急速に身につけた英語や英会話力は、急速に忘れる運命に。
気がつくと前回の記事を書いてからすでに8ヶ月が過ぎ、日記と名乗っていてよいのか?状態になっていますが、何事もなかったかのように更新を続けたいと思います。
できれば月イチ更新位には、ペースを戻したいところですけど…。
久しぶりに書くネタを提供してくれたのは、2年近く前に書いたこの話の続報的ニュースです。
えぇ、「社内の公用語を英語にする」ということで、この2年間を準備期間としていた、とある(笑)国内最大級のインターネット総合サービス企業が、いよいよその完全実施に踏み切ると発表したのですよ奥様。
判断のモノサシとしてTOEICスコアを使うようで、役員ともなると800点必要だとのこと。
部門ごとのTOEIC平均点とか比率とかを、毎週競い合うそうです。
社員のTOEICスコアも平均で170点伸びたということで、トップダウンで短期間でガッと活をいれてみたら、目に見えて成果も上がったというわけですね。
まぁ以前も書きましたけど、これは当然といえば当然の結果。
会社の業務となると、昇進だのクビだのがリアルにかかってきますからね。
4コーナー手前でピシピシ鞭を入れられて、周囲も一斉にゴールめがけてなだれこんで盛り上がっている環境下、自分ひとりだけノホホンとお茶をすすっているわけにもまいりません。
経営陣は社員に、英語力の上達スピードアップを求める。
社員も会社と自分のためにガンバる。TOEICの平均スコアもみるみる上昇。
グローバル市場への対応が進んで、会社の業績もますますアップ。
他の国際展開するサービス企業も、成功例に続けとばかりに追随…。
と、みんながハッピーな好循環になるんでしょうか?
…わかりませんね。先のことなぞ、ホントにわかりません。
ただひとつ、まぁ間違いないだろうと思うのは、この手の外部強制的アプローチで短期間で身につけた英語・英会話力は、万一その環境からいったん遠ざかることにでもなると、実力をキープしていくのがものすごく難しいということですね。
転職とか、あるいはなにかのはずみで会社の経営方針が変わってロシア語必須(笑)になるとかね。
英語・英会話の学習プロセスをメモっとくと、「思い出がいっぱい」か?
数日前、新聞各紙に「景気後退宣言」発令の大見出しが踊ってましたね。
「いまさら改めて言わなくてもわかっとるわい!」と、内心突っ込んだ方も、さぞ多いのではないかと思いますが…。
「宣言がでるまでは記録上、景気が横ばいないし悪くない」というのがおカミとしての立場ということなんでしょうけど、なんだか釈然としないですよねぇ。
歴史的にはこの日をもって国が景気後退入りしたという文脈で語られていくんでしょうけど、庶民感覚とここまでズレたタイミングで、大きく「宣言」をかまされてもねぇ…。
しかし景気後退宣言の場合はいざしらず、英語・英会話の勉強をしているみなさんにひとつ、三十数年くらい勉強してきたワタクシからオススメしておきたいことがあります。
それは、「自分の英語・英会話の学習記録・上達記録を残しておくこと」。
あ、もうソッコーで「んなメンドーなことできるかよ!日記だって三日と続かない体質なのによぉ!」というツッコミが、聞こえてくるようです。
でも、そんなにご大層なものじゃないですから。
ま、ワタクシも学習「記録」などという言い方をするからいけないんですが…。
別に毎日、日記帳を開いてつけろとはいいません。
自分なりに「ちょっとがんばったかな」とか「これは自分にご褒美レベルだな」とか思ったときだけ、いわば自分のなかでイベント扱いしたいときの、節目節目でいいんです。
しかも1~2行程度の、メモ書き・走り書きでOK。
「2008/11/18 ついに「英単語セレクション」を一冊読了!難しかった~でも一歩前進。」
こんな感じでいいんですよ。
で、一年くらいしてから「2009/11/18 ひさびさに「英単語セレクション」。これをまわすのは確か5回目。8割がたおぼえてるはず。使う機会があんまりないのが残念」とかね。
ま、もちろんノートとかを一冊決めて、思いついたときにそれをメモっておく。
