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    2007年11月03日

    「がんばらない」「あきらめない」は、「英語との付き合い方」でもある。


    はやいもので、もう11月ですねぇ。

    季節的には「勉学の秋」というヤツですが、アナタにとっての英語・英会話、上達に向けイメージどおりに、勉強は続いていますでしょうか?


    ところで、鎌田實さんというお医者さんが著した、医療エッセイのシリーズがあるのですが、皆さんはご存知でしょうか?(こういった著作ラインナップの方です

    人の生死や医療、リハビリ、介護などについて、医療の現場から人生の側面を優しい目線で綴っていて、どの本も大変好評のようです。

    中でも話題に上った著書に、「がんばらない」「あきらめない」という表題の二冊があります。


    英語・英会話を学ぶときの、目線というか姿勢について、ですね。

    もしワタクシがいちばんしっくりくるアプローチを、皆さんにお伝えするとしたなら、端的にどう言ったら、一番ピッタリくるだろうか…?と、これまでこのブログを書きつつも、ツネヅネ考えていたんですが。

    ついに、その言葉に、出会ったような気がします。

    そう、この「がんばらない」「あきらめない」という二つの言葉のセットが、一番しっくりくるような気がするのです。

    「医療」と「英語・英会話」、ジャンル的には全然異なりますけどね。

    これは、「がんばって」会得した英語・英会話に対して価値を見い出さない、ということでは、モチロンありません。

    数ヵ月後の海外出張を控えてだとか、または昇進試験でどうしてもTOEICスコアで一定点数以上が必要なんだとか、短期的に英語力をアップすることに血眼にならざるを得ないケースも、現実問題としてはもちろんあるでしょう。

    「がんばることができる」のはひとつの立派な才能ですし、能力でもあります。

    ワタクシですら、睡眠時間を切り詰めてしゃにむに「がんばる」時だってタマにはありますし、皆さんだって好むと好まざるとに関わらず、そういった時があるはずですよね。

    でも、「がんばる」というのは、すでにそうしているだけで「一時的」・「瞬間的」なものですから、結局は「がんばっている状態」が終わるときが来るし、普通の状態にもどってくる過程で、「がんばって得たもの」を維持し続けることが、難しくなります。

    なぜなら、「がんばる」ということは、自分自身になんらかの「負荷」をかけていくことですから、いつまでもその負荷に対しては耐えられないわけですね。


    スポーツでは、がんばって負荷をかけ続けて、その負荷に耐えられるカラダがなるべく「普通の状態」になるようにもっていく、という側面があると思います。

    でも、スポーツの場合は、プロでもアマでも、やる人がなにかしらの「ピーク」を設定して、それをイメージしながらやっていくのが、通常だと思うんですね。

    ×年後のオリンピックとか。ワールドカップ出場とか。野球の地区大会予選進出とか。

    なにかしらのとんがった「一点=目標ポイント」に向けて「がんばって」、そのポイントにピークの力を出せることを、普通は目指していく。


    でも、「外国語を身につける」のは、どこかしら一箇所のとんがった高みを目指す、ということではないように思うんですね。

    むしろ、イメージ的には「満ち潮」の感じに近い、と思うんです。

    時間が経つにつれて、さっきまであった砂浜が、四方八方から海水にジワジワと少しずつ侵食されて、気がついてみると、いつの間にかあたり一面水浸し、様相が大きく変化している…って感じだと思うんですよ、「英語をモノにする」ということは。

    言いたいこと、なんとなくは、おわかりいただけますでしょうか?

    英語・英会話を自らの血肉にしたければ(外国語はすべからくですが)、最終的には、自分に強い負荷をかけずに、すなわち「がんばらずに」向き合うことが、大事になってくると思うんです。

    そうなると、どうしても英語・英会話とおつきあいする時間そのものが、長くなってくる。

    「がんばって」やれば出来たはずの「時間短縮」「スピードアップ」が、なくなるので。

    ゆっくりと流れて、上達しているのか後退しているのかすらわからない、ぬかるみの中を進むがごとき状態が長く続き、どうしても勉強を放り投げてしまいたくなってきます。

    だからもう一方で、「あきらめない」という姿勢が、ここで必要になってくるわけです。


    どうでしょう。

    「がんばらない」そして「あきらめない」。

    少なくとも、今も外国語を学び続けるワタクシにとっては、車の両輪のような気がしている、二つの言葉です。


    ま、車といっても、スピード的に速くもないでしょうから、せいぜい「荷馬車」程度かもしれませんけど。

    ワタクシのハンドルネームも、「ドナ」(笑)ですしね。 ♪ Dona Dona~♪

     

         
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