(2)学習に効果的なツール
学習を効率化するツール特集、第2弾です。
昨日ご紹介した「メモリボ」は、通学・通勤、休み時間などのいわゆるスキマ時間の、ボキャビル・リーディング対策用として、オススメしたわけですが。
今日は、英会話・リスニング対策用として、もはや今日では必須とすら言えるDigital gadget、iPodやデジタルWalkmanに代表されるMP3プレーヤーを、強くオススメしておきたいと思います。
まぁMP3プレーヤーであれば、お好みでなんでもよいと思います。
なるべく持ち運びが容易で、片手での操作がし易いものが、ベターでしょう。
価格帯も下がってきて、だいぶ身近な存在になってきていますよね。
え? 今頃何言ってんだ、常識だって?
ま、確かにそうなんですが(笑)、ここでひとヒネリするために、昨日、「メモリボ」のご紹介をしたわけなんですよ。
英語・英単語の記憶には、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の総動員がきわめて有効とされるのは、ご存知だと思います。
(もっとも、視覚と聴覚への負担のかかり方が、中でもとりわけ大きいようではありますが。)
今回、例えば英会話フレーズをおぼえるときに、この視覚と聴覚をフルに働かせるため、「メモリボ」とMP3プレーヤーで、全く同一の教材を使って、目と耳の両方から脳に働きかけるように、もっていくわけです。
もちろん、PCから専用ソフトを使って「メモリボ」に移してもよいのですが。
例えばワタクシの場合は。
Podcastの人気番組をiPodに落とすと同時に、このサイトのフレーズを「メモリボ」に1ヶ月単位くらいずつまとめて、エクセルシートに落としていきます。
そして、エクセルから、「メモリボ」に、データを100フレーズ単位でそのまま移し替えます。
で、例の「1秒ルール」で、「メモリボ」に入れたその100フレーズをバ~ッと、スピードを意識ながらボタンを押していって、日⇔英の相互変換が自分のアタマのなかでうまくできるかを、チェックしていきます。
それが終わったら、わからなかったもの、発音しにくかったフレーズを、MP3プレーヤーからピッと該当プレーズに飛んで、耳で確かめる。
ついでに、スピーキング対策としてシャドーイングも、ぶつぶつと一人やってみる。
こんな使い方を、通勤の合い間とかにしています。
こういう使い方をすると、「メモリボ」とMP3プレーヤーの中身を一致させて、全く同じ教材を共有しているから、相乗効果が高まるわけですね。
意外と、「メモリボ」には単語帳、MP3プレーヤーは英会話フレーズと、バラバラの異なるデータを入れてやってる人も多い、と思うんですよ。
そこを一致させて、五感を多層的に使って学習効果を高めましょう!という、ちょっとしたご提案でございました。