で、なんのために、こんな記録づけを勧めるのかということなんですが…。
SPARKNOTESで、自分の好きなところだけ、楽しくつまみ読み。
残念ながら何の番組だったか、タイトルなどは失念してしまったのですが、最近NHKの衛生放送で、アメリカの中高生のインターネット依存が深刻なまでに進んでいる、といった内容のドキュメンタリー番組をやっていまして。
その番組の中で、インターネットで友達とメールやチャットをやったりする時間を少しでも確保したい高校生が、インターネット上のStudy Guide(学習手引)を提供するサイトを見て、ササッと学校の宿題を片づけてしまいがち…といった話が、とりあげられていました。
学校側はたとえば、ShakespeareのRomeo and Julietを、一冊ちゃんと読んでくるように…と指示したのに、宿題をやる学生の側は、このようなサイトでだいたいパパッとあらすじをつかんで、サッサと片づけてしまっていると。
友達とネットをやるので忙しい、サイトでだいだい全体像は正確につかめるからいいでしょう、みんなそうしてるよ…といったような言い訳?を、とある高校生がインタビューでしてましたけどね。
で、その「ネット上の学習手引を提供するサイト」って、そんなにスバラシイのかよ?と思ってメモしておいたのですが、それがこの SPARKNOTES です。
SPARKNOTES
ま、早い話、学習手引というより、学習内容そのものについて、コンパクトに要点をまとめあげて、ネット上に出してくれているわけで。
もう、なんというかいたれりつくせりですな。
たとえば文学作品では(いくつかざっと見てもらえるとわかりますが)、作品解説からプロット、登場人物の紹介に加えて、章立てごとのあらすじを結末にいたるまで完全紹介と、フルコースで提供されています。
いわば、完全版のネタバレ集ですね。
ここでこれだけ読めてしまうなら、おそらくはよほど気に入った作品でなければ原典にはあたらずに、ワタクシでもたぶんこれだけで済ませてしまうでしょうねぇ。
それはともかく、アメリカの高校生向けとはいえ、内容的に文学・歴史・作文・詩・哲学・映画などの中から、興味のあるジャンルを拾い読みしてみるのは、なかなか楽しいものです。
こんな良質のサイトがあるなら、ワレワレ日本の英語・英会話学習者としても、使わない手はないですからね。
アメリカの高校生は街中でササッと、スマホでShakespeareなんかを読めちゃうわけだ。
自分が高校生のときだった頃を思い返して、もうあまりのインフラの差にガクゼンとしちゃいますね。
ま、時代が違うといえば、それまでですが…。
でも映画なんか、完全ネタバレですけどねぇ。
マトリックスとかロード・オブ・ザ・リングとか、比較的最近の作品もあるのに、結末までバラしちゃっていいのかな…とは思いますが。
ワタクシ個人としては、じつは西洋史、とくに中世~産業革命あたりまでの話を、いろいろとつまみ読みすることに、最近ハマっておりまして。
ですので、SPARKNOTESのHistoryで、該当する年代のあたりを斜め読みするのは、結構楽しかったですよ。
皆さんもアメリカの高校生になった気分で、オンラインでのお勉強を、つまみ食いモードで…おひとついかがでしょうか?
「話したいことを話せる場所」で話すと、すごく英語の力がつく。
たまに食べにいくカレー屋さんの新聞棚に、どういうわけかいつも「日経ビジネス」が、
置いてありまして。
食べながらめくっていると、多言語のSNS(Social Networking Services ま、「ミクシィ」の国際版みたいなもんですね)の「ワールドフレンズ」というサイトに関する記事がでていましたので、つい読んでしまいました。
この「ワールドフレンズ」というのは、早い話「世界ベースでの、多言語ペンパル募集」のネット版のようです。
(ところで”ペンパル”って、もうほとんど死語ですかね?)
日本でも宣伝を強化しているようですが、皆さんは、このサービスはご存知でしたでしょうか?
