶ソフトのいくつかには、ちゃんと覚えたかどうかを試すための「テストモード」が用意されていること。

四肢択一形式で、あらかじめちゃんと誤回答を用意してくれているものもあれば、フラッシュカードで時間制限をかけて心理的なプレッシャーを与えながら、テストしてくれるものだってあります。

だって自分で紙の英単語帳に英単語を書き入れるときに、わざわざ偽の肢まで考えた四択テストなんか、面倒くさくて作れませんよね?


このように至れり尽くせり、アナタのすることは覚えたい単語を覚えることだけと言わんばかりのソフトを、無料ないしは低廉で利用できるんですから。

英語学習としてこれらをまったく使わないのは、あまりにもったいなさすぎです。


このようにメリットの多い、英単語記憶専用PCソフト。

すでに公開後歳月が経ち、アップデートを重ねてユーザーのネット上での評価が定まった優れモノの無料・有料のサービスが、いくつもあります。


たとえば以下のまとめサイトの中からいくつか試してみて、ご自分にあったものを長く使い込む、なんてのもイイですね。


あなたの英単語力を極限までアップさせるサイトのまとめ - 英語初心者から上級者まで(NAVER まとめ)


で、ここからようやく(笑)ワタクシが言いたかったことの本題。


2011年4月にデビューしたウェブクラウドの単語サービス「Weblio英単語帳」。

これが登録して使い出してみると実に素晴らしく、オススメなのです。


Weblio英単語帳

(上のまとめサイトトップにも載っていますし、当サイト右下のリンク集からも入れます)。


何がどうオススメなのか、詳しくはこちらの説明を読んでいただきたいのですが、ここでもポイントだけ強調しておきましょう。

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英語・英会話 上達そこツボ!日記

2011年11月07日

英単語学習ソフトを、もっと使いこなすために。


自分の英語・英会話が多少なりとも上達したという手ごたえを感じる頃に、どうしても感じてしまうのが「手持ちの語彙の少なさ」じゃないでしょうか。

つまりは「どれだけ英単語を知っているか」という話ですよね。


なかでも日→英、英→日どちらでも瞬時に置き換えることのできる"working vocabulary"が、自分のなかでどれくらい自信の持てる厚みのあるものになっているかが大事です。

ひとつの単語を見てその意味をとるのに3秒もかかっているようでは、実践ではとても使えたものじゃないですからね。


で、英単語のおぼえ方そのものについては、以前の記事でもあれこれ書いたとおり、ワタクシ自身はとうの昔に結論が出ていて。

「五感をなるべくたくさん使って、地道に反復練習する」のがベストであり、時間の経過に耐えられる(つまりど忘れしない)ほとんど唯一の記憶法であると、確信しているわけです。

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英語・英会話 上達そこツボ!日記
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