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「10月1日から気持ちも新たに、勉強をスタート!」とか、力まない。


10月が始まりました。秋ですね。
ようやく灼熱地獄から遠ざかって、頭の回転もなんとなく、一段アップしたような気がします。

新しいことを始めるには、確かによい季節のように感じます。
4月の学校の入学式の時などに感じたあの新鮮な気持ちを、なぜかつられるように、思い出したりします。

新聞でも「新しくはじめる、習い事特集」が盛んに組まれていて、とある調査をみると、英会話がトップに来ていました。

ま、いつなんどきでも、英語・英会話は、こういうときには「ベスト10」は、大体はずさないようですが。


しかし、最近特に思うのですが、「新しいことは、区切りのよい時期から始めよう」などとは、あまり思わない方がいいみたいですね。

別に、英語・英会話の勉強に限らないのですが、何か新しいことをスタートするときは、開始する月日にあまり特定の「個性」を与えないほうがよいだろう、と思うのですね。

確かに、「10月1日から、英会話の勉強を開始」などと区切りよくはじめると、あとで思い出したり、進捗記録をつけたりするのには確かに便利なのですが、言ってみればそれだけでして、半面、デメリットもあるかなと。

そのデメリットと言うのは、10月1日という特定の日に「勉強の開始日という個性」を与えてしまったために、もし勉強を続けられなかったとしたら、その日が挫折のはじまり(笑)、負のスパイラルの起点になってしまうことです。

「あぁ、英語やるぞと決めて、たった1ヶ月で挫折したのか…」といったことのも、あとでヒジョーにはっきりと、思い出しやすくなりますし(笑)。

そういう意味では禁煙・禁酒と、少し似ていますね。

まるで自分がどういうプロセスで挫折したのかをあとで思い出しやすくするために、スタート時期をわざわざ特定しているように気にすら、なってきます。


英語・英会話の勉強のスタート時期を特定するということは、その行為を「線」や「面」ではなく、「点」の視点でとらえがちになるということでもあります。

「点」の集合が「線」になり、いずれ完成形の「面」になることを期待するのは、ワレワレが本能的にもつ感覚であり、願望のような気がしますが。


この最大の欠点は、「点」から、完成形の「面」になるまであまりにも時間がかかり、完成にいたるまでのプロセスが自分の中でよくイメージできず、どうしても気持ちが途切れやすくなり、結果として挫折するケースが多くなる…ということです。

10月1日から勉強を開始することに決めると、次は10月2日、3日、4日…と日を積み重ねて、「点」の延長線上に、最終的な目標を据えてしまう。

目指すべき目標となる、手元から伸びるその線の末端がはるかかなたにかすんで見えないような場合、果てがあるのかないのかと不安におちいって、続かなくなってしまうのが普通ではないでしょうか…。

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途中でやめてしまっては、何にもなりません。大事なのは、続けることです。

逆に言えば、続きさえすれば、続け方がどうかということは、さして問題ではなくなるということです。

根性に自信がある人は、根性で「点」から「線」へと地道に作業を積み重ねていくのも、よいかもしれません。

しかしながら、その自信がない方は、自分のやってることイメージをできるだけ描きやすくしていくことをまず考えるほうが、英語・英会話の勉強をより楽しみながら、長く続けていくことができるように思います。


最初から、完成した「面」を、イメージの中心に据え、あちこちからアプローチして、だんだんと全体の姿がみえるようにしていって、完成形のイメージを確かなものにしていく。

アナタのやるべきこと、到達すべき地点は、最終的には「面」の完成(英語・英会話の習得)。
「点」の積み重ね(英単語をおぼえる、など)はあくまでそのためのひとつのプロセスであることを、もう一度見つめなおしてみることです。


肩の力も、ま、適当に抜くことです。

10月1日から開始して、一日10個のフレーズを暗記するノルマが昨日はこなせなかったから、明日は倍の20個をやらねば、という発想は、あえてしない。

たとえば、ノルマ未消化分の単語の暗記をひとまず横において、これまでおぼえた単語が、英文ではどう使われているケースが多いのか、言い換えるとしたら類義語にはどういったものがあるのか、などをつかむべく、英和辞典や英英辞典を読んでみる。

これまでとはまったく違った角度や場所から、最後の最後に「面」をつくることだけを常に考えて、やってみる。


たとえるなら、地下鉄の工事。

スタート地点と目的地点、両方の端っこからそれぞれ工事をはじめ、最終的にまんなかあたりで落ち合って、貫通させる。

あるいは絵を描くとき。一箇所からはじめ、ある部分を多少描いたら、そこはしばらく放置して、また別のかたまりを先に描いていく。

あるいは、ジグソーパズル。アナタだって、やるときはまず、すべての四隅に置きはじめていったりするでしょう?

なんとなく、ワタクシの言いたいことのイメージはご理解いただけるでしょうか?


常にココロの中に描くべきイメージは、最終的に英語・英会話をストレスなく操る、アナタ自身の姿。

そこさえ踏み外さなければ、自分を近視眼的にする制約を、みずから好んで作り出すようなマネはあまりやらないほうがヨロシイ、とワタクシは思っています。


以上、これまでの人生で何度も「元旦から開始」「4月1日開始」『10月から、新講座スタート!」などという文句に踊らされ、そのたびに挫折してきたワタクシの経験則にもとづいた(笑)、ささやかなアドバイスでございました。

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