なにせ、ワタクシが社会人になりたての頃は、英字新聞の「ペンパル募集」のコーナーとかを読んで、相手をイメージしながらコワゴワ探すのが普通のやり方だったもので、隔世の感が…(というと、ちょっとオーバーですが)。
世界で120万人のユーザーがいて、無料登録できるんだそうです。
で、相手からのメッセージは受け取れて、その相手とはメールのやりとりだけは無料でできるんですが、メールをやりとりしたい相手に自分からメッセージを送るには、月3,500円払って有料会員になる必要があるんだそうです。
ちなみに有料会員は4万人で、その7割が日本人だそうです。(ということは、世界のほとんどのユーザーは、無料サービスだけで済ましている…ってことなんでしょうかね?)
「だそうです」という書き方になるのは、ワタクシは、このサービスを使っていないからです。
ここまでは、このサイトや運営会社のサイトに書いてあったことの、受け売りです。
このメタフォーグループの社長のドミニクさんが、何年もかかって大変に苦労してこのビジネスモデルをたちあげた…という記事の内容には惹かれましたが(このメタフォーグループのサイトに、紹介記事などもアップされてます)、ワタクシはいろいろ事情もありまして、まだまだ海外のメル友をつくっているヒマがありません。
決してこの「ワールドフレンズ」に載っている、20代の男女が顔写真付でグイグイと押しまくる自己アピールに、気おくれしたからではありません(笑)…。
英語・英会話の勉強で疲れた時は、算数の計算ドリルを解いてみる。
ヒトの集中力というものは、一説では「30分程度が限界」と言われてますが。
勉強でも仕事でも、50分間は頑張ってやって、残りの10分を休憩にあてるというサイクルがよい、とおっしゃる方もいます。
英語・英会話の勉強にちょっと疲れたけれど、最近サボっていたし、今日はヤメタ!というには、まだ少し早い気もする。
そんなときの気分転換は、どうしていますか?
ま、普通に休んだり、友達とおしゃべりをしたりでも、もちろんヨイのでしょうが、ワタクシが個人的に、以前からヒジョーに「妙な効果」を感じている気分転換法があるので、本日はそれをご紹介しますね。
はたして、同じような方がいるのかどうか。
それは、英語の勉強のあいまに、算数の計算ドリルを数問程度やってみることなんです。あんまり難しくないヤツね。
最近ハマっているのは、「暗算でやる二桁の掛け算」ですね。
英単語をおぼえたりするのに疲れたら、20問程度、無作為に問題を解いてみる。
ほら、近頃は以下のような「インド式計算」関連本が、書店のコーナーの一角を占めているじゃないですか。
「インド式で算数脳を作る!」
「頭が良くなるインド式計算ドリル」
そういうのを一冊近くにおいて、勉強に疲れたら、暗算なのでベッドにでも寝ころびながら、ちょっとやってみるわけです。
で、その後でまた英語・英会話ワールドに戻るわけですが、脳の全然違う部分を使ったせいか、なんだか頭の中が、すごくリフレッシュされたような気分になるんですよねぇ。
これが、単に体を動かしたりおしゃべりをしたりするのとはまた違った感じで、脳が使い慣れていない部分を使ったせいで生じる、「心地よいかすかな疲労感」っていうんですか。
何と言うか、「脳が軽い汗をかいた」ような、気持ちいいような頭のジワーッと感というか、妙な感覚をおぼえてくるんですよ…。
英語・英会話の学習環境づくりに、気を配ることの大切さ。
英語・英会話を勉強するための状況・環境として、「机に向かって集中してやる」場合と、「日常生活のスキマ時間を有効活用する」場合と、大きくわけて二つの状況があると思います。
どちらも同じ時間、それぞれの有効活用をはかるべきではありますが、特に前者の「机に向かって集中して勉強できる」時間帯においては、その時にどれくらい英語・英会話に集中できる状態になっているかという「環境・コンディションづくり」が、学習効率を一番良い状態にもっていくためには非常に大切なことだということに、ワリと最近、気がつきました。
