(3)英会話以前のハナシとして
今回のテーマは、実は内省的に「自分はいったい、なんで英語・英会話の勉強を、いまだに続けているのだろう?」とふと自問したところから、はじまってます。
正直言いまして、今、英語を使わなければいけない局面は公私ともさしあたってないわけですし。
日常において英語圏の人と話すケースは、少なくともワタクシの場合は、現実にかなり限られています。
また、別段、アメリカ人の親しいオトモダチがいるわけでもありません。
街にでても、どちらかといえばロシア圏の方を多くお見かけする土地柄ですし(笑)。
欧米圏の方と接触があったとしても、まあ迷っている方に、道案内をする位が関の山ですし。
あとはう~ん、会社で海外からの売り込み電話がかかってきたときくらいかな。
一番自分として英語を多く使うのは正直、海外旅行に行ったときですね。
しかしながら、そういうごくまれに起こる英語でいかなければいけない状況に遭遇したとき、いざ決戦の時に備えて、普段は使わない刀がさびついてしまわないよう、せっせと磨いているようなところがあるわけです。
以前、英語はパターン表現をたくさんおぼえるのが実用的だ、と書きましたが、これはワタクシが直面するところの実用性に即して、そう書いたわけです。
自分にとっての一番想定される実用シーンは、こういう瞬間なわけですので。
英語ディベートクラブに所属して、地区大会で優勝するため毎日練習してスキルアップをはかりたい、というヒトのことは、とりあえず想定外で(笑)話を進めています。
でも、この日本で普通に生活を送っていて、ワタクシのような「ごくまれにしか英語は使わないが、その一瞬のためにうまくなりたい」というヒトも、結構たくさんいるんじゃ、とも思うんです。
書店に並ぶ数多くの英語・英会話関連本は、そんな人たちがささやかな希望を見出したくて買っていってるんじゃないかな?と、思ったりするわけですね。
ふらふらと続きます・・・・