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2007年04月07日

(2)たまには、長い英文を読もう。

最近はネット環境の整備とデジタルコンテンツの普及が進み、ちょっとした英語の勉強は、実にやりやすくなりました。

大量の英語教材がネットにあふれている現在、その気になれば教材購入のおカネすらほとんどかけずに、英語の実力を大きく伸ばすことも可能でしょう。

ただ、学習環境が整備される一方、大きな落とし穴がひとつ、あるように思えるのですね。

その落とし穴は、ネットにあふれる英語関連の情報が、基本的に、「リアルタイムに」「最新情報を」「1ページあたりの容量は多くせず、代わりにページ数を大量に増やすことで伝えていく」構造となっていることから生じることのように思います。

ネットで英語ブログなどを多く読まれている皆さんのような方々は(笑)、比較的、短く少ない分量の英語を読むことにどうしてもなりがちだと思うのです。

それが常態化しますと、長くボリュームのある英文を最後まで読み、じっくりその趣旨なり論理なりを追って考えていく、といったことをするための気力が、だんだん衰えてくる可能性があるのですね。

これは危ないですよ。

短い文章ばっかり追いかけてると、ちょっと量が多そうな英文を見ただけで、もう手がでなくなってくる。
最初のパラグラフだけちらっとよんで、「最初に書かれた結論だけさっとみておけば、もういいや」と、だんだんなってくる。

要領よくやっているようでいて、実は長いものをじっくり読む、気力そのものが落ちてきているのかもしれないのです。

(画面で長いものを読んでると目が疲れてくる…といった別の問題もあるかもしれませんね(笑))

こういうのは蟻の一穴。

わずかのスキマから開いた怠け心が、どんどん全体を蝕んで、そのうちに「いいや、英文読まなくなって」となり、最後は「いいや、日本にいるんだし、英語なんて簡単な挨拶くらいできりゃ」とさらにズルズルと気力が後退していくかもしれません。

長い英文を読む気力を養うことについては、ある程度自分で腹を決めて、意識して習慣化するようにしていく以外に、道はないです。

まぁ、だからといって、毎日欠かさず長文を読めというつもりはありません。

時間も使うことですから、ふつうの英語学習者にとっては、ちょっと現実的ではありませんし。

別の問題もあります。
「読みだす前に」良い文章を探し当てるのは、これがなかなか難しい。(そんなのは日本語だって、結構大変なことではないでしょうか)

ただ長いばっかりでつまらない内容のものを読んでも、苦痛なだけですしね。

ですので、そんなに大きく間があかないのであれば、ある程度時間のとれるときだけでもよい、と思うのです。

英語の勉強における「地力」をつけたい方は、自分で意識して、ある程度の長さとまとまりをもった文章を、じっくり読んでいくための練習をする時間をつくること。

それを是非、考えてみてくださいね。


     
       



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