以前は、朝は寝起きで顔も洗わず、そしてコーヒー以外は何も口にせずに、いきなり机に向かって英単語帳なぞを広げていたものですが、最近のワタクシは机に向かう前の「儀式」をちゃんとひととおりやった後でないと、席につかないようにしています。
具体的には、まず起きたらコップ2杯の水を飲んで、たっぷりと目薬をさします。
そして無印で買ったグレープフルーツのアロマオイルの香りを、ビンの口からちょっと嗅いだりします。
その後はベランダに出て、外で日の光を1分くらいあびてから、顔を洗って、軽く食事。
その後に歯を磨いて、コーヒーを用意してから、はじめて机に向かうようになりました。
これで、いきなり机に向かっていた頃に比べると、全体の学習効率が体感的に20%くらい、アップしたような気がしています。
で、ワタクシがこういう風になったきっかけは、比較的最近に読んだこの2冊の本です。
「幸運を呼びよせる 朝の習慣」(佐藤 伝 著、中経出版、1,000円)
「いい明日がくる 夜の習慣」 (佐藤 伝 著、中経出版、1,000円)
どちらも、必ずしも学習環境だけを意識して書かれた本というわけではないようですが、朝と夜にそれぞれどういう習慣を持つと、身体と精神に良い作用を及ぼすかということが、精神論ではなく具体的なやり方・テクニックとして、あげられています。
上で書いた、ワタクシの朝のスタートにおけるアクションは、すべてこの本の中に書かれていることの中から、自分が習慣として続けられそうなことだけを選んだものです。
立ち読みでも読めてしまう感じの軽いタッチの本ですが、できれば2冊とも手元にそろえて、朝用と夜用にそれぞれ選ばれているちょっとした動作のなかから、自分の生活に合いそうなものをあれこれ試した後で、気に入ったものだけを生活習慣として取り込んでみるのが、良いように思います。
習慣的動作というのは、ささいなようでいて、やっぱり大事なんでしょうねぇ。
マリナーズのイチロー選手なんか、テレビでみていると、打つまでのしぐさや動作がいつもほとんど測ったように同じで、しかも一定のリズムを保ってますもんね。
ということで、学習環境づくりに気を配ったことのない方、ちょっと立ち止まって、自分なりのこういった朝と夜の儀式を生活に取り入れてみることを、オススメいたします。
猛暑の季節に、英語を効率的に学ぶ方法(3)。
英語の勉強は、夏は朝、それもできれば早朝にやることにして、日中はやらないようにする。
ま、勉強でも仕事でも、朝が一番能率がいいというのは広く知られていることで、ここで改めて言うまででもないんですが。
「朝の1時間は、昼間の2-3時間に匹敵する」なんてことを言うヒトもいて、計算根拠はナニ?と、思わずツッコミを入れたくなります。
夜寝ている間に、肉体的な疲れをとっていると同時に、その日一日の職場・家庭・その他で起きたいろいろな情報がゴチャゴチャに詰め込まれてたアタマの中にある記憶を、整理・蓄積・再構成する作業が、どうやら行われているようでして。
パソコンにたとえると、デフラグみたいなもんでしょうか(わかりますか?)。
ということで、普通のヒトにとっては、アタマの調子が一日で一番冴えてるのが朝ということは確かですから、年中早起きして勉強ができれば、一番いいんですが、これができないんですよねぇ(笑)。普通のヒトにとっては。
しかし、「夏だけ早起き勉強」をオススメするのは、朝はまだ気温がそう上昇していないことが、大きな理由であります。
体調的にもアタマと体のほてりにそれほど邪魔を受けないのは、夏場は朝方しかありません。
なにも一年中、朝5時に起きようと言っているわけではありません。
「夏場の8・9月の二ヶ月のみ、英語の勉強は、朝にだけやる」ということで、どうでしょうか?という妥協案(何の?)を提示しているわけです…。
猛暑の季節に、英語を効率的に学ぶ方法(2)。
梅雨も明けてしまい、果たして今年は、どこまで暑い夏となるのか…とおののいている皆さんに向けて贈る(笑)、「夏場特有の英語勉強法」。
本日は前回の続きとして、夏場の勉強の続け方のポイントとしてあげた点について、多少の補足説明をします。
まず、「夏は、がんばらないことが最優先。夏場の勉強に限っては、根性不要。」ということについて。
