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    2007年06月10日

    グリーティングカードを、英語でサラサラと書きたい方へ。

    本日は、また一冊、英作文の本をご紹介します。

    ライティング・パートナー―プロのイギリス人ライターに学ぶ英文の基本ルールから書き方のコツまで
    (クリストファー・ベルトン 著, 渡辺 順子 訳、2,310円、コスモピア)

    日本人のための英作文の本は、著者が日本人で、ネイティブが監修しているものが比較的多いのですけれど、この本は、日本に23年住んでいるイギリス人著者の手によるものです。

    どうりで、日本人が英作文で苦手とするようなツボを、きちんと抑えているわけですね。

    この本の特長は、ごく基本的な英文法はすでに読者が身に付けているという前提にたって、学校ではなかなか教わってこなかったような英作文の勘所について、ポイントをずばっと簡潔に語りかけてくれているところです。

    たとえば、think 「思う」ですが、この語は「自分の知る範囲ではそうだ」、というニュアンスですから、自分の主張として強く述べる英文を書くときには、英作文においてはthinkを使うべきではない。

    まわりくどいことを言わずに、このようにポイントをスバッと指し示し、いくつかの例文と共に示してくれています。

    このようなことも、アタマの片隅ではわかっているくせに、ついつい自信なさげにI think…で書き出してしまう(笑)、私たち日本人。
    こういう本を読んで、「I think...英作文症候群」から(笑)、自信をもって脱却するべきでしょう。

    ほかにもいろいろありますが、英作文の本としては珍しくも、普通の小説のように、「まず一冊通して読みたい」と思わせるところがあります。
    つまらない小説を読んでいるくらいだったら、こういう本を読む方が、きっと密度の濃い時間を過ごしたような気分になると思います。

    後半の「ジャンル別 書き方のテクニック」では、「メモや伝言の書き方」、「グリーティング・カードの書き方」などについても、解説されています。

    こういうちょっとしたメモや、メッセージを書く機会が珍しくないわりには、これらについてちゃんと解説している英作文の本は、なかなか見かけないように思いますが、どうでしょうか。

    オフィスでネイティブと日々働く皆さん、伝言メモやグリーティング・メッセージなどは、ちゃんと自信をもって書けていますでしょうか?

    私などは、PCB(Please call back.)などと、あっさり一言ですませることが多かったので、この本はずいぶん参考になりました。
    ま、今となっては、メモを残す機会そのものが、無くなってしまいましたけれども(笑)。

    ということで、ちゃんとした「ライティング・パートナー」を探しているアナタは、書店でチェックしてみてはいかがでしょうか。

         
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