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    2007年11月09日

    「英語脳」が「廃用性萎縮」に陥ってしまう、この落とし穴に注意。


    「英語・英会話の上達を考えるブログ」と言いながら、最近は全然違うアングルから話をスタートすることが、自分でも多いような気がしています…。


    ということで、いきなりですが、「廃用性萎縮」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?

    簡単に言えば、長い間、身体の器官や機能の一部を使わなかったために、その部分が衰えて小さくなってしまうことです。

    たとえば、筋肉を使わないでいると萎縮して筋力が低下するのは、この「廃用性萎縮」の一例です。

    健康な人であっても、使わないと筋力の衰えなどの「廃用性萎縮」が、意外なほど速いスピードで進行するらしいです。

    これは人間の器官のほとんどが、『使わなければ、使えなくなってしまう』性質を持っていることから、生じるんだそうです。


    そろそろ話をどういう方向に持っていこうとしているかおわかりだと思いますが(笑)、この「廃用性萎縮」は筋肉や器官だけの話ではなく、アタマに対する刺激が少ない場合、脳を使わなくなった場合にも、モチロン現れます。

    いわゆる認知症とかアルツハイマーなども、本当はこの脳の「廃用性萎縮」が原因の大半ではないか、という説もあるくらいで、日々アタマを使うことが、いかに大事かということなのですが。


    皆さんはモチロン、ご自分の「英語脳」の廃用性萎縮を回避すべく(笑)、日々トレーニングに励まれてることでしょうから、英語の勉強を続けないとアタマと口が「廃用性萎縮」にかかっちゃうよん、といった、ごく当たり前のことを言いたいわけではありません。

    そうではなくて、英語の勉強「だけ」をコツコツ続けることによる、脳への刺激が刺激でなくなる、単調な日常のありふれた行為になってしまうことの危険性を、ここでは声を大にして言っておきたいのです。

    毎日コツコツと、「本日のノルマ、英単語30個を予定通り消化」などと、自分を律しながら積み上げていけるのはもちろん貴重な能力であり、そうできること自体、まさにその人の強みです。

    しかしここでのポイントは、英語・英会話の学習を続けていたとしても、受け取るアナタの脳が、果たしてそれらを新鮮な刺激として受けとり活発に働いているかどうか?ということです…。


    毎日、新しい英単語を規則的に30個ずつアタマの中に送り込んでいるといっても、じゃあそれが、日々の単調な日課、単調な反復運動に堕してしまっているということが無い、と言い切れるでしょうか?

    日々のノルマをこなすことに脳が慣れきってしまい、まったくアタマに刺激や感動が送り込まれていないのであれば、一見、進歩があるようにみえて、アナタの頭の中は実は、「廃用性萎縮」の方向に向かっているのかもしれませんよ。


    「習慣化する、できる」ことは、確かに誇るべき強みです。

    しかしもう一方で、「常に新鮮な刺激をアタマに送り込む、アナタの脳を活き活きとフル稼働させる」ことに気を配る、そのためにはどうしたらいいか?を考えることも、すごく大切なことなわけです。


    解決のベクトルをひとつだけ示しておきますと、キーワードは「変化」です。

    ときどき、自らのアタマの中に、いつものルーティンからはずれた、変化球を放ってあげる。

    突然英単語の暗記を二日くらい休んで、DVDで洋画を見ながらリスニングに充てるとか。

    英会話学校の体験入学に行ってみて、30分くらいネイティブの講師とおしゃべりしてみるとか(その後の勧誘営業を、なんとかかわす…という条件付でね)。

    あるいは時間的・金銭的余裕のある方は、週末の連休を利用して、三泊四日くらいの日程でアジアの英語圏の国に小旅行してみるなんていうのも、最高ですね。

    ノンジャパニーズの女の子(あるいは男の子)を英語で口説きにかかってみるというのも、さらにサイコーですね。

    アナタの英語脳は、もうフル回転。

    受けた刺激のすばらしさに、きっと泣いて喜んじゃうことでしょう。


    上達をめざした反復練習を続けることのその裏に、単調で刺激のない行為の繰り返しに堕してしまうワナが潜んでいる。

    そのことをアタマの片隅に留めて、アナタなりのやり方で、「英語脳」に時々はハッとするような刺激を、送り込んでいきましょう!

         
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