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Twitterで斜め読みするCNNニュースが、お気に入り。

皆さん、ワタクシなどは、ほんの数日前に知ったのですが(笑)、”Twitter”というウェブの新サービス、ご存知でしょうか?

ワタクシもイマイチ疎いので、ひょっとしたら説明が不正確かもしれませんが、一言でいえば、『自分の動きに注目しているヒトに対して、PCやケータイから、リアルタイムでショートメッセージを一斉に送れるオンラインサービス』のことです。

特定の仲間やグループに限っても、また不特定多数に対しても使い分けることができるようですが。
例えば「今、渋谷で飲んでいます。2時間後に、青山の××に移動します。9時にこれる人、一緒に飲みましょう」といった短いメッセージを、外からケータイを使って、断続的にTwitter上の自分の登録ページに、アップロードしたりするわけです。

それを見た人がまたTwitter上で反応して…といった風で、なるほど、いちいち電話をして飲みのお誘いをするよりは、楽そうですなぁ。

メッセージが140文字と、とにかく短く制限されているのが、特徴らしいです。

ワタクシ、そうまで密接に自分の動向をお知らせする必要性が全くアリマセンので(笑)、「ふーん」と思って読み流しておりましたが、このTwitterを使って、CNNがCNN Breaking Newsを流していることを知り、「おぉ、こりゃいい」とばかりにさっそく、「お気に入り」と「RSS Reader」に登録しました。

twitter CNN cnnbrk

別にCNNでなくともよいのですが、ウェブで海外ニュースサイトを見ていると、記事が長くてボリュームもあって、多少読み疲れる時がないですか?

ほら、headlineのリンクをたどって、どうしても中身を結構読んじゃって、意外に時間を使ったりもしますしね。

これまではheadlineと最初のパラグラフくらいで済ませていたのですが。

個人的には、「いつ、何があった」という海外ニュースのホントの「核となる部分だけ」を、テロップをscanするような感じで、読み流していけるものがあればいいのに…と、ずっと思っておりました。

今回のCNNのtwitter版は、そのメッセージ文字数の制限から、ほぼheadlineだけわけです。
速報ニュースの性質とピッタリあっていて、ワタクシはずいぶん気にいってしまいました。

今のところさほどひんぱんな更新でもなさそうですが、バーッと読みながすだけでポイントだけがつかめ、個人的にはなかなかゴキゲンな状態です。

皆さんもひとつ、いかがでしょうか?(笑)

(2)たまには、長い英文を読もう。

最近はネット環境の整備とデジタルコンテンツの普及が進み、ちょっとした英語の勉強は、実にやりやすくなりました。

大量の英語教材がネットにあふれている現在、その気になれば教材購入のおカネすらほとんどかけずに、英語の実力を大きく伸ばすことも可能でしょう。

ただ、学習環境が整備される一方、大きな落とし穴がひとつ、あるように思えるのですね。

その落とし穴は、ネットにあふれる英語関連の情報が、基本的に、「リアルタイムに」「最新情報を」「1ページあたりの容量は多くせず、代わりにページ数を大量に増やすことで伝えていく」構造となっていることから生じることのように思います。

ネットで英語ブログなどを多く読まれている皆さんのような方々は(笑)、比較的、短く少ない分量の英語を読むことにどうしてもなりがちだと思うのです。

それが常態化しますと、長くボリュームのある英文を最後まで読み、じっくりその趣旨なり論理なりを追って考えていく、といったことをするための気力が、だんだん衰えてくる可能性があるのですね。

これは危ないですよ。

短い文章ばっかり追いかけてると、ちょっと量が多そうな英文を見ただけで、もう手がでなくなってくる。
最初のパラグラフだけちらっとよんで、「最初に書かれた結論だけさっとみておけば、もういいや」と、だんだんなってくる。

要領よくやっているようでいて、実は長いものをじっくり読む、気力そのものが落ちてきているのかもしれないのです。

(画面で長いものを読んでると目が疲れてくる…といった別の問題もあるかもしれませんね(笑))

