(6)TOEICについて色々
TOEIC対策をするときに、受験する側にとってありがたいこと。
それは、パーツごとに出題形式がはっきり異なっている問題が、お約束どおりに配置されていて、その組み合わせによる体系のきちんとした、2時間のテストになっている点です。
つまり、受験する側は、模擬試験や問題集などで出題スタイルをある程度経験しておきさえすれば、まったく準備していない予想外の問題を出題される、いわば「不意打ち」がないことが、あらかじめはっきりしているわけです。
これは、受験する側の気持ちをかなり和らげてくれる部分ですよね。
リスニングセクションは、4つのパートから出来てますよね。まず最初は写真描写を見て答える問題、2つめはQ&Aスタイル、3つめは会話内容の把握、4つめは長文説明の理解問題。
ご存知のとおり、この4つは順を追うごとに難易度があがっていって、最後の長文説明のところになると、それまでの3つがウオーミングアップだったのか?と思ってしまうくらいに、問題が一気に難しくなるわけですね。
ワタクシもこの4つめの長文問題に入る瞬間などは、もうテンション上がりまくりだったのを思い出します…
あ、思い出したそばから、書いていきますけど。
何度も受験していると、当然慣れてきますんで、リスニングの最初のパートは秒殺で(笑)正解できたりするわけです。(このヘンは何度も受験された方は、賛成してくださるところだと思います)
さらに慣れてくると、二つめのQ&Aパートも、問題を読み上げるスキマの時間を、意外と長い瞬間に感じたりします。
まあ、時間的にはホンの数秒だと思うんですが…なんていうか、ほら、バッターが調子のいいときにはボールが止まってみえる、とか言ったりしますよね。あんな感じで(笑)。
ま、比喩としては大げさですけど、毎月1回ペースで用意されている試験ですし、何度も受けていると、体が慣れてくるせいか、必ずそう思える瞬間がくるわけですよ、これが。
要するに、その空き時間を利用して、このパート4の答えの部分を、チョコチョコ目を通したりするわけです。
問題のほうではないですよ。答えのほう、4つの選択肢をあらかじめちらっと見ておくわけです。
この解答の選択肢をみることで、要するに何に関連することを答えなくてはいけないか、ということを頭の片隅に留めておいて、問題をきくときにそこに意識を向けるようにするわけですね。
長くなったんでここまでにして、続きはまた書きます。