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(2)「英語がペラペラ」を考える

英語・英会話初心者が目指す「ペラペラ」族とは、いかなるモノか?を引き続き考えてみたいと思います。

といっても、自分が「ペラペラ」族だという自信があるなら、たぶんこんなことは考えないのだろうな…。

言葉とはいくらやっても果てのないものだし、マジメに突き詰めると、自信をなくすばっかりのような気がしませんか?  

だいたい生まれたときからしゃべっているはずの日本語だって、マジメに考えたら、なにほどのものか、怪しいと思いません?

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文法的に正しくて、漢字も正確に書けて、敬語と助詞もちゃんとつかえて、
「ら」抜き言葉なんか間違って使おうものなら切腹モノ…などと自覚している、
奥ゆかしい日本人は、今の世にどれだけいることやら。

ここで「日本人じゃん、日本語はペラペラだよ~」とひとりつぶやいてみたとき、つまるところ、これはココロのなかで漠然ともっている確信というか自信というか、「心のありよう」のことを指しているのでは?と思うわけです。

ただ日本語の場合は、生活全般上の道具として、そもそも自分の中でジャンル分けをしてないですし、とりたてて意識もしてないですよね。


昨日書いた3つのシーン、旅行・道端のあいさつ・電話の共通点は、
要するに「それぞれある種のパターンの展開」です。

決まった表現、先々が予測しやすい定型的な言葉を交換しあっている、ある種のお約束の世界なわけです。


別の言い方をすれば、パターンを交換しあう会話は、手持ちのパターンの数を増やしておきさえすれば、先の予測(会話がどう展開していくか、ですね)が立ちやすい。

こうなると話している当人も気持ちに余裕ができるし、落ち着いて会話の流れや変化に対応していきやすいわけです。

続きはまた明日。

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