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(1)たまには、長い英文を読もう。

今日は、英語を読むこと、それも「長い文章を読む練習」についてです。

たまには、そう、週に1回ペース位のたまに、でよいので「ある程度の長さから成る(できれば良質の)ひとまとまりの英語の文章」を、腰を据えて読む、ということを習慣化するようにしましょう。

毎日とは申しません。(ただし、短い文章ならば、できれば毎日でも何かしら読んだほうがよいと思いますが。)

ここでお話しているのは、あくまで、長文の英語についてです。

例をあげると、Newsweek等の特集ページ程度の長さ、A4で3、4ページ程度の分量で書かれている、ひとまとまりの特集記事なり、評論なり、あるいはエッセイなりを、イメージしています。

皆さん、最近は長い英語の文章を、どれくらい読んでいるでしょうか?

実際、そんなに長い文章を読む機会がない、あるいは機会があっても長いものは読まないということが、意外に多いのではないでしょうか。

実はワタクシも、今となっては普段は長い英文は、あまり読まないのですね。
英語の長文に接するのは、会社で、ごくごくたまに、仕事上の関連書類を読む時くらいです。

それですら、ビジネス上のものなので、ポイントだけ拾い読みするくらいで終わっています。
普段は読むにしても、ネットでCNNなどに行って、関心のある英文Newsのヘッドラインをざらっと読むくらいで終わっています。

ですので、こんなことを言えた立場でもないのですが、それでも時々は、コーヒーの残りが冷たくなるまでスタバなどでねばって、Newsweekなどを読めるだけ読むという程度のことは意識してやるようにしています。

なぜ、長い文章を読むことを、おすすめするのか?

これはもう、はっきりいって「長いものを読みきる気力を養うトレーニングのため」です。

明日に続きます。

海外サイトで、日記をたまに読んでみるのも悪くない。

ブログで他人の日記を読むのもそろそろ飽きた・・・という方もいらっしゃるでしょうが、海外の日記サイトなどをご覧になったことは、ありますでしょうか?

ネットで探すといろいろあります。
例えばこんなヤツですね。(これは画面が暗くてちょっと読みにくいですが、オープンで読める例として)

http://www.my-diary.org/surf/

ワタクシはたまに、ネットで調べ物をしている合間に、無作為にこの手のサイトに入って、読むともなく見ている時があります。

この手のサイトは会員制だったりするものも多いですが、会員になって日記でもちゃんと毎日書いていれば数稽古もつめて、十分ライティングの練習となるかもしれませんね。
(ワタクシはこの日記で手一杯なので、やる予定はありませんが(笑))。

こういう日記を読んで、リーディングの練習をしようとかライティングの参考にしようとか、言いたいわけではありません。

こういうところで書かれている英語は、みてすぐにお気づきのとおり、スペルミスはあるわ文法もいい加減だわ、上品とはいえない言葉遣い満載だわで、そもそもまともに考えたらとても学習の参考にはならないですしね。

それでも、活きた気持ちが書かれていて、たまにちゃんと読んじゃいます。

切々と好きなヒトに告白したときの心情とか、やることがなくて孤独だという魂の叫びとか、感情のヒダのようなものが伝わってきて、思わず英語であることを忘れるときがあります。

活きた英語が、こういう文法も論理展開もない文章の中に、確かに息づいているのを感じます。

これぐらい肩の力を抜いて、英語に向き合うのも悪くないかァ・・・と、こういう日記を読んでいるうちに思えてきます。

テストで間違ったりTOEICのスコアが低くて・・・などといったことでマジメに悩んでいることが、一瞬、無駄なことのように感じるくらい(笑)。

日本人向けの学習という点では、ホントはやさしい洋書を読むのが良いんでしょうが、整えられていない活きた英語に触れる機会を増やしてみたい方は、たまにはこういうのを読んでおくのも、気分転換になると思いますよ。

