(2)TOEIC、これまで書いたことのポイント整理
昨日に引続き、これまでの内容から「TOEIC試験編のおまとめ」パート2です。
今日は特に、この試験に臨むにあたっての技術的ポイントなどを中心にまとめてみました。
たまにはバックナンバーも、読んでやってくださいね。
・TOEICは、毎年難しくなっていく性格のテストではない。まずは、書店に数多く並ぶ対策本の中から、必ずCDが付いている模擬試験タイプを一冊買って、通して一回問題をやってみる。
結果は二の次、全力でやってみて、自己採点してスコアをつけよう。そこからがスタートになる。
・試験直前までどれくらい伸ばしていけるかを楽しみに、「TOEICは技術的・機械的な反復練習の世界だ」と、まずは自分に言い聞かせよう。
・TOEICでハイスコアをとりたければ、「受験間隔を空けずに、何回も受験すること」は有効な作戦。
例えば3~4回の受験回数で最終的に目標スコアに届かせることを目標に、1・2回目はリハーサル、3回目が最終リハーサル、4回目が本番、という位置づけで、やってみよう。
・数回試験を受けてると、スピード慣れしてくる。Q&Aパートの問題を読み上げているスキマ時間に、リスニングパートで一番難しいパート4の答えの部分をチラチラと見る余裕もできてくる。
答えのほう、4つの選択肢をあらかじめちらっと見ておくと、問題を聞くときに、潜在意識が解答を手助けしてくれるだろう。
・パート4に限らず、リスニングの試験は、「最初の一発目の語やフレーズに全神経を集中して、聴き取る!」つもりでいくこと。
英会話においては、一番大事なことが、一番先頭に来るもの。Why?なのかWho?なのかがわかれば、4択から2択の世界に持っていける。
・出題側は4肢から一つの正解を選ばせようとしていることを忘れずに。
受験者の英語力をできるだけ適切・正確に測るために、一体どういう発想で、どんなふうに問題を作ろうとしているかを、「相手の視点にたって、想像力を働かせてみる」こと。
・試験場で、単語がわからない、フレーズがわからない、という場面に出くわすのは確実なこと。
そういったときに頼りになるのは、ひょっとしたらこうじゃないか?と、あれこれ推量してしのぎ切る、「なんとか解答にたどり着くための発想力・思考力」である 。
そういう力をつけることを意識しながら、問題練習をしていこう。
・自宅で模擬試験を解く際は、「時間を本番より短く設定して、解く練習」をしてみよう。
普段から時間を短く、速く解く練習をすることで、本番では心理的な余裕が多少でてくる。
・速く解けるようになったら、見直し時間にあてる。ちょっとあやふやな問題は、問題文ナンバーにマルをしておいて、後でマルをつけてあった問題を、重点的に見直すようにする。
・空いた時間は、まずリーディングパートの見直しにあてよう。なんといっても、「マークシートの塗りミスがないか」を確認すること。
リーディングパートの後は、リスニングパートも忘れずにチェックしよう。
・解答用紙をいきなりマークしていって、最後のほうで塗り間違いに気づいたらヒサン。問題用紙に5問位づつの単位でマルし終えた後、5問単位でマークシートに書き写していくスタイルのほうが塗り間違いを防げるので、オススメ。