最近、某医大の先生が、夏バテについて寄稿していた新聞記事を読んだのですが、夏バテなどによる全身の疲労感・倦怠感は、肉体の動きの鈍さ・それにより体内に蓄積された疲労物質と、脳がそれを感じ取る感覚との「ズレ」によって生じる、のだそうです。
この時間的な「ズレ」というのが、結構大事なポイントですね。
体の疲れが事実として先にあって、脳への警告信号は、それより時間的に後にやってくるわけですね。
だから、夏で体力が落ちているのをアタマで「疲れた、しんどい…」と考えている時は、もう先に肉体が本当に疲労していて、体がアタマに一生懸命、そのメッセージを送っている最中なわけでして。
休養と栄養をちゃんととって、肉体的な疲れの回復にあてるべきであって、なまじな根性を出して無理すると、その疲れを取り除くヒマがないわけです。
わずかばかりの英語フレーズをおぼえんがために、ダメージが肉体に積立貯金のようにたまっていく…となってしまうと、得るものと失うもののバランスが、あまりにも悪すぎますからね。
ま、別に英語に限りませんが、いまや温暖化で20年前とは状況の異なる、猛暑の日本の夏。
夏場は、体調管理と健康維持が、フツーの人にとっては最大の仕事かもしれません。
いや、大げさではなくね。
ということで、その医大の先生が記事中で使っていた「夏場は根性など出さす、素直に休養を」というフレーズが気に入ってしまいましたので(笑)、そのまま使わせていただきました…。
猛暑の季節に、英語を効率的に学ぶ方法(1)。
早いもので、8月がはじまりました。
果たしてこのあと2ヵ月間くらい、35度を超える「猛暑日」が、今年は何日間くらい訪れるのでしょうか。
特に関東圏以西に住む皆さんにとっては、体調管理、そして体力・気力の維持に、なにかと神経を使う季節になりますね。
ワタクシは、今でこそ北海道在住ですが、20年以上も東京住まいでしたので、灼熱のアスファルトの照り返しと、ビルに囲まれて逃げ場のない高湿度の都会が、どれくらい体力を消耗するかはよくわかっているつもりです。
ですので、今のこの季節、とりわけ満員の通勤電車で往復し、夏休みも3日とれればよいほう、職場の残業をこなしながら日々忙しく働くサラリーマンにとっては、「英語も、秋冬と変わりなく、休まず一生懸命勉強せい!」とハッパをかけられたところで、体もアタマもどうにもボーッとして動かん…というほうが、むしろ普通でしょう。
ということで、この2ヵ月は「猛暑乗り切り月間」ということで、少し夏場特有の英語の勉強について、考察してみたいと思います。
ちなみに、長期休暇をとれるヒトや、時間に思いっきりゆとりのある方のことは、今回は想定の範囲外ですので、ご了承くださいまし。
ちなみに、「夏場特有の英語勉強法」について、先に結論というかポイントを列挙しておきますと、以下になります。
・「がんばらない」ことが最優先。疲れたら適当に休むか、止めてしまうこと。
とにかく夏場の勉強に限っては、根性不要。
・ 一週間のうち、まったく英語を勉強しない休息日を、2日くらいはつくる。
・勉強する時間帯は、朝(できれば早朝)だけに限定する。
これが最大のポイント。新しいことは、この朝の時間帯だけにすること。
・ その、朝に行う勉強のテーマは、1つだけに絞ること。
たとえば英単語の暗記だけとか、英作文の練習だけとか、一つに決める。
・ 日中、もし英語の勉強をやる余裕ができた場合でも、復習のみ。
日中は、新しいことには、手をつけない。
クーラーのきいたオフィスの昼休みとか、喫茶店などで、体調がよくて気が向いたときだけでOK。
ノルマにしないこと。
むしろ10分程度でも、日中に仮眠をとることを優先する。
・夜は、一切やらない。
ただし、明日の朝は気分よく早起きができるよう、環境を整え、なるべく早めに床に就く。
えー、ざっとこんなところですね。
一言でまとめると、「夏場の勉強は毎日やるな、一日ベースでは朝に集中してやれ」といったところでしょうか。
どれもそれなりに理由はありますが、長くなりましたので、この続きと説明は、次回に回します。
さぁみんな、8月と9月だけ、Early Birdsとなるのだ(笑)!
