(5)TOEICについて色々
英語・英会話力が優れていることと、TOEICで高得点を得ることは、別モノくらいの気持ちでいたほうがいい、ということは、昨日書きましたね。
これは裏を返せば、さほど自分の英語力に自信が持てずとも、ある程度のレベルまでだったら、TOEICで高得点をとることは十分に可能、ということでもあります。
つまり、TOEICという試験を分解して、その中身を調べ、正解へたどりつくために自分の反射神経を研ぎ澄ますのによいと思う問題を選んで、スピードアップを常に意識しながら、繰り返していく。
TOEICというのは、各回の出題水準が均一になるよう精緻に工夫されていますので、受ける側から見れば攻略するべき範囲がほぼ決まっている、きわめて「予測可能性が高いタイプのテスト」なわけです。
この日記の趣旨からして、これから受けてみようという方のために、ちょっとワタクシ流のTOEIC準備対策について、簡単に書いておきますね。
今は書店にちょっと行ってみると、TOEIC関連本はずいぶんありますが、模擬試験タイプのものは、少なくとも一冊は必須と思います。
あ、新刊でなくともよいと思いますよ。近くのブックオフに模擬試験問題集があったら、それでもよいです。(ただし、CD付でないとかなり意味が薄れるので、必ずついてるヤツを選びましょう。)
TOEICは、毎年難しくなっていく性格のテストではありませんのでね。
まず、一回時間をはかって、CDをセットして、通しで問題をやってみる。
なるべく、タイムアップの時に肩でゼイゼイ息をするくらい(笑)、真剣に全力でやってみることをおすすめします。
最初は、できるできない、点数のよい悪いは、まったく二の次。
終わったら自己採点をして、そのスコアをセクション別、そしてそれぞれのパート別にノートにつけておきましょう。
さて、いよいよ、ここからですね。
試験直前までどれくらい伸ばしていけるかを楽しみに、ここからは技術的・機械的、そして制限時間内にどれくらい解けるかの反復練習の世界だ、と、まずは自分に言い聞かせることになります。