(10)TOEICについて色々
TOEICは、毎回コンスタントにスコア900を取れるようなレベルの人たちを除いては、まあ忙しい試験なわけで。
みんな持ち時間いっぱいを使って、ヒィヒィ言いながら解いているわけですが。
ですので、リスニングにせよリーディングにせよ、正解にたどりつくためには頭の中の処理スピードの絶対値を、とにもかくにも、上げていかなくてはなりません。
このスピードアップそれ自体は、月並みなアドバイスでスミマセンが、二つの面で実力強化をはかっていく以外にはないのでは?と思います。
つまり、
(1)英語の全般的な地力をつけていくことと、
(2)TOEICの試験問題を解きまくって、慣れることによって解答スピードをあげていくこと、
の二つですね。
(1)がよいことはもちろんですが、なんといっても時間のかかる話ですので、このブログではTOEICだけということで、(2)の発想に近いところでもっぱら書いているわけですけど。
スピードを意識しながら解くという点では、ワタクシはよく、自宅で模擬試験を解くときには「時間を本番より短く設定して、解く練習」をしましたね。
といっても、最初は5分短くするだけでも、すごく大変だったんですけど。
でも最後に受けた頃などは、確か10分くらい短くして、1時間50分を制限時間に設定して、模擬試験問題などを自宅でやっていました。
TOEICだけに絞って練習を続けていると、だんだんスピード感が磨かれてきて、最終的には10分くらい短くしても結構追いついていけるようになるから、不思議です。
今だったら、リスニングも倍速再生レコーダーとか廉価でありますから、「速聴」で時間を短く設定することも可能でしょうけど、ドナが受けてた頃は、少なくとも簡単には倍速レコーダーは手に入らなかったし(そもそもそんなこと自体、思いつかなかったような…笑)。
リスニングの二時間はまぁ普通にやって、リーディングだけ回答制限時間を短く設定したわけです。
まぁ、普段から時間を短くして速く解く練習をしていると、本番の試験では、その空いた時間ぶん、心理的な余裕が多少でてきます。
これができると、まずリーディングはかなり見直し時間が作れますので、いいですよ~。
ちょっとあやふやな問題は問題文ナンバーにマルをしておいて、そのつくった時間でマルをつけてあった問題を、まず重点的に見直す。
これをやれるだけでも、試験が終わった後の充実感が高まります(笑)。
リーディングのあやふやな問題の見直しが終わって、もしまだ少しでも時間が余っていたときは、ワタクシは、リスニングの問題も見直しておりました。
「リスニングは音が消えているし、チェックもやりようがないのでは?」と思われるかもしれませんが、ま、あとでチェックがやりやすいよう、とあるやり方をしていたわけです。
これについては、また次回に書いてみたいと思います。