日々の英語学習で、「ひとこと朝宣言」。
シリーズで書いている途中ですが、たまたま面白いサイトを見つけたので、ちょっと寄り道して、ご紹介しときます。
この「朝時間.jp」というサイト、ご存知でしょうか。
もう一年以上運営されているようなのですが、ワタクシは、比較的つい最近知りました。
このサイトのなかに、「ひとこと朝宣言」というのがありまして、これがなかなか、英語の勉強におけるペースメーカーとして使っても役に立ちそうです。
詳しくは読んでいただきたいと思うのですが、ざっと説明すると、「朝起きて、自分の今日一日をどうするか、一日の目標や、やりたいことなど」を、一行宣言のような感じで書くわけです。
これは公開することもできるし、非公開にして、自分だけの記録用として使うこともできます。
翌朝に、自分の登録したアドレスに、「昨日の宣言がこうでしたよ」というリマインダーメールが来て、それをどのくらい実行できたかを、3段階ぐらいで自己評価する。
そんな「ウェブ上の1行日記的メモ」のようなものですが、英語の学習を日常生活に引きつけるきっかけとしてはもちろん、その他にも、いろいろな使い方ができそうです。
もともと想定された使い方のとおり、今日やりたいことを、朝にひとこと宣言するのもよし。
「今日は行き帰りの電車内で、オフィス英会話フレーズ20個をおぼえたい」とか、英語の学習に絞って書くのももちろんよし。
また、すでにやっている人もいるようですが、このひとこと宣言を英語で書けば、日々のちょっとした英作文の練習にもなりますね…。
「ツァイガルニク効果」ってはじめて聞いたけど、ちょっとマユツバ(笑)。
「そこツボ!」日記の管理人、ドナでございます。
朝の起きぬけは、コーヒーをすすりつつPCを立ち上げ、RSSリーダーで登録記事を読むところからワタクシの毎日はスタートするのですが、以前もご紹介したサイト「シゴタノ!」に、以下の一記事を見つけました。
「シゴタノ!」 覚えたければ安心しない
未完了の、目標が達成されていないことは、完了したことに比べると、より思い出しやすいという記憶上の効果があることが、実験で立証されている。
これを「ツァイガルニク効果」というんだそうですね。
だから、どうしても気にかかる本があるなら、わざと最後の部分をちょっとだけ読まずに残しておく。
そうすれば、脳が緊張感を保つことによって、その本のことを忘れにくくなるという記憶の保持効果が、期待できる。
これが、「ツァイガルニク効果」。
うーん、マユツバ(笑)。
この効果自体は、実験もされているようですし、否定するつもりはまったく無いんですけど。
でも、普段あまり本をたくさん読まないヒトとか、当人にとって結構特殊なジャンルの本や映画の場合とか、そういう限定された条件のもとで、発揮される効果のような気がします。
Amazonのウィッシュリストで、自分の英語・英会話ライブラリーを作る。
Amazonのウィッシュリストの、面白い使い方をネットで紹介していましたので、転用してご紹介します。
こういうのも、詳しいヒトは自分なりにカスタマイズして、バリバリと使いこなしているんでしょうね…。
元ネタは、以下の記事です。
ITmedia Biz.ID 3分Life Hacking:Amazonウイッシュリストで“読んだ本”を管理する
いやぁ、こういう使い方があるんですねぇ。
知らなかったわ。
確かに、Amazonのウイッシュリストって、コメントも付けられるし、更新日や優先度に応じた並べ替えもできて、かなり便利です。
これを非公開に設定した上で、自分の書籍リストとして使いこなすとは、実に着眼点が鋭いなぁ、と、素直に感心してしまいました。
ということで、これを英語学習用に絞り込んで、「自分だけのオリジナル英語・英会話関連ライブラリー」を作ってはいかが?というのが、本日のお題です。
何も自分が所有していたり、買う予定が当面無くったって、いいですよね。
「英語・英会話 気になる参考書」「洋書」「TOEIC」「英語学習用CD・DVD」などなど、適当にウイッシュリストを自分なりの分類でいくつか作って、自分の興味のあるものをどんどん追加していく。
そうすればいつか買うときに書名を忘れることもないし、購入者レビューも付いていて買うときの参考になるし、効率的な勉強をするときのサーチとして、かなりいいかもしれません。
ユーズド価格で買えるものも多いから、無駄なおカネも使わずにすみますしね。
ということで、Amazonどころかネットで買い物したことない…という方も、登録とウィッシュリストの使用は無料でできますので、こういう整理法も試してみてはいかがでしょうか?
