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「英語で考える」とかは、気にしなくてよい。(4)

前回までの話を、そろそろ「まとめ」にかかってみますね。


「英語で考えないと、英語はうまくならない」ということではなくて、「まず考えないと、英語はうまくならない」というのが、正しい言い回しだと思うのです。

「考えるときは、頭の中のイメージ優先でも、日本語を使ってある程度言いたいことを組み立ててもいい。
それを外に現す場合、考えた内容を英語に変換するときの技術を磨くことで、考えをより正確に表現できる」

というのが、ワレワレ日本の英語学習者にとって、より適したアプローチではないかと思います。

「英語で考える」を第一優先順位として、アタマの中で考えを組み立てるそもそものスタートから、無理に英語でやろうとすると、方向を間違えたまま走りだすことになります。

日本の話を英語で説明するとき、たとえば、小学生の「いじめ問題」について話すときは、英語で考えるということでなくて、自分がこれまでテレビや新聞、ご近所で実際にあった話など、自分が得てきた情報や感じた体験などをまずイメージとしてきちんと思い描くことをいの一番に優先して行うことこそ、必要なことです。

英語的なイメージにすぐに置き換えにくい内容も含んでいる場合は、それを頭から英語ワールド的発想で考えていこうとするやり方にこそ、無理があります。

この例でいうと、子供の「いじめ問題」は、海外でも別に珍しくない話で、それ自体はよくわかってもらえる話です。

しかし、ケータイをかなりの子供がもっていて、ケータイメールや、ケータイの持ち主のサイトの掲示板に悪口を書き込んでいじめる、なんていうのは、ある種、自分用のケータイを持つ子供がかなり多い、日本なりの背景だったりするわけです。

あくまでもひとつのタトエですが、仮にこういう話をする場合、日本的発想でイメージを描いたり、あるいは頭の中でいいたいことの筋を日本語でだいたい考えてから、「さて、あとは英語にして話すだけ。」という順番で会話するほうが、言いたいことをより正しく伝えることができるはず、と思うのです…。

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ワタクシもこれをお読みの皆さんも、生きて暮らしているのは、日本、日本語ワールドです。

それを飛びこえてストレートに英語ワールドにいく術を身につけようとせずに、身近な日本語ワールドから英語ワールドに橋をかけて渡る、というつもりで学んでいくほうが、やはりナチュラルだと思うのです。

だから、この話は、「順位づけを間違えないように。」ということです。

「英語で考える」が、一番はじめにくるのではない。
「考える(あるいは、感じる)」が最初、「英語で」ないし「日本語で」は、順番的にその後です。

自分が力をいれるべきは、「考えたことや感じたことを、その後に英語でどう表現すると、もっともうまく伝わるか」であって、「最初から英語で考えられるようになるためには、どうするべきか」ではない。

そこの違いをきちっとふまえて、英語・英会話に接するほうが、きっとアナタにとって実り多い結果になると思うのです。

という意味で、「英語で考える」こと、それ自体にあまりこだわったり、まどわされたりする必要はない、と言いたいわけです。

まず克服すべきは、「変換技術としての」英語・英会話です。


ま、この話も続ける気になればまだいくらでもできそうですが、今回はこれでひとくぎりとしときましょう。

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