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(1)「適当・ほどほどな勉強」vs「突き詰めた勉強」

臨床心理学の分野で、ゲシュタルト療法というのがあるそうです。

そして、その根底的な思想を盛り込んだ「ゲシュタルトの祈り」といわれる詩がありますが、皆さんはご存知でしたでしょうか?(不勉強にも、私は知りませんでしたが…)

ネットを検索すると邦訳にもいろいろあるようですが、以下、そのひとつを引用します。


「ゲシュタルトの祈り」

私は私のことをする、あなたはあなたのことをする
私はあなたの期待に沿うためにこの世にいるのではない
あなたは私の期待に沿うためにこの世にいるのではない
あなたはあなた、私は私
それでもしお互いが出会うなら、すばらしい
もし出会えないなら、しかたない

I do my thing, and you do your thing.
I am not in this world to live up to your expectations.
And you are not in this world to live up to mine.
You are you and I am I.
And if by chance we find each other, it's beautiful.
If not, it can't be helped.

"Gestalt Therapy Verbatim"(『ゲシュタルトセラピー逐語録』)
Frederick S.Perls, 1969 Real People Press, California.
(岡田法悦氏の翻訳)


いかがですか?

なかなか味わい深いというか、奥深いものがありますね。

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「物事はうまくいくときもあればいかないときもあるが、そのどちらにもそれぞれの価値があり、意味がある」といった考え方だと思うのですが。

ワタクシには、「自分の目・フィルターを通してみた他人との関係性で、自分を規定することのあやうさ」を、とりわけ戒めた詩のようにも読めました。

さて、臨床心理学の話題と英語や英会話学習の話題が、どこでどうつながるんだ?と思われたかもしれませんが、これがなかなか、通じるものがあるように思えます。

なぜなら、英語を学ぶことも、会話や文章を通じて、自分と社会との関係性を構築し確認していくための、プロセスであるからです

我々が英語そして英会話を通じてなんらかの表現をしようとするときに、自分の目的のためにそれをやっているように見えて、実は、「他人の期待に応えようとする内心の力みに端を発している」ことが、意外と多いのではないでしょうか。

平たく言えば、他人に「流暢でよい英語」と評価されることを無意識に期待し、そのレベルまで自分の英語力を高めることがいつの間にか自分の中でモノサシとなってしまっているのではないのか、と思うのです。

明日も、続きを書きます。

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