ネットは目が疲れるし・・・という方もいるかもしれませんので、本も一冊ご紹介しておきますね。

「英語の日記を読んでみよう」(廣済堂出版)

(5)英文は速読するに限る。

昨日、英文の速読にはもうひとつポイントがある、といって話を終えておきながら、またひとつ大事なことを思い出して、あわてて追加するワタクシ。どうぞお許しを。

といっても、英文の速読自体については、昨日まで書いたところまでで、大体ポイントはあげたつもりです。

今日の日記で強調しておきたいのは、「並行して、ぜひ日本語の速読の練習もしましょう」と、いうことなのです。

母国語である日本語が速く読めなくて、外国語である英語だけが猛スピードで読めるようになる、ということは、原理的にあり得ないわけでありまして。

「自分は日本語の文章を読むのがさほど速くない、いや遅いほうかも…。」とお心当たりのある方は、先に日本語の速読の練習をすることを、考えてみてください。

日本語と英語は言語学的には全く異なる体系ではありますが、「文章の塊からすばやくその意味するところ、大意をつかみ取る」というノウハウ的な部分においては、共通するところ大というか、同じではないのか?と、ワタクシは最近、実感している次第です。

英語は文章の冒頭に結論がきて、日本語はどうしても最後に結論が登場しがちだ、といった構成上の差異などは確かにあるのですが、まとまったボリュームの文章から必要な部分だけを高速で抜き出し、結論がどこにあるかをサーチするという、頭の中で高速で行うプロセスは共通しているはずです。

さらに大事なのは…。

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(4)英文は速読するに限る。

英文の速読は、とにかく心の中で「速く!速く!」といいきかせながら読むことだけでよい、と昨日書きましたが、実はポイントがもうひとつあります。

それは、「新聞の特集記事でもエッセイでも旅行記でも、ひとまとまり完結したところまで読み終わるまでは、とにかく辞書を引かないこと!」です。

辞書を引くと、頭の中のエンジンがせっかく高速回転し始めたところで、いきなり逆方向にブレーキをかけようとするようなものです。

辞書を引かないまま読み終えると、なんとなく6割とか7割しか理解できていないという自覚が、ありありと自分の中に、残りますよね。

それでいいのです。完璧主義はイケマセン。

それよりは、量をこなすことを考えたほうがよいです。
なるべく色々なジャンルの英文を、速くたくさん読むようにする。

そう、日本語で新聞記事を読む時のことを、イメージしてみてください。
忙しい朝なんか、最初のパラグラフと、あと目に付いたところを数箇所拾って、細かいディテールは放置でしょ。

「日本語は読めばわかるが読まないだけ、英語は違うんだよ」、と思われますか?
でも、どちらもろくに頭の中に残っていないという点では(笑)、結果は一緒だと思うんですがね。

こういう類の速読の練習を長期間続けていると、いったい何が起きるか。

それは…

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(3)英文は速読するに限る。

それでは、英文を速読するやり方です。

速読は、専門の速読教室(しかも英語ですからね)に行って、というほどのこともなく、いくつかのコツを押さえておけば、自宅で気軽にできますよ。

まず、何を読むか?を、決めないといけませんね。

まぁ、自分の現在の英文読解力と興味に応じて決めていけばいい、とは思うんですが。

あんまり古くさい英語とか、自分が極端に背景知識を持っていない分野、またあんまりひねくり回した言い回しの多いもの、逆にやさしすぎて練習効果が薄そうなもの。
こういったものだけを、とりあえず、遠ざけておけばよいでしょうね。

自分の知らない単語が思ったよりちょっと多くて、読むときに多少つっかかるかな…、くらいの印象を持つ文章が、よいと思います。

そういう意味では、どちらかといえばジャンル的には、長編小説などは後回しにしたほうがよいかもしれませんね。
あまり細かい描写を読み飛ばしてしまうと、ストーリーの骨子がわかったとしてもなんとなくフラストレーションを感じるでしょうし、日英問わず、小説は、どちらかというと速読しないほうがよい類のものでしょうからね。

