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    2007年09月08日

    英会話、三人以上でするグループ会話の経験を増やしたい。


    英会話というと、ワリと1対1で行うイメージが、ふだん練習するときの場面想定として多いのではないでしょうか?

    話し手のアナタと、聞き手のネイティブがいて、それが交互に入れ替わる…というパターンを頭に描いて練習するのが、普通だと思うんですが。

    そもそも日本では、ふだんから英語で会話するチャンスそのものが少ないことに加えて、なかなかそういう状況が日常生活で出現しないのが普通だと思うんですよね。
    なかにはもちろん、まわりにはネイティブの留学生やら職場の同僚がたくさんいて、グループミーティングの機会もしょっちゅうある、などというめぐまれた環境の方も、いらっしゃるでしょうけど。

    ワタクシが以前勤めていた会社では、仕事柄、数名のネィティブとのミーティングを持つ機会や、休み時間などに雑談をする機会が、結構ありました。

    その時のぼんやりした記憶では、「あ、手かげんされているな」(笑)と感じることが、ワリと多かったように思います。

    たとえば、アメリカ人の編集者2名に混じって話をしている時は、こちらに話しかけるときだけは、しゃべりが若干不自然でスローダウンしているな、と感じていたわけです。

    彼ら2名とも、こちらのリスニング・スピーキングの水準にあわせて、意図的にレベルをおとしてくれていたんだと思うんですね。
    わざわざそのことを尋ねて、確かめたわけではないんですが。

    または、彼らがワタクシに話しかける時は、ちゃんと内容を理解して受け答えもできるにもかかわらず、彼ら二人に会話が移ったとき、瞬間的に話されている内容がまったくわからず「??」となって、会話の流れから一瞬置いてきぼりをくったようになる状況になる時も、今となっては、結構あったように思います…。


    おそらく、そういうときは、こちらの知らないスラングやジョーク、または文脈上様々な意味にとれるフレーズなどを交えていることが、多かったんでしょう。

    こういうのは海外に何年も滞在していて、複数名のネイティブと毎日おしゃべりする機会があるヒトなら、なんなくやりすごせるシーンだと思います。

    いつもグループで話しているために、数名で行われる会話の流れに対しての反応速度もあがっていますし、日常生活において、さまざまな付加情報や背景情報が日に日に自分の中に蓄積されているので、グループで共通する話題の背景に対する知識や理解も、深まっているはずですから。

    しかし、慣れていないヒトにとっては、ネイティブ数名に混じってする会話はなかなかハードルが高いかもしれません。
    なにより、慣れてないと疲れますしね(笑)。

    今、何が話題として共有されているのかを把握したうえで、会話が中心からはずれて周辺の話題に移ってまた戻ってくる、などの流れを見失わないようにする必要があるなど、ある程度慣れがないと、英会話としてついていくにはムズカシイと感じるケースも、わりと多いように思います。

    この日本でそういう環境を身の回りに実現していくのは、普通は結構大変ですよね…複数名での会話といっても、英会話学校でよくあるグループ・レッスンでは、たいがいの場合ダメです。ネイティブの先生一人 VS 日本人の生徒数名、という構図では、会話の水準やスピードが、結局はその日本人グループに最適な状況になるように、あわされてしまいますので。


    リスニングでは、よくCNNなどでやっている「スタジオでの討論番組」などを聴く練習がよいかもしれません。
    数名のおしゃべりがかぶさったり、まったく別方向に一瞬内容が飛んだりする状況をつかまえようとする練習は、リスニングの実力をあげるためには、役立つところ大だと思います。

    スピーキングの実践練習は、やはりそういう場に会話の参加者として入っていないと、なかなか肌身で感じるような練習をすることが、正直難しいですね。
    複数名のネイティブと話せる数少ないチャンスに遭遇したときに、積極的に話の輪に入っていくことを、日頃から心がけるより無いでしょう。


    ということで、現実になかなか練習のチャンスがないにせよ、「複数名のネイティブと話すチャンスをもつこと」の重要性については、ぜひ頭の片隅に置いていただければと思います。

         
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