猛暑の季節に、英語を効率的に学ぶ方法(1)。
早いもので、8月がはじまりました。
果たしてこのあと2ヵ月間くらい、35度を超える「猛暑日」が、今年は何日間くらい訪れるのでしょうか。
特に関東圏以西に住む皆さんにとっては、体調管理、そして体力・気力の維持に、なにかと神経を使う季節になりますね。
ワタクシは、今でこそ北海道在住ですが、20年以上も東京住まいでしたので、灼熱のアスファルトの照り返しと、ビルに囲まれて逃げ場のない高湿度の都会が、どれくらい体力を消耗するかはよくわかっているつもりです。
ですので、今のこの季節、とりわけ満員の通勤電車で往復し、夏休みも3日とれればよいほう、職場の残業をこなしながら日々忙しく働くサラリーマンにとっては、「英語も、秋冬と変わりなく、休まず一生懸命勉強せい!」とハッパをかけられたところで、体もアタマもどうにもボーッとして動かん…というほうが、むしろ普通でしょう。
ということで、この2ヵ月は「猛暑乗り切り月間」ということで、少し夏場特有の英語の勉強について、考察してみたいと思います。
ちなみに、長期休暇をとれるヒトや、時間に思いっきりゆとりのある方のことは、今回は想定の範囲外ですので、ご了承くださいまし。
ちなみに、「夏場特有の英語勉強法」について、先に結論というかポイントを列挙しておきますと、以下になります。
・「がんばらない」ことが最優先。疲れたら適当に休むか、止めてしまうこと。
とにかく夏場の勉強に限っては、根性不要。
・ 一週間のうち、まったく英語を勉強しない休息日を、2日くらいはつくる。
・勉強する時間帯は、朝(できれば早朝)だけに限定する。
これが最大のポイント。新しいことは、この朝の時間帯だけにすること。
・ その、朝に行う勉強のテーマは、1つだけに絞ること。
たとえば英単語の暗記だけとか、英作文の練習だけとか、一つに決める。
・ 日中、もし英語の勉強をやる余裕ができた場合でも、復習のみ。
日中は、新しいことには、手をつけない。
クーラーのきいたオフィスの昼休みとか、喫茶店などで、体調がよくて気が向いたときだけでOK。
ノルマにしないこと。
むしろ10分程度でも、日中に仮眠をとることを優先する。
・夜は、一切やらない。
ただし、明日の朝は気分よく早起きができるよう、環境を整え、なるべく早めに床に就く。
えー、ざっとこんなところですね。
一言でまとめると、「夏場の勉強は毎日やるな、一日ベースでは朝に集中してやれ」といったところでしょうか。
どれもそれなりに理由はありますが、長くなりましたので、この続きと説明は、次回に回します。
さぁみんな、8月と9月だけ、Early Birdsとなるのだ(笑)!