ではいよいよ速読開始、となった時の注意点を。

ほんの、二・三点程度です。 まず・・・

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(2)英文は速読するに限る。

英文を速読することの効用は色々ありますが、一言でいうと「通常以上のスピードで読むという負荷をかけることで、脳の処理速度が速くなる」ことでしょうか。

そしていったん脳がスピード慣れしてしまうと、普通の速さで読むときに、脳内の処理回路にすっかり余裕ができてしまって、文章を追って意味をとる以外に、頭の中に生まれた「ノリシロ部分」を使って、ほかのいろいろなことに思いをめぐらせることができるようになってくるのです。

この速読による副産物として手に入れた「ノリシロ部分」の効用には、ことのほか大きなものがあります。

つまり、それまでは意味がとれても、その文章が織り成す体系が、頭の中で全くイメージできていなかったのに、このノリシロ部分が作動することによって、全体像を把握するのみならず、それに対する自分の意見や思いを巡らす「精神的余裕」というヤツが、生まれてくるわけです。

言い換えれば、本当の意味で文章を味わうことができるようになってくる、のです。

別に英語でなく、日本語でもよいのですが、今の自分の読解力を大きく超えるような文章を読んだときに、目で字面を追うことで、日本語として書かれている一文一文は一応わかるけれども、結局はトータルで何を言いたかったのか?という、「メッセージが、さっぱり頭の中にイメージできない」ご経験はありませんでしょうか。

あれは、たとえ普段から使っている日本語であっても、難解な文章の表面上の字面を解読する作業に脳が酷使されていて、ノリシロの部分がない状態になっているからではないか、と思うのです。

英語を速読する練習を重ねることで、この頭の中に「ノリシロ部分」を作る作業が、だんだんと容易になってくるわけです。

(1)英文は速読するに限る。

英会話についての話題が比較的多いこのブログでありますが、本日は、リーディングについて書いてみたいと思います。

やれ英会話が何年勉強してもうまくならんとか、これだけやっているのに国際的な英語力は上から数えて数十番目だとか、散々な言われようの我が日本国民の英語力、でありますが。

ことリーディングに関しては、国際的水準に比して遜色ないというか、むしろかなりいい方なんでないの?と個人的には思っているのですが、いかがなものでしょうか。
統計とかを調べたわけではないんで、あくまでも感覚的なものなのですが。

だって中学・高校あたりでは、受験対策として、まず日常会話ではお目にかからないような難しい単語を、しこたま詰め込むのが普通ですし、数年間ですんごい分量の英文を読んでる(または読まされている)はずですからねぇ。

受験勉強に象徴されるように、締切を設定され合否のプレッシャーをぐいぐいかけられると、それこそ火事場の馬鹿力が働くのか、結構頑張っちゃうのは、人間の性というものでしょうか。

強制力がなければ、どう考えても、横文字の文章を、あんなにたくさん読まなかったよなぁ…と感じる御仁は、少なくとも、ワタクシの同世代には多いはずです。

あれだけの膨大な時間を、リーディングでなくネイティブ教師のもとで英会話に充てていたなら、今頃は英会話がペラペラ…という仮定のハナシは置いといて、そのリーディング、ですが。

ワタクシは断然、「英文を可能な限りの速さで速読する」ことこそが、英語の実力を飛躍的に向上させると考えています。

単語の一語一語をかみしめるようにしてゆっくり読むのは、自由な時間がたぁっぷりとあって、好きな作家の小説を、原書で何日もかけて少しづつ少しづつ、味わって読むような状況下だけでよろし。

忙しい現代、背後から何かに追われているかの如く、目が脳の処理速度を飛び越えて先に先にと進んでしまっているような読み方こそ、ブラッシュアップするべきなのです。続きます。


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