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  1. SPARKNOTESで、自分の好きなところだけ、楽しくつまみ読み。
  2. 長寿医療制度のゴタゴタから学んだ、英語・英会話学習のひとつの本質
  3. 一人の、「個」の力って偉大。英語・英会話くらい、なんでもないかも。


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    英語・英会話 上達そこツボ!日記
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    2008年04月18日

    SPARKNOTESで、自分の好きなところだけ、楽しくつまみ読み。


    残念ながら何の番組だったか、タイトルなどは失念してしまったのですが、最近NHKの衛生放送で、アメリカの中高生のインターネット依存が深刻なまでに進んでいる、といった内容のドキュメンタリー番組をやっていまして。

    その番組の中で、インターネットで友達とメールやチャットをやったりする時間を少しでも確保したい高校生が、インターネット上のStudy Guide(学習手引)を提供するサイトを見て、ササッと学校の宿題を片づけてしまいがち…といった話が、とりあげられていました。

    学校側はたとえば、ShakespeareのRomeo and Julietを、一冊ちゃんと読んでくるように…と指示したのに、宿題をやる学生の側は、このようなサイトでだいたいパパッとあらすじをつかんで、サッサと片づけてしまっていると。

    友達とネットをやるので忙しい、サイトでだいだい全体像は正確につかめるからいいでしょう、みんなそうしてるよ…といったような言い訳?を、とある高校生がインタビューでしてましたけどね。

    で、その「ネット上の学習手引を提供するサイト」って、そんなにスバラシイのかよ?と思ってメモしておいたのですが、それがこの SPARKNOTES です。

    SPARKNOTES

    ま、早い話、学習手引というより、学習内容そのものについて、コンパクトに要点をまとめあげて、ネット上に出してくれているわけで。
    もう、なんというかいたれりつくせりですな。

    たとえば文学作品では(いくつかざっと見てもらえるとわかりますが)、作品解説からプロット、登場人物の紹介に加えて、章立てごとのあらすじを結末にいたるまで完全紹介と、フルコースで提供されています。

    いわば、完全版のネタバレ集ですね。

    ここでこれだけ読めてしまうなら、おそらくはよほど気に入った作品でなければ原典にはあたらずに、ワタクシでもたぶんこれだけで済ませてしまうでしょうねぇ。


    それはともかく、アメリカの高校生向けとはいえ、内容的に文学・歴史・作文・詩・哲学・映画などの中から、興味のあるジャンルを拾い読みしてみるのは、なかなか楽しいものです。

    こんな良質のサイトがあるなら、ワレワレ日本の英語・英会話学習者としても、使わない手はないですからね。


    ちなみに調べてみると、やはり似たコンセプトのサイトは、いくつかあるようですよ。
    この CliffsNotes  なんかもそうです。


    ちなみにSPARKNOTESはモバイル版もあるから、アメリカの高校生は街中でササッと、ケータイでShakespeareなんかを読めちゃうわけだ。

    自分が高校生のときだった頃を思い返して、もうあまりのインフラの差にガクゼンとしちゃいますね。
    ま、時代が違うといえば、それまでですが…。


    でも映画なんか、完全ネタバレですけどねぇ。

    マトリックスとかロード・オブ・ザ・リングとか、比較的最近の作品もあるのに、結末までバラしちゃっていいのかな…とは思いますが。


    ワタクシ個人としては、じつは西洋史、とくに中世~産業革命あたりまでの話を、いろいろとつまみ読みすることに、最近ハマっておりまして。

    ですので、SPARKNOTESのHistoryで、該当する年代のあたりを斜め読みするのは、結構楽しかったですよ。


    皆さんもアメリカの高校生になった気分で、オンラインでのお勉強を、つまみ食いモードで…おひとついかがでしょうか?