英語の勉強疲れに、10秒くらい逆立ちを。
皆さんは、英単語をおぼえたり英文を読んだりで、どれくらいの時間集中したら頭が疲れてくるというか、ちょっとボーッと(笑)してきますか?
個人差があるとは思いますが、ワタクシなどは新しい英単語を覚えにかかったときは、せいぜい30個目に入る辺りが境界線ですねぇ…もう休みたくなってくるというか。根性のないハナシでもありますが。
「特定の作業に煮詰まったときの気分転換の方法」は、世に色々紹介されてますが、ここでは即効性の高さということで、「逆立ち」をオススメしときます。
逆立ちは”ヨガの王様”と称されているポーズとのこと。
ものの本によれば、逆立ちを習慣化している人としていない人では、その老化スピードも全く違うそうです。
詳しい効能は、↓このサイトあたりを読んでいただくとして;
何故、逆立ちは健康に良いのか?
「脳内麻薬」とか、書いてありますが…その辺りの医学的根拠としての正当性は、正直よくわかりません。
が、
・逆立ちによって血液が逆流し、脳への血行が促進され、その働きが活性化される。
・身体全体の血流配分を再調整し、疲労回復にも大いに効果がある。
この辺までは諸説一致しており、確かなようです。
まぁ、あんまり長くやっていると血が上ってきますし、一回10秒くらいで充分じゃないですかね。
単語の暗記などで疲れたら、壁を使って時々ホイッ!と、逆立ちするわけですね。
逆立ちがツライ人、↓に載ってるイラストのように「肩立ちのポーズ」で脚を上げるだけでも、ずいぶん良いようです。
(首を痛めないように、無理せずにソロソロとやってくださいね!)
逆立ちなんか、もう何年もやってないよ…ってヒト、意外に多いんじゃないですかね。
日中、会社ではさすがにやりにくいでしょうから、帰って一休みした後にでも、どうぞお試しください…。
眠る直前の英単語の暗記、やれますか!?
「英単語を含む暗記モノについては、夜寝る直前にやるとよい」、とはよく言われるところであります。
夜寝る前に暗記して睡眠をとると、頭の中で記憶が再編成・再構築される。
朝起きた後は、昨夜覚えた単語群を、ざっと再復習する。
こうすると、さらに記憶が定着していく、
ということのようです。
結構有名なハナシですので、ご存知の方も多いと思いますが。
まぁ、でも、寝る直前に、アタマをあんまり熱を持った状態にするのもいかがなものか、と思ったりもしますけどね、
個人的には。特に、会社勤めのオトーさんやオネーさんたちは、ようやく一日の疲れをとって、リラックスしようとする時ですからね。
なので、「そんな貴重な夜の時間に英単語の勉強なんぞしたくないわい!」という皆さんのために、ちょっと変形させたやり方を提案します。
といっても、それほど大層なものでもないんですが…。
要するに、英単語の暗記作業自体は、通勤電車の中とか昼休みとか、日中の仕事のスキマ時間を利用して、いつもどおりやるわけです。
で、夜はもう、完全にリラックス。
寝る前の新しい暗記や復習なども、別にしなくてOK、とにかく、気持ちよくぐっすり寝ることだけを考えて、なるべく楽しいリラックスした気持ちで、床につきます。
そして迎えた、次の日の朝。
この朝は、真面目に前日の復習をする。コーヒーでも飲んだら早々に、前日の日中のスキマ時間におぼえた内容の復習を、ちゃんとします。
そう、要するに、無理して「寝る直前」に詰め込まず、日中のどこかで憶えた英単語などを、よく寝た次の日の朝にはマジメに復習しましょう、というだけの話です。
ワタクシは、短期記憶を中長期の記憶に移し替える作業は、寝る前に憶えるという行為よりも、むしろ朝の真剣な復習のほうに重きが置かれている話なのだ、と、体感的に思っているわけです。
夜はできるだけリラックスして、脳の疲れをとることに意識を向けましょう。
寝る前に単語の勉強なんかして、ただでさえ疲れてる脳に追い討ちをかけて興奮させちゃ、いけないですよ。
え、ホントかよ、って?
