過去の全記事は⇒ サイトマップ

(2)TOEICについて色々


前回は自分のTOEICスコアの記録を久々に引っ張り出してみたりしましたが。

なんというか、なつかしい気分になると同時に、「TOEICも、ずいぶんメジャーな試験になったよな~」と、しみじみ思ってしまいましたあ。

いや、ワタクシが受けはじめた頃はですね。

ことTOEFLについては、あまり一般的ではないというか、留学志望者専用試験という印象があるものの、当時はすでに社会的なプレゼンスを確立していたように思います。

しかし、TOEICはまだ開催数が10回台の頃でしたし、わざわざ日本人専用に作られたテスト、というイメージが強かったためか、このテストってこのあと社会的評価をどこまで得ていくんだろ…と、当時は印象をもった記憶が、ぼんやりと残っています。

ワタクシもその頃は、いいスコアとりゃ転職のアピール用に使えるか…?とか、資格試験ひとつ受けるにも、いろいろ打算的に(笑)考えていた時期でしたし。

いわゆる民間資格系は、数こそものすごく多いけど、社会的評価となるといかがなものか?定着していくのか?という類のもずいぶん多いことから、TOEICもどうなるものか…と思ってました。

まあそれが、今ではなんと!国内で220万人以上(2011年度)も受けているんですな…スゴ…

1年で220万人もの受験者がいるテストって、国内ではあとどれくらいあるんですかね~

スポンサーリンク



ここまで発展した背景は、それは企業や官公庁の英語力測定と評価による団体受験数の増加とか色々あるんでしょうけど、ワタクシとしては、二つの点が大きな原動力となったんじゃないか?と感じてます。

まず、この試験のモノサシとしてのぶれの無さ、いつ受験しても水準が一定に保たれているという、受験者側が寄せる信頼

試験問題そのものも、水準の統一に注意が払われているだけでなく、スコアも素点をそのまま採用せず、標準化処理を加えていることで、受ける側は自分の実力チェックが公正になされるだろうという信頼感を持って、いつも試験にのぞむことができるんじゃないかと思います。

世のあまたのテストの中には、年度によって問題が易しいとか難しすぎるとか、バラツキがあるとか、問題なケースもよく聞く話ですしね~。

もうひとつは、結構気軽に何度も受けられる「試験回数の多さ」じゃないですかね。

とにかく、一回受けたときのスコアがダメダメだったとしても、よし、一ヶ月後に挽回だ!などと思うことができますから。
こういうのは、なんというか、前向きな感情をわきたたせる仕組みとしていいですよね。

年に1回で失敗したら次の年…という試験制度も、それはそれなりにテンションがあがってよい、という考え方もあるでしょうけど。

ただワタクシ個人としては、回数を増やしても試験のクオリティに変化があるわけじゃなし、こういうシステムの試験が、日本でもっともっと増えてくれれば、さぞベンキョーも楽しくなるのになァ…と思います。

スポンサーリンク


     

本サイトの情報提供について

英語・英会話 上達そこツボ!日記」は英語・英会話学習に関連する情報の収集・整理をお手伝いすることが目的です。英語・英会話に関連する一般的知識・情報提供が主な趣旨であり、またこれらの情報提供行為により何らの責任を負うものではありません。本サイトに登場する関連情報につきましてはご自身の判断のもと、ご利用いただくようお願いします。また本サイトの掲載内容は、予告なく変更・中断・中止することがあります。

プライバシーポリシー

本サイト内には、第三者配信(広告配信事業者としてのGoogle)による広告配信において「Webビーコン」「cookie(クッキー)」と呼ばれる技術を使用しているページがあります。Webビーコンは特定のページに何回のアクセスがなされたかを知るための技術であり、またクッキーはサイト利用者がウェブサイトを訪れた際にサイト利用者のコンピューター内に記録される小さなファイルです。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に基づく商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報を使用することがあります。但し記録される情報には、皆様の氏名やEメールアドレスや電話番号や住所などの、個人を特定する情報は含まれません。クッキーは皆様のブラウザを識別することはできますが、皆様自身を識別することはできません。クッキーを受け入れたくない場合は、使用しないよう拒否設定することが可能です。このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法についてはこちらをクリックしてください。

COPYRIGHT(C)2006-2021 英語・英会話 上達そこツボ!日記 All rights reserved.