    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年04月13日

    長寿医療制度のゴタゴタから学んだ、英語・英会話学習のひとつの本質


    本日は、この4月からスタートした長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の話題を、前フリにします。

    話の枕としてはちょっと長めですが、最後は英語・英会話の話でうまいことまとめますので、どうぞご勘弁を(笑)。


    新聞やテレビのニュースで皆さんもご存知のとおり、75歳以上の方を対象にした、この新しい医療制度。

    すでに始まったにもかかわらず、新制度のことをまったく知らなかったり、到着した新保険証を間違って捨ててしまったりするお年寄りが、全国的にずいぶんたくさんいるようですね。

    いまごろになって、「この保険証は何だ」とか、「年金が減るのは困る」とかいった苦情とともに、新制度についての問い合わせが、市町村窓口などに殺到している…とのことです。

    「これまでの国の告知やPRが不徹底だった」と、非難を浴びっぱなしの行政サイドは、制度の名称を変えてみたり、新保険証がなくても医療費の窓口負担が変わらないようにするなど、そのフォローに大わらわ…といった感がありますね。


    この新制度の良し悪しは別として、実はワタクシ、この点でちょっと不思議に思っておりました。

    「甘い」と言われるかもしれませんが、この制度の事前PRについては、自治体(市町村)としては、まぁまぁよくやっていたんじゃないの?と、思っていたのですよ。

    それにもかかわらず、知らないヒトがまだこんなにいるのか…と。

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    英語・英会話 上達そこツボ!日記

    2008年04月02日

    一人の、「個」の力って偉大。英語・英会話くらい、なんでもないかも。


    さわやかな4月の一発目からナンですが、今回は雑談です。

    たまたま見ていたサイトでこんな記事を発見し、不覚にもちょっと感動してしまいましたので、英語・英会話の習得に励む皆さんにもおすそわけしたいと。

    ま、見てください。


    らばQ 一人で作り上げたという尋常ならざる5人の鬼才・天才建築家


    どうです。スゴイと思いません?

    それぞれ一人でやった仕事だそうですよ、たった一人の!


    特に最初のシュヴァルさんの話には、ちょっとマイった。

    記事によれば、完成まで一万日以上かかって…って、ざっと27年ちょっと(笑)。
    建築もデザインも自分で建てながら学んでいき、独りでコツコツつくりあげたって、ホントかよ…って思いますが、実際にモノがあるんだから、本当なんでしょう。

    マルティネスさんの大聖堂も、ひとりで造ったというのがにわかには信じがたいスケールですが。


    記事の表題こそ「天才・鬼才」と打っていますが、恐るべきは建築の技術というよりも、彼らの「時間に対する観念」じゃないでしょうか。

    ひとつのことに人生の数十年を注ぎ込み、最終的にこのようなかたちを造りあげてしまうにいたる念の純粋さが、なんと言ってもスゴイ。

    途中で、悩んだりしなかったのでしょうか。
    天災にあったり、誰かに破壊されたらどうしようと、オノノいたりはしなかったのでしょうか。


    それにしても、たった一人でもこれだけのことができるんだ…って、素直に思うでしょう?

    こういうのに比べたら、建材も必要なく、場所もとらない英語・英会話のマスターごとき、取るに足らないというか、ごくなんでもないことのような気がしてきませんか?


    彼らも一人、私たちも同じ一人です。

    英語・英会話力は、いわば頭の中の空間に組み立てる、仮想の建築物のようなものでしょう。

    シュヴァルさんを見習ってほんの数十年(笑)くらいコツコツと頑張れば、英語・英会話をある程度自在に使いこなすことくらい、絶対にできるはずですよね。

    これらの建造物の写真を見ていると、どうやって学習するとよいかなどという方法論はほとんど問題にならなくて、要するに「やり続けるられるかどうか」、ということだけ、ただそれだけのような気すらしてきます。


    とくに4月からあらたに英語・英会話をはじめた、新社会人・学生の皆さん。

    どうです、やる気がわいてきましたか?
    学習に挫折しそうになったら、時おりこの写真を見返すようにしてください(笑)。

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