まあ体験的な世界ですから、科学的に立証しろといわれてもできませんけど。
信じる者は救われる、ひとつ、お試しになってはいかがでしょうか(笑)。
それでは、オヤスミナサイ……。
英語上達のために、オレンジ色の灯を机のそばに置こう。
英語に限りませんが、今日は、学習環境に関わる小ネタをひとつ。
仕事帰りの夜に多少でも英会話本をひろげる気力の残っている方は、学習効率をあげるために、ひとつおすすめしておきたいことがあります。
それは、「いつも英会話本なり単語帳なりをひろげる机のそばに、オレンジ色の照明を置くこと」です。
カラーセラピー的に言えば、オレンジという色は心を暖かくし、前向きにする作用がある、といわれているそうですが。
オレンジ色の光は間接照明においてよく使われていることでおわかりのとおり、なんといっても非常に優れたヒーリング効果があるので、仕事に疲れた頭で英語を少しでもやろうという時にはリラックスできて、意外と物おぼえの助けになるんですね、これが。
少なくとも蛍光灯の下で読むより、部屋全体をやや暗めにして、手元にオレンジ灯を置いてやるほうが、実際に頭もリラックスして、はかどりますよ。
まぁ確かに、個人的にも好きという面もありますけれどね、オレンジ色も、オレンジそのものも。
この日記サイトも、デザインを探していたときから、オレンジ色を基調にしようと決めていたくらいですし。
さぁ、これを読んだら、さっそく明日は素敵なオレンジ色の光源を求めて、東急ハンズでものぞいてみましょう(笑)。
(2)学習に効果的なツール
学習を効率化するツール特集、第2弾です。
昨日ご紹介した「メモリボ」は、通学・通勤、休み時間などのいわゆるスキマ時間の、ボキャビル・リーディング対策用として、オススメしたわけですが。
今日は、英会話・リスニング対策用として、もはや今日では必須とすら言えるDigital gadget、iPodやデジタルWalkmanに代表されるMP3プレーヤーを、強くオススメしておきたいと思います。
まぁMP3プレーヤーであれば、お好みでなんでもよいと思います。
なるべく持ち運びが容易で、片手での操作がし易いものが、ベターでしょう。
価格帯も下がってきて、だいぶ身近な存在になってきていますよね。
え? 今頃何言ってんだ、常識だって?
ま、確かにそうなんですが(笑)、ここでひとヒネリするために、昨日、「メモリボ」のご紹介をしたわけなんですよ。
(1)学習に効果的なツール
英語の学習に役に立つ、「お役立ちグッズ」をご紹介するコーナー、「学習ツール・学習環境」カテゴリを、新たに作ってみました。
ワタクシが実際に今も使っていて「これはいい」と思える、英語や英会話の学習効率をアップする便利ツールやグッズを、時々紹介していきたいと思います。
ご紹介する第一弾は、コクヨの電子暗記カード「メモリボ」です。
「メモリボ」は、製品が出たころにすぐ買って、いまだに気に入って使っているものです。
英語学習にもっともよいと思う点は、サイズも小さくて、ジーンズのポケットなんかに入れて、スキマ時間を有効に使って単語やフレーズがおぼえられるところですね。
今までの手で書き込む単語カード帳は、コストが安いのはメリットですが、数が増えてくると取り替えないといけない、幾つも持って外にでるとかさばる、手で書き込む時間がもったいないときがある、なにより外でなくしたら一から作り直しになってしまう、といったところが課題でした。
その点、「メモリボ」はこれひとつだけですし、データが万一消失しても、パソコンにデータをバックアップとして残すことができるので、安心です。
なかでももっとも気に入っている点。それは…